山に魅せられて

山に魅せられ数十年のシニア女子。
日本百名山達成は通過点、今日も山へまいります。
一押し記事は、雲の平、高天ヶ原。

天狗岳(八ヶ岳) Ⅱ

2009-10-28 | 八ヶ岳
関連記事:天狗岳(八ヶ岳)Ⅰ 


念願の西天狗岳に登りました。

   期日:2009年10月11日~12日
   天気:
  コース:唐沢鉱泉(1870m)…西尾根T字路…第1展望台…第2展望台…
      西天狗岳(2646m)…東天狗(2060m)…天狗の奥庭…
      黒百合ヒュッテ…唐沢鉱泉分岐…唐沢鉱泉
全行動時間:約8時間(ペースは、hanasaku的マイペース)

ほぼ快晴のお天気は、最高の山岳展望を演出してくれました。
日本アルプス(北・中央・南)が指呼の間。
一直線に並んで見えるのよ。

ここから
10月12日 6:05 唐沢鉱泉(標高1870m)を出発しました。写真は、前日の11日13:33撮影 (^^)


玄関前から川に沿って左へ2分。前日15:00頃撮影。


西尾根T字路。ここからも、まだまだ樹林の中。根っこ、うにょうにょ、歩きにくい。我慢の登りです。


第1展望台。樹林を抜けたのはこの手前、下、5分のところ。そこも展望抜群。南・中・北アルプス。


下り登り返して、8:55第2展望台。西天狗が眼の前にドーン。右に赤岳、阿弥陀岳。


また樹林の中を鞍部へ。溶岩の斜面を登り返して、9:37西天狗の頂上に着きました。(*´∇`*)


タップリ休息。飽きることなく眺望を楽しんだら、次は、目の前の東天狗。岩の山へ・


滑りやすいザレ場を鞍部に下って・・・東天狗へ


登り返して・・・。あっ、稜線に登ってくる人がいる!



もう、ひと頑張りヾ(´ε`;)ゝ ふぅ。。。


あの頂き(西天狗)から、この峰(東天狗)へ。10:31着。眺望はほとんど変わらず。


今回の下山コースは、天狗の奥庭を経て黒百合ヒュッテへ。
ここから下る。中山峠は直進。


天狗の奥庭は、賽の河原のようなところ。お天気悪いと滑りそう。
中山峠コースが楽かも。眺望ききます。


スリバチ池、小ピーク…黒百合ヒュッテが見えました。
さんざめく人の声。溶岩のデブリを急下降して。





11:55 黒百合ヒュッテ着。小屋の周りには薪がいっぱい、万全の冬支度です。
同じ宿(唐沢鉱泉)に、泊まった方が、向こうから歩いてくる。
中山峠経由で下山したとのこと。(天狗の奥庭よりも、中山峠のほうが楽だからと)

私も、ここで昼食を。
朝食弁当の残り、ハンバーグサンド、バナナ、即席みそ汁、コーヒー、玄米茶


ヒュッテの前を東へ行けば中山峠。私は唐沢鉱泉へ。西に向かいます。(12:33スタート)
ここからは緩やかな下り、ゆっくりと・・、じゃなかった。

いつも以上に岩が濡れ、岩にはっている苔も滑りそう。
☀の入りにくく、大小の岩を無造作に敷き詰めたような凸凹の道ですから、
それは、もう、滑ります。

若者が滑りながらもバランスよくポンポン下って行くけれど、
こちとら、そんなわけにはゆかないわ。

慎重に慎重に。で、唐沢鉱泉分岐まで45分の予定が1時間弱、掛かっちゃった。

分岐で、渋の湯を右に分けたら、道が良い。
後は、集中集中と頭で繰り返しながら、歩を速め10分短縮。14:05着。

適温の鉱泉で、ほっと手足を伸ばし、汗を流し・・・
後は、もう大急ぎ
唐沢鉱泉発茅野駅行きバス(15:00発)に、滑り込みセーフです。(*^▽^*)


↓東天狗岳頂上から見る南八ヶ岳


↓東天狗岳を5分ほど下ったところから見る北八ヶ岳。赤丸は登山者







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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ちょうど、紅葉の頃かしら (めろんさま)
2009-11-17 22:02:19
めろんさんなら、すぐに登れると思います。
ただ、山はお天気次第ですもんね。
それと、季節も大事。
一般的にはどなたにとっても、一番無難に登れるのは、夏山でしょう。
そんな日がすぐ来るわよ。

川苔山、頑張ってますね。
人気の山ですから、どなたかいたと思うけど、
クマよけの鈴、持っていってね。
奥多摩は、熊に接近遭遇事件、耳にしますから。
川苔山は、結構ハード。
筋肉痛にもなりますよ。
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Unknown (めろん)
2009-11-11 13:11:30
こんにちは
東天狗岳頂上から見る山々の稜線すばらしいです。いつか自分の見たみたいです
先日、川苔山に行ってきました。
しっかり筋肉痛になりました^^;
鍛えなくちゃダメですね
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見ました見ました!! (nakamuraさま)
2009-11-10 01:00:06
おはようございます。

