十枚山(静岡県静岡市葵区 安倍東山稜 山梨百名山)
篠井山は、山梨県巨摩郡南部町にあります。
前日に登った十枚山の山頂から、ほぼ東の方向に、大きな山容の篠井山が見えました。
近くに見えますから、十枚峠から登山道が繋がっているかも!と、調べてみましたが、
直接、頂上を結ぶ道はなさそうです。
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安倍東山稜を南下した地蔵峠から、月夜の段を経て篠井山の大洞橋登山口に
向かう道のあることを地図上で確認しましたが、うねうねと大回りして、
たいそう時間がかかりそうです。
今回、篠井山を登るにあたっては、一般的に良く登られている大洞橋登山口から
ピストンしました。
大洞橋登山口は十枚山と同じく奥深い山間にありまして、
山梨県南巨摩郡南部町徳間から福士川渓谷沿いの林道を、奥山温泉の奥まで
車で入ります。
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1.行き先:篠井山(しのいさん 標高1394.4m )
2.2012年11月11日
→
3.全行動時間:往復:4時間00分(9:10~13:10)
4.
コース
梅ヶ島温泉のさつき苑を7:00に車でスタートし、大洞橋登山口に着いたのは
8:45頃でした。
9:00大洞橋・・・9:15車道終点・・・9:34明源ノ滝・・・
10:08渡り場ノ頭・・・11:14篠井山11:22・・・11:32北峰
・・・12:17渡り場ノ頭12:20・・・明源ノ滝・・・車道終点・・・13:10大洞橋
累積標高差+770m -770m
>
大洞橋登山口から篠井山の頂へ
昨日(十枚山)の青い空とは打って変った曇り空、お昼頃から雨降り予報。
それでも紅葉の山は美しく、しばし足を止めては
登山口では、月夜の段の文字が目に飛び込んできました。
「地蔵峠から月夜の段~そして、ここ大洞橋に道が繋がっている。地図の通り!」。
と、納得する自分に、可笑しくて =^-^=うふっ♪
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登山口から車道の奥の方ばかりに目が行って、登山口右側の足元の標識を
見落としてしまいそうでしたが、そこにはくっきりとヤマビル注意報が( ̄□ ̄;)ギョッ
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「10月にも来たけれど、ヒルにやられました。今日(11月)はいないので快調です」とは、
本日、山中で出会った、たった一人のお方:マウンテンバイクの中年男性のお話でした。
篠井山の夏はヒルの活動期ですが冬を除く5月~10月も油断はできないそうで、
雨の降った日や雨上がりが、ことに注意と教えていただきました。
そう言えば、熊目撃情報が登山口にありませんでしたが、これって、
熊もヒルが苦手で出没しない?? な~んってことはないですよね。
油断大敵。ヒルも凄く嫌だけれど熊はもっと
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登山口から15分歩くと車道は終点になり、沢を渡る向こう側に登山道が続いています。
美しい情景に吸い込まれてゆくように橋を渡りました。
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滝を左に見ながら沢の流れに沿って橋をいくつか渡り、少し登って
渡り場ノ頭(わたりばのあたま)に着きました。(沢で休憩)
沢を横切って山道へ。・
>
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檜の植林地の中を九十九折れに登り続けて行くと、やがて、広葉樹がぽつんぽつんと
目につくようになりますが、
暗い植林帯の中では、まるで広葉樹の存在をアピールするかのごとくに
黄葉が光彩をまし、ひときわ目を引きました。
北峰への近道を左に分けて・・・
・・・まもなく
山頂ですヾ(=^▽^=)ノ!
