特定非営利活動法人の認可をいただき、もうすぐ7年になります。7年、大きな活動もできず、恥ずかしい限りです
4年前より野良猫の不妊去勢手術を開始しまして、当時は啓発を団体で行い、費用はすべて個人負担で行っておりました。1年後、定款変更をして、動物に関する活動もできる団体となりましたが、震災時から活動する団体とは違い、ご寄附を集めることは難しく、大変な想いをしてきました。そんな時、突然須賀川市に餓死寸前のまま放置されている猟犬セッターが8頭いることがわかり、ただただ、命を見殺しにできない想いで、レスキューに入りました。なんのあてもなく、何も考えず、ただただ、糞尿にまみれ骨と皮に痩せ細った犬たちを連れ帰りました。
緊急事態。フードも何もない。保護動物のフードは自腹!そんな状況でした。
そして、突然たくさんの支援物資が、全国各地、世界各地から送られてきてビックリしました! 世の中、理不尽なことも多いけれど、助けてくれる人たちも大勢いると感じました。その時の感謝の気持ちを忘れないようにしたいと常々思っております。
このセッターたちが、餓死寸前となったのは、飼い主が病気で倒れ、世話ができなくなったためです。ご家族は犬が嫌いな奥様だけ。知り合いが餌やりに来ていたと聞きますが、それも来なくなり、犬たちは餌を与えられず散歩もされず、糞尿の山の中、餓死寸前でした。ご家族は、保健所で殺処分と考えたそうです。この8頭のセッターを可愛がっていた飼い主様は、どんな気持ちでしょう。このような話がたくさんあるのです。動物だから、殺処分されたら終わり。問題提起もできない。飼い主様は、傷ついた心を持ったまま旅立っていく・・・そんな福島でいいのでしょうか。
超高齢化社会の日本。中心は高齢者と言っても言い過ぎではないかもしれません。また、核家族化が進み、独居高齢者、超高齢者ご夫婦世帯も当然となりました。孤独の中、ペットを飼育する高齢者、野良猫に共感し餌付けをしている間に繁殖してしまい、近隣トラブルとなってしまった高齢者。慣れない土地、慣れない習慣の中、ペットの飼育方法の違い等で、孤立を深める避難者。震災後、家が倒壊し、経済的な理由から借家暮らしとなった被災者。人の数だけ悩みや憂いがあり、弱者は解決方法を知らないまま、悩み苦しんでいるという現実があります。
当会の「笑顔見守り巡回プチヴィー」、憂いのない笑顔で生活していただきたいとの想いで名付けました。孤独死を防ぐ意味もありますが、生きている時、その時間を笑顔でいてほしいと思います。悩み苦しむ時間ではなく、ペットと、近隣やご家族と、大笑いしながら過ごす時間であってほしい。
さて、一昨日、巡回訪問宅が一軒増えました
旧白河市内、元公務員の80歳代ご夫婦宅の納屋に三毛猫が現れたそうです。すると・・・
生後一か月程度のソックリな三毛仔猫!!
1匹しかいないようです。5匹か6匹は産むのですが、母猫がご飯を探しに出掛けている間に、見つかって殺される・・・この現実。仔猫であっても殺すのは犯罪なのですが。
もし、別のお宅であったら?仔猫の命はなかったでしょう。他の仔猫は死んだのだと思います。たった1匹残った仔猫を連れて逃げ込んだ納屋。三毛母猫、ラッキーでした!こちらのご夫妻は、大の愛猫家。年齢的なこともあり、最後の飼い猫を看取ってからは、「飼わない」選択をしてこられました。でも、この三毛親子が舞い込んできたのです。必死に子育てをする親子を見て、追い出すことはできず、納屋を提供することにしたそうです。ご自分が元気な間は、面倒をみたいとお考え。
了解しました!
ぜひ、この2匹を飼い猫としてください。今は、ご夫婦共にとてもお元気です。あと20年、猫より長生きされるでしょう。もし、入院等、何かあれば、預かりボランティア宅で預かっていただきます。必死に生きる三毛猫親子の命を皆で守りましょう。愛猫家ご夫妻の生活が、猫中心に変化しそうです。素敵なことじゃないですか?
来月、母猫の不妊手術をしたいと考えております。仔猫は、早く人馴れさせて室内飼育していただくように頑張ります。もちろん、母猫の方も、室内飼育を目指したい。人馴れが難しい場合、地域猫としてお世話していただきます。
些細なことなんです。終生飼養が難しい。捕まらない。病院に行く手段がない等々、考えている間に繁殖し、近隣トラブルに発展。すぐに対処すれば、皆が笑顔で暮らせる。当会は、そのお手伝いをさせていただきます!
