リニューアル☆姐さんの日記帳 gooバージョン

長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものこそ思へ

グッバイマイ・・・(生誕の地より)

2016-03-23 19:41:49 | 子育て
高校3年生の時だったかな?
劇をした。
元々のタイトルは確か『グッバイマイ』
潤色をして、『生誕の地より』とタイトルを変更し、私は総監督を担当した。

青太・・・受験ノイローゼで自殺するかも?!
桃子・・・不良になってバイクで事故るかも?!
緑・・・育児放棄・虐待でコインロッカーに捨てられる赤ん坊
黄郎・・・サリドマイド(?)身体障害児として生まれる

それぞれ、神様の前で、自分たちの宿命を聞かされて、
天使と死に神が、それぞれの方向に引っ張ろうとする。

天使に導かれ、生まれるか、死に神に導かれ、消えてなくなるか、どちらかを選択する。
青太、黄郎、桃子が悩んでいる間に
先に生まれた緑は予告通り、コインロッカーに捨てられ、死亡する。

そんなストーリーだった。

その劇の直後、うちの高校では先生が
「その子も生誕の地で運命を聞いてきたのかな・・・」的なことを言った。

そのスピリチュアルの世界を信じるかどうかは置いておいて・・・
こちらも4人だなあ。
青太・・・ジャック。
黄郎・・・魔法使い君。
緑・・・メアリー。
桃子・・・アップルちゃん。

4人が神様の前で、障害や家庭環境の問題を聞いて、それでも生まれてきた子たち。

あさっては修了式。
あっという間に高校1年生が終わる。
今年は怒濤の1年で、あっという間だった。
でも、生まれてから、もう、16年も経った。
お互い、よくぞ、無事で生きている・・・という感じだよ?!

死ぬようなお産。虐待のリスク。
私は高校3年生の時に父が倒れているしね、
子どもの成人を元気な状態で、見届けれるとは必ずしも、思っていない。
なんとか、元気でいたいものだけど・・・。

つーか、このまま欲が出て、出来れば、元気で孫を育てたい、とか思ったりもする。

今は、まだ、会議にもかけられていないのかな?

神様、どうぞ、この子たちに幸せをください。

私は人生の後半はずいぶん、幸せだったように思う。
子どもが小さい頃、そんなことを考えて、
フォローをしていたわけではないけれど、

今、カラオケに行くたび、

「ああ、この階段、アップルちゃんが怖がって、手を引いてあげて・・・」といつも思い出す。
そんな自分がすごく幸せだと思う。

子どもたちとの思い出のエピソードが多い私。
とても幸せ。

「姐さんって、『普通』だけを知らないんだね。」と言われるほど、
普通とは無縁に生きてきた。
要介護の祖父母のいる家庭で虐待を受け、
高校生で親を介護し、紆余曲折があり、
結婚して、産んだ子どもが障害児。

だけど、今、かなーり、普通に近い。
充実感のある仕事。
支援学校とはいえ、高校生の子どもは部活に恋愛に青春まっただ中!!
生まれてから、ずっと落ち着かない人生だったけど、
今、一番、幸せだよ。

どうぞ、このまま、子どもたちと幸せに過ごさせてください。


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