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山頂から、富士山です。
今日の空模様(
→昼から
)ですから、今の時間(11時15分)にこれだけ見ることが
できれば上出来です(^^)
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愛鷹山塊(越前岳、位牌岳、愛鷹山)の1座1座が、はっきりとわかります。
越前岳の左側に、金時山もほんの少し頭を出していますから、箱根の神山、駒ケ岳は
愛鷹山塊の後ろに隠されてしまっているようです。
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篠井山(北峰)から大洞橋登山口へ(復路)
今いる南峰から北峰を回って、往路に合流します。
北峰へ
南峰から急坂を下り・・御堂への道を右に分け・・北峰へ登り返します。その間、僅か10分。
小広い山頂には、三棟のお堂が樹木に包みこまれるように建っていました。
それぞれのお堂は、それぞれを祀った集落の方向を向いているそうです。
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木々の間から見ることができました。グリーンシーズンには期待できないかも・・
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北峰から(南峰に戻らないで)往路への合流
北峰から馬込方面にわずかに下ると分岐があります。
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この分岐で馬込への道を右に分けて左折。
道なりに北峰をぐるっと回り込み進むと、北峰を登る時に御堂への分岐を右に分けた
最底点から、西の方角に数m延長した☆印の場所に出ます。
下の地図は、国土地理院の地図閲覧サービスウォっちずからいただきました。
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この分岐を左に分けて、右へ・・そのまま左側の山腹をトラバースして緩やかな道となり・・・
やがて北峰南峰分岐で往路へ合流。北峰から10分ほどでした。
このトラバース道は、道幅は靴幅の2倍程度、季節によっては落ち葉が道を隠し、
そのうえ道が柔らかくて、ずるっと谷側へ踏み抜きやすい箇所もありましたが、
先行するガイドさんの歩きは、落ち葉で見えにくくとも、しっかりとトラバースして
いました。
(十枚山と篠井山、1泊2日の登山ツアーに参加をしています)
もしも、初めての入山で単独でしたら、心を残しながらも
南峰周りで往路に合流したかもしれません。
さてさて、こういうところほど記録に残すべきところでしたが
↓撮った写真はこれ一枚でした、(*_ _)人。
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登山口から約30分のところに、張られたロープの緩んでいる場所がありました。
緩んでいると谷側に降られやすくなるので緊張します。
道幅はやや狭く、片側が切れ、踏み抜きそうなところには体重をかけないように
慎重に通過したのですが彼は・・・
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林道終点の橋の手前から次第に雨脚が強くなり、橋を渡って車道に入ってからは、
いよいよ本降りになりました。
登山口で待機するバスまで、駆け足で下っているその時に、山道ではない山腹を
マウンテンバイクの男性が走り下って来るではありませんか!
渡り場ノ頭より上の植林帯の九十九折れの道で、缶に入った冷やし羊羹を
美味しそうに召し上がっていらしたのに、もうここまで下山!! \(◎o◎)/!
「頂上へも登ってきました」と。「わー、速い! すごいですねー」と見送って、
バスにたどり着いたら、彼はワゴン車にマウンテンバイクを入れているところ。
「あの、ロープの場所はどうなさったの?」とお尋ねしたら、
「(マウンテンバイクを)担いで通った」のですって、
驚きました。
山梨百名山
篠井山は、山梨百名山の1座です。
南部町HP
南部町 町内全域の登山について
山梨の湯 奥山温泉
ヤマビル
篠井山(しのいさん 1394.4m)の登山記録です
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前日に登った十枚山の山頂から、ほぼ東の方向に、大きな山容の篠井山が見えました。
近くに見えますから、十枚峠から登山道が繋がっているかも!と、調べてみましたが、
直接、頂上を結ぶ道はなさそうです。
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安倍東山稜を南下した地蔵峠から、月夜の段を経て篠井山の大洞橋登山口に
向かう道のあることを地図上で確認しましたが、うねうねと大回りして、
たいそう時間がかかりそうです。
今回、篠井山を登るにあたっては、一般的に良く登られている大洞橋登山口から
ピストンしました。
大洞橋登山口は十枚山と同じく奥深い山間にありまして、
山梨県南巨摩郡南部町徳間から福士川渓谷沿いの林道を、奥山温泉の奥まで
車で入ります。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜*・゜゜・*:.。..。.:*・゜*・゜゜・*:.。..。.:*・゜*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
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1.行き先:篠井山(しのいさん 標高1394.4m )
2.2012年11月11日
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3.全行動時間:往復:4時間00分(9:10~13:10)
4.
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梅ヶ島温泉のさつき苑を7:00に車でスタートし、大洞橋登山口に着いたのは
8:45頃でした。
9:00大洞橋・・・9:15車道終点・・・9:34明源ノ滝・・・
10:08渡り場ノ頭・・・11:14篠井山11:22・・・11:32北峰
・・・12:17渡り場ノ頭12:20・・・明源ノ滝・・・車道終点・・・13:10大洞橋
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昨日(十枚山)の青い空とは打って変った曇り空、お昼頃から雨降り予報。
それでも紅葉の山は美しく、しばし足を止めては
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登山口では、月夜の段の文字が目に飛び込んできました。
「地蔵峠から月夜の段~そして、ここ大洞橋に道が繋がっている。地図の通り!」。
と、納得する自分に、可笑しくて =^-^=うふっ♪
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登山口から車道の奥の方ばかりに目が行って、登山口右側の足元の標識を
見落としてしまいそうでしたが、そこにはくっきりとヤマビル注意報が( ̄□ ̄;)ギョッ
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「10月にも来たけれど、ヒルにやられました。今日(11月)はいないので快調です」とは、
本日、山中で出会った、たった一人のお方:マウンテンバイクの中年男性のお話でした。
篠井山の夏はヒルの活動期ですが冬を除く5月~10月も油断はできないそうで、
雨の降った日や雨上がりが、ことに注意と教えていただきました。
そう言えば、熊目撃情報が登山口にありませんでしたが、これって、
熊もヒルが苦手で出没しない?? な~んってことはないですよね。
油断大敵。ヒルも凄く嫌だけれど熊はもっと
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登山口から15分歩くと車道は終点になり、沢を渡る向こう側に登山道が続いています。
美しい情景に吸い込まれてゆくように橋を渡りました。
林道の終点 頂上まで○○km 標識
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滝を左に見ながら沢の流れに沿って橋をいくつか渡り、少し登って
渡り場ノ頭(わたりばのあたま)に着きました。(沢で休憩)
沢を横切って山道へ。・
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渡り場ノ頭 渡り場ノ頭の上部 沢から山道へ
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檜の植林地の中を九十九折れに登り続けて行くと、やがて、広葉樹がぽつんぽつんと
目につくようになりますが、
暗い植林帯の中では、まるで広葉樹の存在をアピールするかのごとくに
黄葉が光彩をまし、ひときわ目を引きました。
北峰への近道を左に分けて・・・
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・・・まもなく
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篠井山山頂 登山届提出ポスト 南峰から北峰へ
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山頂から、富士山です。
今日の空模様(
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できれば上出来です(^^)
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愛鷹山塊(越前岳、位牌岳、愛鷹山)の1座1座が、はっきりとわかります。
越前岳の左側に、金時山もほんの少し頭を出していますから、箱根の神山、駒ケ岳は
愛鷹山塊の後ろに隠されてしまっているようです。
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*・゜゜・*:.。..。.:*・゜*・゜゜・*:.。..。.:*・゜*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
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今いる南峰から北峰を回って、往路に合流します。
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南峰から急坂を下り・・御堂への道を右に分け・・北峰へ登り返します。その間、僅か10分。
小広い山頂には、三棟のお堂が樹木に包みこまれるように建っていました。
それぞれのお堂は、それぞれを祀った集落の方向を向いているそうです。
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木々の間から見ることができました。グリーンシーズンには期待できないかも・・
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北峰から馬込方面にわずかに下ると分岐があります。
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>
この分岐で馬込への道を右に分けて左折。
道なりに北峰をぐるっと回り込み進むと、北峰を登る時に御堂への分岐を右に分けた
最底点から、西の方角に数m延長した☆印の場所に出ます。
下の地図は、国土地理院の地図閲覧サービスウォっちずからいただきました。
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この分岐を左に分けて、右へ・・そのまま左側の山腹をトラバースして緩やかな道となり・・・
やがて北峰南峰分岐で往路へ合流。北峰から10分ほどでした。
このトラバース道は、道幅は靴幅の2倍程度、季節によっては落ち葉が道を隠し、
そのうえ道が柔らかくて、ずるっと谷側へ踏み抜きやすい箇所もありましたが、
先行するガイドさんの歩きは、落ち葉で見えにくくとも、しっかりとトラバースして
いました。
(十枚山と篠井山、1泊2日の登山ツアーに参加をしています)
もしも、初めての入山で単独でしたら、心を残しながらも
南峰周りで往路に合流したかもしれません。

↓撮った写真はこれ一枚でした、(*_ _)人。
北峰南峰分岐点 足早に 復路の渡り場ノ頭
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登山口から約30分のところに、張られたロープの緩んでいる場所がありました。
緩んでいると谷側に降られやすくなるので緊張します。
道幅はやや狭く、片側が切れ、踏み抜きそうなところには体重をかけないように
慎重に通過したのですが彼は・・・
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林道終点の橋の手前から次第に雨脚が強くなり、橋を渡って車道に入ってからは、
いよいよ本降りになりました。
登山口で待機するバスまで、駆け足で下っているその時に、山道ではない山腹を
マウンテンバイクの男性が走り下って来るではありませんか!
渡り場ノ頭より上の植林帯の九十九折れの道で、缶に入った冷やし羊羹を
美味しそうに召し上がっていらしたのに、もうここまで下山!! \(◎o◎)/!
「頂上へも登ってきました」と。「わー、速い! すごいですねー」と見送って、
バスにたどり着いたら、彼はワゴン車にマウンテンバイクを入れているところ。
「あの、ロープの場所はどうなさったの?」とお尋ねしたら、
「(マウンテンバイクを)担いで通った」のですって、
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山梨百名山
篠井山は、山梨百名山の1座です。
南部町HP
南部町 町内全域の登山について
山梨の湯 奥山温泉
ヤマビル
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「近いので、毎月来ています」と仰っていました。
十枚山でも、出会ったのは数人でした。
単独登山の場合、メジャーな山は入山者が多く
安心ですが、反対にマイナーな山は入山者が
少ないので思案しますね。
この辺りの他の山々にも興味を持っていますが、
交通アクセスの問題を含め、入山者の多い時期は
いつなのか等、
検討、下調べが必要なようです。