リニューアル☆姐さんの日記帳 gooバージョン

長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものこそ思へ

ある意味、私の人生、真っ向否定

2016-02-16 22:22:19 | 自分のこと
親に愛されているかどうかは、人生最初のターニングポイントになるとは思うけど
ある意味、この子、私の人生、真っ向否定、全否定してくれているのよね。

ったく、同じ顔しているのに、
親の虐待をたっぷり受けた私と、
親の愛情を一身に受けたメアリー。

障害はないのにこしたことはないと思うけど、
障害はなく、いろいろなことが出来た私。
親次第の面はあるけれど、いろいろ出来たし、やりたかったのにさせてもらえなかった私。
一方で出来ないのに、いろいろ挑戦させてもらい、やりたいことをすべてやってきたメアリー。

私は口も達者だし、言語でコミュニケーションが取れ、まあ、
友達が多いのは同じかも知れないけれど、
私は彼氏には苦労した。

初デートもイマイチ覚えていないけど、
初恋も実らなかったし、
『バレンタインデー物語』も今の子だと、
「それ、登校拒否レベルの出来事。よく、諦めなかったですね。」と感心されるレベル。
恋愛もあんまり、いい思い出はない。
メアリーは初恋の相手と楽しく初デートに初ハグ・・・
(していると思います。キスは不明)

私がどんなに努力しても手に入らなかったモノを
片っ端から楽勝で手に入れていくメアリー。
心から羨ましいよ。

私の努力って、何だったんだろう???
とむなしくなるレベルだよ。
言葉を尽くしてもフラれる私に対し、
言葉も満足に話せないメアリーは彼がお膳立てしてくれてデートできる・・・
親としては嬉しくて満足で、楽しいけど、
ふと、我に返ると、私の人生、何だったんだろう???

普通に考えると、本来、障害があって生きて行きにくいメアリーが
楽に楽しく、幸せで、
自分で切り開ける私の方が苦労していいんだけど、
時々、自分の人生がむなしくなるわ。

いろいろ出来た。
ある意味、モテた。
でも、誰も私を大切にはしてくれなかった。
みんな、都合良く私を扱った。
だから、私も都合良く使った部分は否定はしないけど。
メアリーほど、純粋でいられなかった。
でも、生きていくために仕方なかった。

だから、複雑だよ。

イスラム教は「インシャーラー」の世界で、
突き詰めてみると、自分がない。
それは、どうかと思うときもあったけど、
メアリーと私に対してはそれもそう思う。

別にメアリーは私の人生を否定する気はないと思うけど、
メアリーの人生と私の人生を重ね合わせると、
どーも相反する、というか、
頑張って、出来るようになった人生が決して幸せとは言い切れず、
かといって、メアリーは頑張ることそのものに障害があるというか・・・

でも、障害児の親の割には楽しいことがいっぱいあって、
それはそれで、私を幸せにはしてくれているんだけど・・・

いろいろな意味で、人生、不平等だよねえ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。