リニューアル☆姐さんの日記帳 gooバージョン

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社会的不利・・・それが障害

2014-10-21 15:00:13 | 子育て
障害のある子の社会的不利・・・普段はあまり感じていないが、
コト、困るのが『習い事探し』である。

たとえば、戦区に子どもが何人いるか、知らないが、
Q小でも、600人ほどの児童がいるわけで、その中で魔法学級在籍は20人前後。
今は多少減っているとはいえ、戦区内20ほどの小学校がある。
その中で特別支援学級のある学校とない学校があるわけで、
1万分の120名程度、という計算になる。

中学校も含めると、2万人の通常学級の児童・生徒に対し、
そして、特別支援学校在籍の児童生徒もいるだろうから
障害児の数、というのは、およそ、2万分の300、という計算になる。
ざっくり計算です。
高校生は入れていませんが・・・

たとえば、戦区には大きな水泳教室が2つほどあり、単純計算すると、
1万人の子どもに対し、1ヶ所である。
ここに通常学級で対応可能な障害は含めていない。

つまり・・・通常学級で対応不可の障害児を一万人集めるとすると、
どれだけ範囲を広げなくてはならないだろう???ということである。

つまり、障害の程度や種別に無関係で、ただ、数だけ揃えようとすると、
まず、エリアを広げ、次に年齢を広げ・・・となり、
それは、とてつもなく、広げないと一万人には到達しないわけで、

また、支援学校や支援学級に在籍していても
特定の分野に限定すると、
通常対応(通常学級の部活に所属できるような子もいる。)可能な子もいるわけで、
それを除くと、
やっぱり、相当範囲を広げないと数が揃わないのである。

その中で、ある程度、障害種や程度を考慮すると
もっと仲間集めは難しくなってしまう。

1万人いたら、簡単に習い事は成立する。
その中で、同じコトをやりたい仲間を見つけ、
また、1万人集められたら、
その中でクラス分け
(障害の程度や種別、日程や時間、年齢、それとは別に特定の分野の習熟度など)
もそんなに難しくなくできると思う。

少ない人数の中で同じニーズを見つけるのは難しい。
だから、ウチは、似たような仲間のグループを求めながら
いつも水泳ジプシーとなってしまうのである。

そもそも中度、というのが少ないわけだし、女子も少ないわけだし。

コレが、社会的不利を生じさせる・・・

ニーズに合うところがそう簡単に見つかるはずもなく、
長年ジプシーをし、
せっかくいいところがあっても補助金カットで教室そのものがなくなってしまったり、
教室はあっても月1回だとか、
レベルが違いすぎるためニーズが合わない、とか、
まあ、ジャストフィットはしない。

これだけ人口の多い東京都にいて、こうだもん。

通える範囲では足を伸ばし、
だけど、ウチは土日じゃないと難しいため、平日は無理、というのもあるし、
移動支援だって、戦区の支給時間は15時間だし、
妥協できないところは存在する。

今回、意味不明な退会勧告でまた、ジプシー状態だが、
こっちも長年、積もり積もった不満があるため、
辞めようとはどうせ思っていたところである。
ニーズが合わなさすぎる。
意見が食い違うのが、結局は先生様のお気に召さなかったようだ。

まあ、そんなことは蚊に刺された程度である。

昔はともかく、今の習い事は健常児も先生様やっていたら、
簡単につぶれちゃうしね。
職人気質も今の時代、合わなくて、親方も廃業している人は多いしね。

とはいえ、私の仲間のいう、
「水泳教室はどこもそんなモノだ。」というのも現実として、ある。
哀しいが。

仲間を求めているが、仲間だけいれば、いいってものでもなく、
それ相応の指導もやっぱり、必要だし。

あー、部活でやって欲しい。
だけど、メアリーのやりたいのはダンスだし。

この社会的不利が障害の意味だと思う、つくづく・・・

嘆いても変わらないため、ジプシーなりに動いているよ。

何か、婚活しているみたいだ。
婚活してもお互いのニーズが合わず、成婚率がものすごい、低い。
妥協できないからだ。
また、妥協してまでも結婚したい、とは誰も思わないわけで、
私もメアリーの水泳教室について、どうでもいい、どこでもいい、とは思えない。

妥協は出来ない。
譲れるところは譲ってもいいが、譲れないことまで譲ってしがみつきたくはない。
範囲は広げているけれど、それだって、限界がある。

ところで、ブラック企業で騒がれているところに勤務している女性は
合コンの申し込みが多いらしい。
悪環境で文句いわずに仕事をしているということが、
奴隷のように家族のために尽くすイメージにつながるそうだ。
なるほど!と思った。

習い事ひとつ、不利だよ。




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