戦争・平和の本と映像 『核実験被ばく者の真実』新日本出版社、２０２２年 20220220
世界の核実験被害者の新しい本です。
赤旗編集局／編『核実験被ばく者の真実 ー 核兵器のない世界へ ー』新日本出版社、２０２２年１月２０日、１５５ページ、定価１５００円。
１つは２０１４年以来、日本政府の被爆隠しの闇と全国の被曝漁船を追った赤旗国民運動部の記録。
そのなかで三浦、髙地、沖縄、焼津などの被爆船と被災者救済の運動が生き生きと紹介されています。
もう１つは世界の核実験被害者を追った赤旗外信部の特派員の記録です。
とくに原水禁運動関係者は一読する価値があると思います。
第１章 内閣秘密会合記録と日米「政治決着」の“闇”
第２章 被災漁船員の先駆的たたかいとその証言
第３章 世界の核実験とマーシャル ー世界の核実験被害
本と映像 ユーチューブ動画「あれから１年、私たちの自由は？そして社会は？」 20211017
１０月２日開かれた「学問と表現の自由を守る会」の「あれから１年、私たちの自由は？そして社会は？」というユーチューブ動画が非常にいいです。
日本学術会議の６人を狙い撃ちした日本政府の１年。必見だと思います。。
日本政府の問題というより、時代の課題をかなり正確に表現しているように思います。
「チューズライフ・プロジェクト」でも見れるようです。
出典は「赤旗 １０月４日（１）面」でした。
本と映像 ２０２１日本平和大会のサイト 20211013
１１月２０日に開かれるオンライン日本平和大会のサイトができています。
日本平和委員会のホームページにアクセスして、表紙の日本平和大会のサイトに入ってください。
日本平和大会の情報が詰まっています。
直接 http://www.heiwataikai.info/ でも。
本と映像 映画「パンケーキを毒味する」（２０２１年、１０４分）
菅首相を真正面から風刺した映画なのですが、公開の最中に当の本人が辞任表明してしまうという喜劇のような展開。
実際の現実と映画はどちらが面白いか、見て確かめてください。
浜松では今日２４日（金）からシネマイーラで。１０月７日まで予定。上映時間は日によって変わります。シネマイーラのホームページで確認してください。
シネマイーラは 〒430-0944 静岡県浜松市中区田町315-34 TEL 053-489-5539
戦争と平和の本と映像 ５ 日本原水爆被害者団体協議会／編『被爆者からあなたに ー いま伝えたいこと ー』岩波ブックレット、２０２１年
７月１０日発行、Ａ５版、８２ページ、定価６２０円。
今年１月２２日、核兵器禁止条約が発効しました。１９４５年８月６日広島、８月９日長崎での被爆から７６年。１９５６年８月１０日からでも６５年。
表紙にこう書かれています。
「ふたたび被爆者をつくらないために」「原爆が心身にもたらす苦しみとたたかいながら、被爆の実相を訴えつづけてきた被爆者たち。核のない世界の実現を願い、次世代に伝えるメッセージ。」
「Ⅰ」で「原爆は人間に何をもたらしたか」が語られ、「Ⅱ」では「被団協運動のあゆみ」が語られます。
「Ⅲ」で「「核の傘」とは核兵器による脅迫」（ｐ７３）であることが語られ、未来をどのような世界にするかが語られます。
原爆のことを知るためには、被爆者のことを知らねばなりません。この小さな本は、そのための最良のガイドブックです。
これまで原水爆禁止運動や被爆者支援とかかわってきた人なら、具体的なあのシーン、この本が記憶のなかから浮かび上がってくるでしょう。
