冬枯れの道。大菩薩嶺~丸川峠にて。
2014年11月30日(日)
大菩薩嶺(2057m)/山梨県甲州市と北都留郡丹波山村
今回のコースと所要時間
所要時間合計(休憩等込み):約5時間弱
中央本線甲斐大和駅-(バス)-上日川峠
上日川峠…福ちゃん荘…(唐松尾根)…雷岩…大菩薩嶺(標高2057m)
…丸川峠(丸川荘)…登山口…大菩薩峠登山口バス停…大菩薩の湯
大菩薩の湯-(バス)-大菩薩峠登山口バス停-中央本線塩山駅
参考地図
山と高原地図12 大菩薩嶺
3週間まえのこと。今年は一度も大菩薩にお邪魔することなく、
終えてしまいそうで、何かせっつく胸の内。
期間限定の登山口行バス(※)も、1週間後の12月7日(日)まで。
ならば、晴れマークの並ぶ今日が一番と、出かけてきました。
※株式会社栄和交通 バス・タクシー/JR中央本線甲斐大和駅⇒上日川峠BS
今回の登山計画は、登りは唐松尾根~大菩薩嶺。
下山は、富士山を眺めながら大菩薩峠に向かい、さらに、広々とした笹原の
石丸峠、狼平でまったりし~小屋平BSに向かうコースです
「(・_・D フムフム、帰りには、ここからバスに乗る」と窓から外を見たりしていました…
ところが、ほぼ快晴の気象予報は大幅に崩れ、登山口に近づくほどに
青空を探せ状態となり、上日川峠に着いた頃には、すっぽり、雲に覆われてしまいました。
これでは、富士山に南アルプス、甲府盆地を視野に入れながらの
快適な稜線歩きは望むべくもありません。
仕方がないので、久しく歩いていませんし、近々歩きたいと思っていた
丸川峠~裂石コースで下山することにしました。
こちらはもとより展望がよくありませんから、曇っていても差し支えないのです。
幸運にも、上日川峠で提出した登山計画書には、
お天気次第で丸川峠~裂石コースに下山する第二案も書いておきましたから、
コース変更による万が一の弊害を思い煩うこともありません。
上日川峠~唐松尾根~大菩薩嶺
スマホGPSを設定し、トイレを済ませ、登山計画書をロッジ長兵衛の
登山ポストに入れて、出発しました。
直ぐに、山道と舗装路に分かれます。私はいつも山道が好き。
現在は、甲斐大和駅-上日川峠の間に路線バスがありますが、バスの走らない時代には
塩山駅からタクシーで裂石を経て福ちゃん荘まで入ると、とても楽でした。
小さなアップダウンを繰り返し…
まもなく、福ちゃん荘の脇を通り抜けて福ちゃん荘の正面に出ました。
ここは、すでに標高1740m。トイレもあります。
唐松尾根の急登で汗をかきそうなので上着を一枚脱ぎました。
晴れマークがずらっと並んでいましたのに、本当に残念。、
富士山も南アルプスも甲府盆地も見えません。大菩薩湖は見えますね。
胸突き八丁の急登。雷岩のある稜線まであと5分。
着きました! 冬枯れの雷岩は、とても静かです。
シーズンオンの賑わい今は無く
展望の良いここで昼食を摂るたくさんの登山者さんの賑わいが、登ってくるときにも
頭の上から聞こえてくるのですが、冬枯れの山は、落ち着きすぎて、ちょっと寂しい。
晴れると、こんなに絶景です(^^) 12/05/13雷岩から撮影。
雷岩から大菩薩嶺まで約10分。
至る道にはところどころに雪が残っていましたが、
昨夜、麓の集落では雨が降ったそうですから標高の高いここでは雪になったのでしょう。
或いは、それ以前の残雪もあったかな? あっても、不思議はありません。
2007年4月28~29日に裂石-丸川峠-大菩薩嶺-小金沢連嶺-湯ノ沢峠を縦走した折に
初日の大菩薩嶺で吹雪になったのです。もう、吃驚でした。
例え、南関東でも、季節の変わり目で標高2000m越えの山には、油断は禁物ですね。
