![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/ff/9604b4633eed3ad18530e3be40aa35ca.jpg)
八重のニッコウキスゲ、ご存知ですか?
大変珍しいのだそうです。
それは、2003年夏に飯豊連峰を縦走した折、
飯豊本山(2105m)から御西岳(2013m)に向かう稜線上の広大なお花畑でのことでした。
縦走はじめて2日目(8月4日)、切合小屋を(6時25分に)スタートした時から
雲行きが悪く、
飯豊本山山頂では雨が雹に変わってしまいました。
展望は全くなく、この道でいいのかしらって思うほど広がりのある、霧に包まれた稜線を
重量感のあるザックに喘ぎながら、ぼとぼと足を進めていました。
とは言え、飯豊本山から御西岳に向かう、このコースは飯豊連峰でも名だたる花の名所。
霧の中に広がる、端っこが見えないほどの広大なお花畑に
いつしか心は軽々お花畑を舞って・・・。
(えっ!) 前方から、複数の人の声がして
おりよく差し込んできた薄日の先に・・・黄色の中に・・・3人の男性が。
休息されているらしい。
そこは、あっちもこっちもどこまでも広がるニッコウキスゲの大群落でした。
あまりの見事さに、遅れているコースタイムなんぞ、どうでもよくなって、
ザック放り出しカメラ取り出し・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
「これを撮らなきゃ駄目だよ。八重だよ。こんなのめったにないからなー」と、一人の男性が指差す先は、
登山道とお花畑の境。「どこどこ?」「よく踏まれなかったなぁ」と
歩いて来られ、しゃがんで「この花びらがこうで、こっちと比べると八重が解るだろ」って、
いろいろと親切に、お話いただきました。(学者さんかな? 先生って呼ばれているし・・・)
別の男性(写真担当されているようでした)が、この本に詳しく書いてあるからと
渡してくださったメモには、『 飯豊連峰 万年雪とお花畑 』(歴史春秋社) 小荒井 実
って書いてありました。「ご本の著者?」、頷かれました。
良く見ればガイドさんも同行されていて、ザックが傍らにおいてありました。
しばし時間が過ぎて、3人の男性は飯豊本山の方向へ、私たちは御西小屋へ向かいました。
予定時刻をとっくに過ぎた13時に小屋へ到着。
午後からは雷雨の予報も出ていましたから、今日はここまでです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
大変珍しいのだそうです。
それは、2003年夏に飯豊連峰を縦走した折、
飯豊本山(2105m)から御西岳(2013m)に向かう稜線上の広大なお花畑でのことでした。
縦走はじめて2日目(8月4日)、切合小屋を(6時25分に)スタートした時から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
飯豊本山山頂では雨が雹に変わってしまいました。
展望は全くなく、この道でいいのかしらって思うほど広がりのある、霧に包まれた稜線を
重量感のあるザックに喘ぎながら、ぼとぼと足を進めていました。
とは言え、飯豊本山から御西岳に向かう、このコースは飯豊連峰でも名だたる花の名所。
霧の中に広がる、端っこが見えないほどの広大なお花畑に
いつしか心は軽々お花畑を舞って・・・。
(えっ!) 前方から、複数の人の声がして
おりよく差し込んできた薄日の先に・・・黄色の中に・・・3人の男性が。
休息されているらしい。
そこは、あっちもこっちもどこまでも広がるニッコウキスゲの大群落でした。
あまりの見事さに、遅れているコースタイムなんぞ、どうでもよくなって、
ザック放り出しカメラ取り出し・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
「これを撮らなきゃ駄目だよ。八重だよ。こんなのめったにないからなー」と、一人の男性が指差す先は、
登山道とお花畑の境。「どこどこ?」「よく踏まれなかったなぁ」と
歩いて来られ、しゃがんで「この花びらがこうで、こっちと比べると八重が解るだろ」って、
いろいろと親切に、お話いただきました。(学者さんかな? 先生って呼ばれているし・・・)
別の男性(写真担当されているようでした)が、この本に詳しく書いてあるからと
渡してくださったメモには、『 飯豊連峰 万年雪とお花畑 』(歴史春秋社) 小荒井 実
って書いてありました。「ご本の著者?」、頷かれました。
良く見ればガイドさんも同行されていて、ザックが傍らにおいてありました。
しばし時間が過ぎて、3人の男性は飯豊本山の方向へ、私たちは御西小屋へ向かいました。
予定時刻をとっくに過ぎた13時に小屋へ到着。
午後からは雷雨の予報も出ていましたから、今日はここまでです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
めったに見られないのに幸運でした。
ただ今、投稿修正を繰り返していたところでした。
観ずらかったら申し訳ありません。
すぐにコメントいただけてとっても嬉しいです。
本当に幸運でした。
なにか幻想的ですね。雨の中歩いたごほうび
でしょうね。
小荒井先生にもお会いしなければ、全く解らなかったのですから、ほんとラッキーでした。
実はこのときもうひとつラッキーなことがありました。おこじょが出てきたんですよ。あんなに小さいとは思わなかった。可愛かったですよ。とってもすばやいので、写真がボケちゃって、ここにアップできないのが残念です。
コメントありがとう。
「おこじょ」ってどんな動物なんでしょうか?小さくて可愛いですね。
珍しい花と可愛いおこじょと ラッキー続きでよかったですね。
コメントありがとうございます。
おこじょは、いたちの仲間でネズミが好物だそうです。
可愛らしさからは想像しにくいですね。
展望はなくって残念でしたが、ダブルラッキーでおあいこです。
どうしたって、群落している方に目がいってしまいますもの。
ラッキーだったんです。