この日 9月8日
70年前の1951年9月8日、アメリカ西海岸サンフランシスコで、日本との講和条約と旧日米安全保障条約が調印されました。
サ条約は旧連合国のなかでソ連などを除く48国との片面講和でした。
旧日米安保条約は日本の安全を保障するためでなく米軍占領を継続するのが目的で、当日日本代表6人のうち吉田茂首相1人しか署名しませんでした。
翌年2月には日米行政協定(後の地位協定)も調印されました。
この日はその後の日本戦後史を、憲法と民主主義から歪めていく出発点になった日でした。
今日は、私たちが戦後史を学びなおす再スタートの日としてふさわしいのではないでしょうか。
( 雨宮智彦 )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます