津山でお花見してきました。
行ったのは鶴山公園。
いわゆる津山城の城址です。
ちょうど桜まつり中で大変な人出でした。
天気予報は雨だったんだけど、降らなそうでよかった~とか思っていたら
あに図らんや、強い日差しになって帽子を持って来ればよかったと思うくらいでした。
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備中櫓を下から臨む
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桜越しの市街。
ちょっと見えにくいですが、画面を横切って流れているのが吉井川、
左奥の大きな建物が作陽学園だそうです。
オダギリジョーが作陽高校出身でしたよね~(あ、そういえばドラマが始まるんだっけ)
ついでに足を延ばして、重文の遷喬(せんきょう)小学校も見てきました。
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明治時代に建てられた尋常小学校の校舎で、つい20年前まで本当に子どもたちの学び舎として使われていました。
稲垣吾郎氏の「犬神家の一族」や「allways 三丁目の夕日」のロケ地としても有名らしいです。
実写版「火垂るの墓」では講堂が使われたとか……
オール木造で、木造の階段がらせん状になっている珍しい構造とか、
つい最近まで本当に使われていたらしい、生活実感のある補修跡とか、
楽しかったです。
私の通った小学校も木造校舎だったので、
(今はあとかたもなく生まれ変わってしまいましたが…)
木のぬくもりがとても懐かしく、胸の温まるひとときを過ごしました。
教室はこんな感じ。
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手前の黒いのはオルガンです。
「遷喬」って変わった名前だなあと思ったら、山田方谷の書いた額
「出自幽谷遷于喬木」
に由来するのだそうで。
書き下すと「幽谷より出で喬木に遷る」かなあ。
主語がないけど、谷を出て高木に遷るものといえば、鳥?
鳥が、本来の場所を求めるということなのかな?
何だかジュンギにぴったりね~♪とか思ったので、気になって、帰ってから調べてみました。
『詩経』の一節なんですね。
朱熹の注によると、
鳥が暗い谷を出て樹上の高みで鳴き、友を求めるように、
人もまた友を求めずにはいられないということなんだそうです。
「出自幽谷遷于喬木」
いい言葉だなあ。
この遷喬尋常小学校で、週末には「元給食のおばちゃん」が作る、
給食が食べられる(¥800)というサービスもあるそうなので、
機会があれば近郷の方はぜひお出かけになってみてください。
行ったのは鶴山公園。
いわゆる津山城の城址です。
ちょうど桜まつり中で大変な人出でした。
天気予報は雨だったんだけど、降らなそうでよかった~とか思っていたら
あに図らんや、強い日差しになって帽子を持って来ればよかったと思うくらいでした。
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備中櫓を下から臨む

桜越しの市街。
ちょっと見えにくいですが、画面を横切って流れているのが吉井川、
左奥の大きな建物が作陽学園だそうです。
オダギリジョーが作陽高校出身でしたよね~(あ、そういえばドラマが始まるんだっけ)
ついでに足を延ばして、重文の遷喬(せんきょう)小学校も見てきました。
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明治時代に建てられた尋常小学校の校舎で、つい20年前まで本当に子どもたちの学び舎として使われていました。
稲垣吾郎氏の「犬神家の一族」や「allways 三丁目の夕日」のロケ地としても有名らしいです。
実写版「火垂るの墓」では講堂が使われたとか……
オール木造で、木造の階段がらせん状になっている珍しい構造とか、
つい最近まで本当に使われていたらしい、生活実感のある補修跡とか、
楽しかったです。
私の通った小学校も木造校舎だったので、
(今はあとかたもなく生まれ変わってしまいましたが…)
木のぬくもりがとても懐かしく、胸の温まるひとときを過ごしました。
教室はこんな感じ。
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手前の黒いのはオルガンです。
「遷喬」って変わった名前だなあと思ったら、山田方谷の書いた額
「出自幽谷遷于喬木」
に由来するのだそうで。
書き下すと「幽谷より出で喬木に遷る」かなあ。
主語がないけど、谷を出て高木に遷るものといえば、鳥?
鳥が、本来の場所を求めるということなのかな?
何だかジュンギにぴったりね~♪とか思ったので、気になって、帰ってから調べてみました。
『詩経』の一節なんですね。
朱熹の注によると、
鳥が暗い谷を出て樹上の高みで鳴き、友を求めるように、
人もまた友を求めずにはいられないということなんだそうです。
「出自幽谷遷于喬木」
いい言葉だなあ。
この遷喬尋常小学校で、週末には「元給食のおばちゃん」が作る、
給食が食べられる(¥800)というサービスもあるそうなので、
機会があれば近郷の方はぜひお出かけになってみてください。