大菩薩嶺~丸川峠~大菩薩登山口BS
昼食している間に、寒くなってきました。スタート時、ロッジ長兵衛の寒暖計が
6度でしたから、今は恐らく4度以下になっていたかもしれません。
それでも、食事中に着た上着をエイッとばかり脱いで、下山開始です。
まずは、北へ向かい直ぐに北西へ、丸川荘でグイッと方角を変え南西に向います。
北側に雪がどれほど残っているのか気になりますが、大したことはありませんでした。
念のため、チェーンスパイクを持っています。
「こちらのコースは初めてですが、上日川峠からの道と比べ、
ずいぶん雰囲気が違いますね」と、出会った若い単独女性さん。
なるほどそうですね、暫くは石凸凹道が続きますし、北側なので少し暗い感じもしますから。
懐かしい丸川荘を見下ろすところまで来ました。
※柳沢峠-鶏冠山-丸川荘(泊)-大菩薩峠-石丸峠-牛ノ寝通り-小菅を歩いた時に
泊めていただきました
丸川峠への下りはぬかるんで、滑ります。転びはしませんでしたが、
2本杖の方が、滑ると言いながらも余裕がありそうで、やっぱり2本杖は良さそうですね。
周囲を樹林に囲まれて眺望の開けない丸川峠で、ここが唯一開けたところ。
その上、まるで図ったかのように裾野をひいた富士山が見えるのですが、
あいにく今日は、見えませぬ。残念!
いかにも山小屋らしい丸川荘。建物の裏側(北側)でミニ休憩。トイレをお借りし
甘いコーヒー、スポーツゼリーでエネルギー補給。
※トイレは有料。素朴なトイレですが匂いはなく、清潔です。「一声かけて」。
黙ってはいると注意されますよ。これは、昔どおりです(^^)
裂石・大菩薩登山口へ
小屋近くの標柱
裂石方面に向かいます。晴れならば真ん前に富士山が見えるのですぅ~
暫くは、このような道。その後、僅かの区間ですが新道に導かれ、どんどん下りました。
日没が早くなっているので、早めの行動です。
木々の間から観るあの尖山の名は? 大菩薩連嶺の熊沢山(1978m)? 天狗棚山(1957m)?
家に帰ったら調べましょうで調べたのですが;;;;(;・・)ゞウーン
この辺りから、以前の記憶がさっぱりないのです。
こんなところあったかな? 道が新しくなったのかしら?
沢に降り、このような堰をいくつか右に見ながら下ってゆきました。
昔は、大きな石がごろごろした、とても歩きにくい道があったのだけど
沢の流れがきれいだこと(^^)
舗装した道に出て、そのまま進んだ先が丸川峠分岐駐車場。
此処の標識は↓ ここが実際の登山口であるけれど、バス停はさらに先。
階段が崩れてしまった雲峰寺を右に、裂石登山口駐車場の名前を左に見ながら
トイレもあるね‥など20分で大菩薩峠登山口BSに着きました。
山岳の車運転苦手な私が、次に大菩薩にお邪魔できるのは、甲斐大和駅から
上日川峠までのバスが動き出す4月中旬以降です。
白い大菩薩と青い空。そんなシチュエーションに自分を置いてみたいけれど
それは夢のまた夢。
今日も、元気に下山できました。感謝です(*´∇`*)
今年も残すところ一週間となりました。
相変わらず一人山行きですね。勇気がありますね。
大菩薩峠には3回ほど行ってますが、もうどんな山だったか記憶は薄れています。
そんな山の話をお聞きしたいです。
トレーニングになったのですが、
現在は、意識して山に登らないと、体力が落ちてしまいます。
で、時間と気象と気分の合った時に登るには
身動きしやすい一人登山になってしまいます。
会山行にも参加しているのですが、たまたまブログ化していなかったりして
一人登山が目立っていますね。
一人登山は、決していいこととは思っていないので
山から下りてくると、いつも、「良かった。なにごともなく」と