この番組、今回ではなく、もう少し前に見ました。
立山から、薬師岳、黒部五郎岳・・と連続した最終回が、
大キレットだったのですね。
当初、この番組に気がつかなくて、
たまたま、ひょんな機会に友人が教えてくださり、
で、見たのは、この最終回だけなんです。

大キレットは、行ったことがありません。
飛騨泣とか、長谷川ピークとか、
調べれば調べるほど、小柄じゃ駄目だ!でした。
体に恵まれていないのでは、恐さを乗り越えられないと。

それだけに、迫力迫るものがありました。
田部井さんの、
「ちょっと待って、足が届かない」の一言が私には、とても印象的で、
わが身に置き換え「そうよねぇ、そうよねぇ」と。
田部井さんには、磐梯山でお会いする機会がありまして、
小柄な方と記憶していますから、すっごく共感できまして、
手に汗握る思いで見ました。
魅力的なシーンでしたね。
また、みたいです。

楽しい嬉しいコメントをありがとうございます。
日曜日は、榛名湖の周りの山(榛名山)をミニ縦走してきました。
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Unknown (nakamura)
2009-11-08 12:21:32
また、こんにちは。

先日のNHKスペシャルか何かで北アルプス3週間の縦走を放映していました。
登山家の田部井さん70才とアナウンサー素人が立山から槍ヶ岳の奥まで・・・山の魅力たっぷりでした。すばらしいですね!
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武蔵の陽だまり山行 (トラ子さま)
2009-11-06 21:40:21
こんばんは。

いつも、コメントをありがとうございます。

>また小さな山からゆっくりと歩いてみたくなりました。

お住まいから、奥武蔵、秩父の山が近いわね。
これからの陽だまり山行にもってこいです。

みんな行かないかしら?
行きたいですね。




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蛍が大好きな、堂々川 (自然を尋ねる人さま)
2009-11-06 21:32:53
そうなんです、良い時ばかりではないのです

今年の夏は、さんざんでした
行く先、行く度、雨ばかりなの


あっ、こんばんは!
つまらぬことを申し上げました

先週の土曜日、近くの山(日の出山)から里におりましたら、
道に沿う川に「蛍を守る会」という看板がありました。
川をのぞいたら、ゴミがいくつも投げ込まれていまして
守る会の人たちの無念さを思い、自然…さんを思い、
(なんてことするの! )腹立たしかったです。
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冬の北八、空気が澄んで (山小屋さま)
2009-11-06 21:16:26
山小屋さん、こんばんは。

予定した日程とお天気が、ぴたり合うと嬉しいのですが、
私も、なかなかうまくいかなくて・・・。

北八を初めて縦走したのは、やはり冬でした。
風が強くて、お天気なのに雪が舞い飛び頬を打ち、
少々ビビった場所もありましたが、
それだけに、ピーンと張り詰めた冷涼な空気感は、眺望がききますね。
北八から、浅間山を見つけたことを思い出します。
ついつい、アルプスの同定に目がゆきがちでしたから、
これは嬉しかったです。(*^▽^*)
そうですか、カラマツ終わっていましたか。

コメントありがとうございました。
遅くなってすみません。
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Unknown (nakamuraさま)
2009-11-05 00:27:46
おはようございます。

お座布団をありがとうございます。
東から南にかけてぐるっと、カメラを回して撮りました。
いつもならばきちんとおさまるのですが、
南にある赤岳、阿弥陀岳が高くて、最初のカメラ位置では収まらなくて、
徐々にカメラを上にあげて、撮りました。
で、ぴたっとゆかなくて

縦走なさったのですね
(そうだったんだぁ)
(ほんまもんの山やさんだったのね)
今、すっごく、とても、大変嬉しい気分です。

となると、この複合写真、面白いですよね。
縦走路が分かりますもん。根石への道はもちろん、
硫黄への道も、良く見ると写ってました。

アルバムにすると文字数制限に掛かりやすいので、
写真の選別に毎度迷うところですが、
今回は、アルプスの同定ではなく、八ヶ岳にしたのです。
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Unknown (地理佐渡・・さま)
2009-11-05 00:04:18
こんにちは。

夜冷え込んだ秋晴れの山は、眺望がはるか彼方まできいて、
この醍醐味たるや心の震えるほど感激です。
しかしながら、いつもいつも、このような日ばかりではありません。
そこは自然と一緒にあるわけですから、しかたがないですね。

さて、今週末もお天気良さそうですが、もう11月。
お正月の、はたまた春に咲く花の苗を植える、球根も。バラの肥料も施さなくては・・
庭仕事をしておきたい時でもあり、
あー、どうしましょな日々が始まりました。o(*^▽^*)oあはっ♪

コメント遅くなってすみません。
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天狗岳 (トラ子)
2009-11-04 13:36:06
素晴らしい眺望に感動しました。
登山者の姿が、豆粒のように見える。
それも素晴らしい景色の中に・・・臨場感に酔いしれました。
天気の良い日ばかりではないでしょうが、やはり山は素晴らしいですね。

私も、また小さな山からゆっくりと歩いてみたくなりました。
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Unknown (自然を尋ねる人)
2009-11-01 21:30:36
こんな景色が思う存分見られる。
山登りはいいなー。
と思うのですが良いときだけではなさそう。

体力がないから山登りはあきらめて
ホタルと遊ぶことにして6年。
これからも山の景色を見せてくださいね。
綺麗だった。
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天狗岳 (山小屋)
2009-11-01 17:43:43
素晴らしい晴天に恵まれたのですね。
私の時は雲空でよく見えませんでした。
北八は冬のほうがいいですね。
空気がすんでいるので、遠くの山がきれいに
みえます。
カラマツの紅葉はもう終っていました。
先週末のことです。
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Unknown (nakamura)
2009-10-31 12:33:48
こんにちは。
これはまた、良い天気でしたね。

八ヶ岳連峰が素晴らしいです。貼り付けたhanasakuさんのご苦労にお座布団を・・・。
若い頃の縦走を思い出しました。
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八ヶ岳から (地理佐渡..)
2009-10-31 07:41:54
おはようございます。

晴天に恵まれ、実によい風景が広がって
います。八ヶ岳。遠くから山並みを幾度
か見た程度です。

心地よい汗をかいて、風景を楽しむ。
たぶん足下には数々の高山植物もあった
ことでしょう。

さて、本日も晴天。明日からは下り坂と
いいます。良い一日となりますよう.。
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Unknown (tkhsさま)
2009-10-30 22:35:38
となると、北八ヶ岳を北上なさったのですね。
麦草峠を越えて、茶臼山~縞枯山~北横岳から岩塊だらけの登山道をを下って双子池ヒュッテ。
双子池ヒュッテから蓼科山へ。
そこから八千穂? もしかして八子ヶ峰のこと?
うーん、長い長い 
8月ですから暑いし、汗が滴り落ちてきたのでは。
私も、北横岳を双子池ヒュッテに下山…竜源橋…ピラタスロープウエイを歩いたことがあります。
遠くて、暑かった。

お互い、若き頃の良き思い出ですね(*^▽^*)
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小屋の秋 (tomakoさま)
2009-10-30 22:07:56
こんばんは。

森のある山の、小屋の秋は大忙し。
雪が降ってくる前の大仕事。
薪作り、なんですよね。

ストーブを燃やして暖房を、その上でお湯を沸かし・・。
ずっと以前に泊まった時、「豆炭あんか、いる?」って聞かれていらないと答えたものの、
陽が落ちてゆくと、どんどん寒くなってこころぼそくなり、
「すみません、今からお願いできますか。」
って、お願いしたことも。
豆炭あんかは、暖房費として、500円でしたが、
とても暖かくて、熟睡しました。
薪は、いろいろなことに、重要な冬のエネルギーです。
そうそう、黒百合ヒュッテは、通年営業小屋なのです。
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あの日、登ったね。と、思いだせるように (おみやさま)
2009-10-30 21:43:15
おみやさん、こんばんは。

黒百合ヒュッテ~唐沢鉱泉の間は、おみやさんと反対回りになります。
(入山は、どこからなの?)

早朝スタートのため、前日、コースの下見をしましたが、
何人もの登山者が下山していらして、
「ここは、滑って大変だよ」「登りにとって正解だよ」と、おっしゃってました。
とくに、西天狗の下りは溶岩の岩のところですが、
あそこが、とても大変だったって。
加えて、登下降を繰り返しますもんね。
おみやさんの記憶(下りのきつさ)のとおりよ。

>でも今となっては登っておいて良かったとおもうばかりです。

そうですよね、私も、気になるお山は、可能な限り登っておきたいと思うのです。
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北横岳・蓼科山懐かしい (tkhs)
2009-10-30 19:01:39
昭和37年8月に白駒池へ泊まり
北横岳から双子池(泊)蓼科山・北横岳双子池から八千穂まで長かった!47年前ですね!若かった。
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お天気好くて (tomako)
2009-10-30 15:22:01
こんにちは お天気好くてよかったですね!
高い山、山、山がすぐそこにみえるなんて素晴らしいです。
薪がいっぱい冬はまた、違う景色になるのでしょうね。
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天狗岳 (おみや)
2009-10-30 08:19:35
お早うございます。
読み応えのある記事ですね。
私も一度天狗岳に登っています。黒百合ヒュッテに泊りそれから東天狗岳から西天狗岳(逆だったかな)にのぼりそれから唐沢鉱泉に下りたように記憶しています。下りが結構大変でした。あの頃はまだ若かったからろくに下調べもせずに登ってしまったけれど下りのきつさに
なかされました。でも今となっては登っておいて良かったとおもうばかりです。



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