動物保護団体ではなく、福祉から始まった当会は、動物の問題=人間の問題とみております。動物を心配するあまりに病気になる人もいます。亡くしたペットを忘れることができず、泣いて暮らす人も少なくありません。死に直面した動物に心を痛め涙し、救われた命を見て嬉し泣きする心優しい方々。
人を笑顔に、幸せにする=福祉です。
4年前より野良猫の不妊去勢手術を開始しまして、当時は啓発を団体で行い、費用はすべて個人負担で行っておりました。1年後、定款変更をして、動物に関する活動もできる団体となりましたが、震災時から活動する団体とは違い、ご寄附を集めることは難しく、大変な想いをしてきました。そんな時、突然須賀川市に餓死寸前のまま放置されている猟犬セッターが8頭いることがわかり、ただただ、命を見殺しにできない想いで、レスキューに入りました。なんのあてもなく、何も考えず、ただただ、糞尿にまみれ骨と皮に痩せ細った犬たちを連れ帰りました。
緊急事態。フードも何もない。保護動物のフードは自腹!そんな状況でした。
そして、突然たくさんの支援物資が、全国各地、世界各地から送られてきてビックリしました! 世の中、理不尽なことも多いけれど、助けてくれる人たちも大勢いると感じました。その時の感謝の気持ちを忘れないようにしたいと常々思っております。
このセッターたちが、餓死寸前となったのは、飼い主が病気で倒れ、世話ができなくなったためです。ご家族は犬が嫌いな奥様だけ。知り合いが餌やりに来ていたと聞きますが、それも来なくなり、犬たちは餌を与えられず散歩もされず、糞尿の山の中、餓死寸前でした。ご家族は、保健所で殺処分と考えたそうです。この8頭のセッターを可愛がっていた飼い主様は、どんな気持ちでしょう。このような話がたくさんあるのです。動物だから、殺処分されたら終わり。問題提起もできない。飼い主様は、傷ついた心を持ったまま旅立っていく・・・そんな福島でいいのでしょうか。
超高齢化社会の日本。中心は高齢者と言っても言い過ぎではないかもしれません。また、核家族化が進み、独居高齢者、超高齢者ご夫婦世帯も当然となりました。孤独の中、ペットを飼育する高齢者、野良猫に共感し餌付けをしている間に繁殖してしまい、近隣トラブルとなってしまった高齢者。慣れない土地、慣れない習慣の中、ペットの飼育方法の違い等で、孤立を深める避難者。震災後、家が倒壊し、経済的な理由から借家暮らしとなった被災者。人の数だけ悩みや憂いがあり、弱者は解決方法を知らないまま、悩み苦しんでいるという現実があります。
当会の「笑顔見守り巡回プチヴィー」、憂いのない笑顔で生活していただきたいとの想いで名付けました。孤独死を防ぐ意味もありますが、生きている時、その時間を笑顔でいてほしいと思います。悩み苦しむ時間ではなく、ペットと、近隣やご家族と、大笑いしながら過ごす時間であってほしい。
さて、一昨日、巡回訪問宅が一軒増えました
旧白河市内、元公務員の80歳代ご夫婦宅の納屋に三毛猫が現れたそうです。すると・・・
生後一か月程度のソックリな三毛仔猫!!
1匹しかいないようです。5匹か6匹は産むのですが、母猫がご飯を探しに出掛けている間に、見つかって殺される・・・この現実。仔猫であっても殺すのは犯罪なのですが。
もし、別のお宅であったら?仔猫の命はなかったでしょう。他の仔猫は死んだのだと思います。たった1匹残った仔猫を連れて逃げ込んだ納屋。三毛母猫、ラッキーでした!こちらのご夫妻は、大の愛猫家。年齢的なこともあり、最後の飼い猫を看取ってからは、「飼わない」選択をしてこられました。でも、この三毛親子が舞い込んできたのです。必死に子育てをする親子を見て、追い出すことはできず、納屋を提供することにしたそうです。ご自分が元気な間は、面倒をみたいとお考え。
了解しました!
ぜひ、この2匹を飼い猫としてください。今は、ご夫婦共にとてもお元気です。あと20年、猫より長生きされるでしょう。もし、入院等、何かあれば、預かりボランティア宅で預かっていただきます。必死に生きる三毛猫親子の命を皆で守りましょう。愛猫家ご夫妻の生活が、猫中心に変化しそうです。素敵なことじゃないですか?
来月、母猫の不妊手術をしたいと考えております。仔猫は、早く人馴れさせて室内飼育していただくように頑張ります。もちろん、母猫の方も、室内飼育を目指したい。人馴れが難しい場合、地域猫としてお世話していただきます。
些細なことなんです。終生飼養が難しい。捕まらない。病院に行く手段がない等々、考えている間に繁殖し、近隣トラブルに発展。すぐに対処すれば、皆が笑顔で暮らせる。当会は、そのお手伝いをさせていただきます!
動物保護団体ではなく、福祉から始まった当会は、動物の問題=人間の問題とみております。動物を心配するあまりに病気になる人もいます。亡くしたペットを忘れることができず、泣いて暮らす人も少なくありません。死に直面した動物に心を痛め涙し、救われた命を見て嬉し泣きする心優しい方々。
人を笑顔に、幸せにする=福祉です。