木のテイストを取り入れて欲しいとの事で、設計の先生が頑張ってくれた力作です。
白い外壁に、ナチュラルな木の色合いがとてもマッチングが良く、お施主様もとても気に入ってもらえました。
一階が接骨院の店舗で、二階が住居となります。そこの住み分けや、機能性に気を使っての設計でした。
今回は、注文住宅でしたので、設計の意図、現場の意見、そして、何よりもお施主様の意向を聞き、途中の作業は大変でしたが、無事に竣工となりました。
大きい物件は、いつも思いますが、いろんな人の協力がないと成り立ちません。今回も長丁場の現場で、その事を改めて確認しました。
今回は、新しい道路が出来るために、区画整理の部分に引っ掛かった建物の新しい住まいと言うことでの新築工事でした。
旧建物も、解体して更地にし、市の方に渡す事になっています。
そして、その隣には新築の2棟目の建物も、完成間近です。足場もとれて、外装の全容があらわになりました。最終の追い込みに入っています。
こちらは、少し凝った作りの内装になります。
写真のフローリングは、古材(100年前のアメリカの倉庫を解体して、製材したものだそうです)を利用した材料です。かなり、レアなトライで、大工も初めての体験に試行錯誤しながらの施工です。新しいのに古い、難しい方程式ですね(笑っ)
階段も形を加工するのに、なかなか苦労してました。
古いものを大事にされている、お施主様の感覚を取り入れての仕事は、注文住宅ならではの醍醐味ですが、なかなか大変な仕事でもあります。常に新しい情報や、自分のセンスを研ぎ澄ます作業が大事だな、と、つくづく思うものです。
こちらもあと少し、年末に向けてスパートです。