おもうのです。
「今日もありがとう」って、周りのすべての人、自然に対して
かんしゃのきもちでいっぱいになります。
上手く、お伝えできないのだけど・・・。
山のお話しましょうね。
今年も残すこと数日になってきました。
11がつ、久しぶりに高尾山山頂にいってきました。年末は子供たちが帰ってくるので駄目ですが年が明けたら一人で高尾山にいくつもりです。(けーぶるをつかう)
お天気の良い日を選びます。
ことしも楽しい山旅、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。2305
高尾山にいらっしゃったのですね。
「今度は一人で」ということは、久しぶりの高尾山に登られて
とても楽しく、体力的にも自信がついたということでしょう。
高尾山にはケーブルカーがありますし、入山も多いので、
いざという時には心強いですよね。
私、12月は仕事が忙しく、風邪もひいてしまったので
全く登れませんでした。
咳が止まり、生活が落ち着いたら、また、登りたい。
新年初登山は、私も、高尾山になりますよ。
おみやさん、この一年間どうもありがとう。
また、来年もよろしくお願いします。
雪もチラチラ見えて・・・
富士山きれい~って見たのは、前の画像なんですねぇ
今年の記事は終わりかな~?
1年間おつき合いありがとう
hanasakuさんのことだから、たぶんアップしてない山もいっぱい残っているんだろうね
年末主婦仕事が終わったら、たっぷり見せてくださいね!楽しみにしてます
年末が押し詰まってきました。
今年も楽しい記事をありがとうございました。
そして8位おめでとうございます。
今年最後の訪問になりますが良いお年をお迎えください。
明日は、お正月料理に取り掛かるのだけれど、
まだ、とっちらかってますぅ
年賀状作成が順調だったので、納戸を片付け始めたら、
大仕事になってしまいました。
こんなに徹底的に始末したのは引っ越し以来の14年ぶりだから、
本だけでも(;-_-) =3 フゥ
高価なものは捨てられなくてとっておいた洋服も、
ばっさばっさ処分しました。
ウェストがきつくなってたから~
自分の人生を振り返ることができる、最小限のものを残したら、
あとは、とってもシンプル。
まるで、身辺整理。スカッとしました。
ということで、年末頑張っております。
また、来年もよろしくおねがいします
年々速くなるけれど、年末は殊にそう、
駆け足でお正月に飛び込んでゆくようです。
ブログランキングに参加して、モチベーションは確かに上がるのですが、
更新は、やっぱりなかなか難しくて
ぶろぐ村さんのお勧めで、女性登山者・山ガールにも入ってみました。
気が付かなかたけれどカテゴリーがいっぱいあるのですね。
嬉しいクリックをありがとうございます。
おかげさまで、ちょっと上がったようです。
すっかりご無沙汰してしまいました。
実は昨年暮れに実家の父が他界いた
しましてあれこれしているうちに年
が変わってしましまったのです。
昨日大晦日から今日になりまして大
掃除。やっと一区切りしたところで
す。
さて、年賀のご挨拶は喪中のため申
し上げられませんが、今年も宜しく
お願いいたします。
謹んでお悔やみ申し上げます。
地理佐渡・・さんも、心身ともにご自愛なっさって
くださいね。
暫くはなすべきことがあって、動かざるを得ませんが
死別は本当につらいもの、ましてご尊父様であれば
いっそうのことで、
心理的ダメージは大きいものです。
突然、涙があふれたり・・して。
神様がいつのまにか癒してくれるまでの数か月、
どうぞお体にお気をつけなさって下さい。
今年もよろしくお願いいたします。