嗜好を志向する思考系ブログ。

住民自治

今年4月から農区(営農組織)の会計をやってるんですが、会計年度が4月~3月だと思ってたら、1月~12月でした。
で、先週末から、急ぎで会計処理を行ってました。
何年かおきに当番で回ってくる役割なんで、その項目がどういう流れになっているのかを把握するのに時間がかかります。
まぁ、もともと私は事務屋なんで、そんな苦にはならないんですけどね。


そう言えば、『プロボノ』って言葉が以前ちょっと盛り上がってた記憶があります。
ボランティアの1つの形態なんですが、自分の専門性を生かしてボランティア活動に取組むというもの。
地元にはいろんな職業の人がいるんで、それぞれの分野の専門性を持つ人達が集まれば、大抵のことは出来そうだよねってお話し。
特に住民自治をテーマとする場合、そうした捉え方は非常に有効だと思われます。

さらに具体的なもので、「ブレーンストーミング」というグループ討議の手法に、発表と投票という決定プロセスを付加した「市民等議会」というものがあります。
無作為に抽出された市民が、ボランティアで参加して自分たちの街について考え、提言書としてとりまとめたものを市長に提出する。
発祥はドイツですが、日本でも取り組み事例がそこそこあり、私も参加した事があります。


東日本大震災以降、「自助」「共助」「公助」という事が言われるようになりましたが、日本の場合は「公助」を求めるところが大きい気がします。
そうした意味において、日本国民は”大きな政府”を指向していると言えるでしょう。
痒いところに手が届くような細やかな行政サービスを求めるのならば、必要経費の財源たる税金が高くなるのは当然です。

海外では、色々な状況もあいまって、”小さな政府”を指向している国があります。
そうした国では、ボランティア組織というモノが第2の行政と言われる程に地域に根付いており、社会的に大きな役割を果たしています。
逆に言えば、行政がアテにならないんで、自分達で助け合っていく必要に駆られているという事なんですけどね。


まぁ、”小さな政府”を目指すかどうかは置いといて、住民自治という「共助」を充実させることが今後重要になって行くと思います。



(。・ω・。)

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