輪工房の店長は今日も遊んでます

SPECIALIZEDおおたかの森 輪工房

長い距離を走るために

2004-09-25 06:49:35 | 中古自転車、特価自転車
輪工房で、MTBを売るときには、まず使い方を聞いています。
はじめての方はもちろん漠然としているので、どんなイメージで考えてますか?と聞いてます。
ホームページを見て・・・・、と言う方は、オフロードツーリングに行ってみたい方がほとんどなので、それなりの山を走りやすいサイズのMTBになります。

さてここからが違ってきます、走り始めてその人なりに使い方が定まってきて、山と日曜日のミニツーリングしか乗らない人、ダージャンしかやらなくなっちゃう人、どんどん早く走ることにはまってくる人、ロードタイヤをつけて何日もの長いツーリングに出る人、パーツやポジションの選び方がそれぞれなことはいうまでもないでしょう。
私なりに大体のイメージでそれぞれの使い方で簡単に分類すると、山ツーリングを快適に楽しむ為には、サドルとハンドルバーの高さがほぼ水平で、ライザーバー620mm位の長さ、ロングラン{チェンライなど}ではサドルよりバーが2センチ下、ストレートバーでハンドル幅はやや狭目560mmにエンドバー、クロスカントリーレースの場合、5センチ下で540mm幅のバーとエンドバー、下り系ジャンプ系はサドルは下げたままなので当然ハンドルバーを決めるのはスタンディングしたときのイメージですが、フロントを下げるときにはバーは当然すこしは高い場所にあったほうが、引きやすいですよね、バーの長さは650mm位を使っています。
今までの中にはハンドルバーまでに距離は入ってませんが、実はこれが重要です、人によって手足の長さが違うので、長さまではかけませんが、

ロングツーリングは、ハンドルバーを「手放し」で前かがみで乗って、これ以上だとバランスが取れない、上体を支えきれなくなる寸前で軽く手を伸ばしたときに、ハンドルバーを自然とつかめる位置にしています、腕が伸びきっていてはダメです。
そして山ツーリング用は、前かがみで肘を約90~100度くらいに曲げた位置にバーが来るようにステムなどで調節します。
どちらにしても上半身は腰上だけで支えて、腕にかかる体重は極力減らします
背筋がありバランスのいい人は、当然すこし前傾で乗れるために、ちょっとハンドル位置は低くなります、クロスカントリーレースは常に漕いでいるので、上半身を有効に使う為にも、けっこう前傾になりますが、それでもオフロードの場合は、長い距離を快適に走るためには、一般的には前傾しすぎると、腰や首が痛くなり、体が起きていたほうがショックを腕や下半身で吸収しやすくなるので、結果的に疲れが少ないように思われますよ。
まあこれはそのままanchoriteの作り方でもあるんですが・・・。

このごろは、この手の説明も多くなってきました。





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