今日のお話は相手に対しての決めつけというテーマです。
ふるさとの家でおっちゃんが色んな話してくれたんですが
よくいる野菜食べない子供の親が、
「この子、野菜食べないから」
と畑で採れたての野菜を渡そうとしたおっちゃんに言うそうです。
おっちゃんからしたら親がそんなこと言うとるからいかんのじゃ!と。
ふるさとの家来たらトマト食べん子も、畑で自分で採ったのは食べるんだよ。親が決めつけて子供の経験奪うな!という意味です。
確かにそうだなぁと納得。
何度かその人の行動を見て、この人は○○が出来ないんだなーとか○○な性格なんだなーとか判断しますが、
特に子供や部下に対してそう決めつけてかかると、相手はその範囲でしか行動をしなくなります。
例えば初対面の人が苦手な人に、この人は苦手だろうから別の人に対応させようと、優しさか気遣いかで行動をしたとすると
その範ちゅうでしか成長しません。
苦手を苦手だからと隅に追いやるのでは何の意味もない。
だから野菜嫌いな子供は親から「この子は野菜嫌い」と何度も聞くことにより、自分は野菜が嫌いという確固たる決めつけが出来上がってしまうんですね。
相手に対しても自分に対しても、好みを知ることは大切ですが、常に上書きしていける柔軟な対応をしていこうと思います。