平和戦争 本と映像 3 那須田正幹/文、西村繁男/絵、『絵で読む 広島の原爆』福音館書店、1995年 20210814
27×31cm、84ページ、定価2500円(1995年)。
ついこのあいだ7月22日に79才で亡くなった広島市生まれの文学者・那須田正幹さんは3才で被爆しました。「それいけ、ズッコケ三人組」で有名ですが、「ヒロシマ」三部作やこの絵本の文なども書いています。
絵本です、と言っても子どもに読んであげる絵本ではなく、おとなが自分で読むための絵本だと思います。
見開きで18枚の俯瞰の絵で再現する広島の詳細なドキュメントです。とてもきびしいたいへんな作業です。それに加えて何ページもの年表や1枚1枚の絵の解説もすごいです。
ていねいに読み続けたいのと、なんとか動画化したいと思う。
ぜひみなさんそれぞれが手に入れて、生涯読み続けて欲しい本です。
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( 編集部 )
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