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ヌメリスギタケモドキ (老菌)

2010年12月07日 | キノコ のこのこ げんきのこ
ヌメリスギタケモドキ (老菌)

Pholiota aurivella (Batsch : Fr.) Kummer
モエギタケ科 スギタケ属



春から秋にかけて各種広葉樹、特にヤナギ類やハンノキ類の枯れ木上に束生する。
秋のイメージが強いが、春にも秋ほどの量では無いが発生する。

釣り人には1番馴染みのあるキノコかも知れない。



傘は初め丸山形からまんじゅう形で後に平らに開く。
傘は淡黄色から黄色で後に黄褐色から黄さび色。
傘の表面には暗褐色で三角形の繊維状鱗片が圧着する。
傘には強い粘性がある。
ひだは柄に直生から上生して密。
初め淡黄色、後に暗さび褐色となる。
柄は傘とほぼ同色から赤褐色。
柄の表面は下部から中上位まで褐色の繊維状片鱗に覆われササクレ状。
柄の上部は平滑。
柄には粘性がない。
柄は中実で肉は黄白色。
ツバは繊維状で早落性。




可食。  柄の部分は硬い。まだヒダが暗褐色になる前の、カサの部分だけを利用する。



似ているキノコ : ヌメリスギタケ

              ヌメリスギタケは柄まで粘性がある点で区別できる。












キノコの同定には間違いもあるかと思われます。
誤り等を発見された方はお手数ですが御一報頂けるとありがたいです(コメントorメール)。
またブログ上のキノコが可食キノコか毒キノコかの判断は
複数の図鑑で確認するなど、各自の責任において行ってください。



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