暑さ寒さも彼岸まで・・・・一昨日までは初夏を思わせる気候。
一転してお彼岸になったら冬に逆戻り。
お彼岸だからでしょうか 今日未明に去年の11月に亡くなった息子が会いに来てくれました。
細身ではありますがお顔もふっくらしていて 病気になる前と同じ顔です。
はにかんだような 恥ずかし気なそれでも満面の笑みを浮かべてゆっくり私の方に歩いてきました。
元気にしていますか～～ お父さんと仲良くしてますか？ 今日のお洋服はお母さんが買った物じゃなくて自分で選んだの？・・・初めて見る服だけどその色の服とても良く似合っているよ～～
私が話かけるだけで息子は何も言わず 相変わらずはにかんだ笑顔のままです。
もっともっと話をしたかったけど息子が居なくなる前に眼が覚めてしまい
目覚めた私は辺りを見回しましたがどこにも息子は見当たらず気配さえ全部かき消して行ってしまったようです。
起床後 すぐにお仏壇に向かい 「どうしてもっとゆっくりしていかなかったの？ もっともっとお話がしたかった・・・・」
お仏壇の前もお墓もお花でいっぱいにしました。
お花のアレンジが下手な私は4～5日前にお花のアレンジを予約に花屋さんに行きましたが どこの花屋さんでも「もう受けつけは終わりました。お彼岸の中日以降でしたらお受けしますが・・・・」のお返事で仕方なく切り花をドッサリ買ってきて大きな花瓶２個に挿して眺めております。
少し見栄っ張りだった夫には 「今年のお彼岸の花はお庭の花じゃなくてゴージャスでしょう？ 気に入ってくれた？・・・・」
夫からの返事は多分 「量が多ければ良いってもんじゃない！ 丁寧に美しく供えようとする気持ちが大事なんだ！」のお叱りの言葉かと思います。
そんな夫は２５年間で1回しか会いに来てくれません。
そんなことを思いながら つぶやきながら雨の日のお彼岸を過ごしております。
明日は住職さん 次男 姉夫婦が お中日には亡き息子の友人家族が来てくれます。
ゆっくり夫や息子を偲んでのお彼岸になればと思います。
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