王国では魔王が復活し、伝説の勇者たちが10年ぶりに召喚されますが、主人公で伝説の魔法使いメイ（前田敦子）は、8ヶ月の子どもをワンオペ育児する身で、召喚に応じられず「保育所があいてないんです！」と訴えるところから始まります。
夫は育児能力ゼロで国王は子育て政策に興味がなく、同僚は無理解というなかなかの地獄絵図。第一話で追い込まれたメイは、とうとう仲間たちと子連れで冒険の旅に出かけてしまいます。
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先日放送された第２話は、復活した魔王（大地真央）が、人間の少子化について学ぶ場面が非常にコミカルかつシュールで笑えました。といっても内容は笑い事ではなく、
「子育てはメスがするという毒」
というセリフがリアル。その毒は人間が自分達で出している空気であるということがなかなか理解できない大地魔王がコミカルでよかったです。
魔王が人類を攻撃するまでもなく、ほっといても少子化で滅びていくというのが冗談じゃない感じで、なんたら恐ろしいドラマです。
