針と糸

ぶん太の最後の日のこと◇◇

3月7日未明に息を引き取ったぶん太
自宅近くにペットの訪問火葬の業者さんがちょうどあり
電話で見積もり
午後には、火葬してもらうことができました
主人は仕事を休み、私は午前中だけ仕事へ
いってきますと触ったぶん太の体はまだ柔らかく温かかった

火葬の前
亡くなる前に便を大量に出し切って
生きているうちに流して綺麗になっていたので
火葬に向かう前には、綺麗な状態で
(この時は死後硬直して硬くなっていてほんとに死んじゃったんだなと思いました)
とくに綺麗にしないといけないような感じもなかったけれど
一応ブラッシングして蒸しタオルで顔まわりを拭いてあげ
綺麗好きぶんちゃんさすがだね、綺麗にしてから死ぬなんてと

うちのぶん太、トイレだけはしっかりできる子でした
たまに間に合わなかったり、踏ん張ったら出てしまったみたいな失敗をすると
とても申し訳なさそうな顔をするくらいで
(これも数えるくらいしか失敗した記憶がない)
なんだかね、おトイレはぼく自信あるよ!と思ってる風だったんで:苦笑
そんな感じなので
ぶん太のプライドを傷つけちゃいけないと思って
ギリギリまで、オムツを使わないでいたんですけどね
実際
犬用おむつ2PK、オムツカバー2枚も用意しておいたのに
最後の日に、オムツを1枚使用しただけ。。。

火葬:立ち合い個別火葬(持ち込み)
マンション住まいの為
自宅近くで訪問火葬ではなく
指定の場所にぶん太を連れて行って、立ち合い火葬にしました

人間の斎場のような立派な建物をイメージして行くと
えっここで火葬するの?と不安になるくらい普通の家のような場所だったんで
ちょっと大丈夫なんですか?と不安になったりもしたのですが
いざ一通り火葬してもらうと
ここで良かったなと思えて結果満足でした

火葬:かわいいお骨

ぬいぐるみ毛布、大好きだった卵ボーロを持たせ
取り仕切ってくれた男性スタッフさんが、とても感じの良い方だった
収骨の時も、お骨の説明や会話もなごやかに
素人目にも、とてもぶん太の骨が綺麗に焼かれていたことが
何よりうれしかったです
良い焼き具合というか・・・
こういうのも火葬する人の技量によってたぶん違うのだろうから・・・

ほんと火葬された骨になった姿が、骨になってもぶん太らしくって
思わず私「かわいい」と声に出してしまったくらいでした
頭の骨がいつも撫でている頭の形そのままで、ほんとうに愛おしくて
人間は頭蓋骨を最後ハンマーで砕いたりしてから骨壺に入れるけど
ペットの場合骨壺に、そのまま入れてくれるそうです
(火葬される直前に、炎がついて音がボッと聞こえた時は思わず泣いてしまったけれど・・・)

人間と同じ斎場でのペット火葬は
施設も立派で、なんとなく信用されるっていうか安心感があると思うけど
受付は人間と同じ場所でも、裏から入って下さいと言われることも多いらしく
亡くなってもなお、人間と区別されるようなら
はじめからペットありきの業者でお願いしたほうが気詰まりがなくて良いかもねと
わざわざ、死んでまで人間のルールで縛られる必要もないよねと

立ち合いで目の前で火葬後、収骨して
すぐにみんなで自宅に帰宅

その日は、翌日が雪予報がでていて、曇り空な日だったのに
ぶん太を火葬している間の2時間程
晴れ間が出て、青い空が広がってたんです
よかったねぶん太

夕方は、往診の先生がかけつけてくれ
鎮静剤の事、大量の便が出たことなど話しながら
安楽死を選択せずに済んだのは結果良かったし
先生がいてくれて、精神的に私が助かったことをお伝えして
ほんとに、悔いなく最後まで看取れたなと

こんな感じで悲しくて寂しいには変わりないけれど
やり切れました

(すべてが終わって回想~)











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