何度も警鐘していますが、最近多いのは、屋根工事の詐欺行為をする輩連中です。
彼らは、飛び込みで訪問して
屋根がめくれてますよ、とか
屋根がズレていますよ、とか不安を煽って必要のない工事を高額で勧めてくる、いわゆる詐欺集団です。
今回もそのたぐいの現調となりました。
早速、ハシゴをかけて屋根に上ります。
何年か前に塗装をされたカラーベストの屋根になります。それなりの経年劣化は見られますが、その業者さんが言うような飛びそうな所は見受けられません。
ところが、よくよく見ていくと、
棟の一部が少し浮き上がっています。
近くに寄ると釘が一本抜かれていて、さらに、その隣の釘も抜こうとした形跡があります。
2本目は、バールでよじったが、釘頭に引っかからなくて、諦めた感じです。
この業者は、無理やり上ってここが傷んでますよと、自分で工作して高額な工事を押し付けてくるやり方の詐欺業者です。厳密に言うと、不法侵入、器物破損の犯罪行為になります。
今回は、お施主様が気がついてその後に進まなかったのが救いでしたが、最近は、屋根に上がって壊して行く事例が頻発しています。
心が痛いのは、こんなふうに騙されてしまうお施主様はみな、とても良い人ばかりなんです😢
まだまだ、こういう事例が埼玉県では多いので、みなさんお気をつけください。そして、対策としては相手にしない、話してしまったらきちんと断る、名刺をもらっておく、絶対に屋根に上らせない、という事です。詐欺師は善人のふりして近寄ってきますので、気を付けてください。
世知辛い世の中になりましたが、そういう事を認識して、自己防衛でいきましょう。
今回は、しっかりビスで固定して補修完了でした。
本来は、こんな工事もいらない事なんですがね😢