リニューアル☆姐さんの日記帳 gooバージョン

長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものこそ思へ

水泳ジプシー

2014-04-06 22:32:26 | 子育て
いろいろとジプシーしているが、定期的にジプシーするのが、水泳・・・

この軽度でもなく、重度でもない自閉(しかも女子)は
絶対的に数が少ないため、どこに行っても仲間に乏しい。

幼少期の療育ジプシーから始まったこの悩み。
一般保育園(つまり健常児)と重度の子が中心の療育『幼児ディケア』を行き来していた。
今も、ごく軽度の子ばかりの魔法学級と重度中心のレインボーを行き来していた。
放課後等ディは新しくできたところにかわったから
少しは仲間が増えたけれど。

特別支援学校高等部に行ってもこの状態は続き、一生続く。

そして、0歳~やっている水泳も悩みの種だ。
健常者のスイミングスクールに混ざれるほど軽くはない。
(体験レッスンはしてみたが、やっぱり、合わない。)
障害者のレッスンもなかなかジャストフィットしない。

水慣れなどの簡単なコースでもなく、重度対象でもなく、
ある程度泳げる子たちのグループを希望している。

個別レッスンは「費用が高い」というのもあるのだが、仲間が欲しい、というのが大きい。
とはいえ、出せる金額もそう、高額は無理。

ちょうどいいカズ・ウォーラスに参加していたのだけれど、
補助金打ち切りでグループレッスンが消失してしまった・・・
とっても惜しいが仕方ない。

月に1度『都障水連』に参加しているが、月1回というのが惜しい。
お金はかからないのだが。

月2回やっているAJもなあ・・・
今の先生はいいんだけどね。

費用も1回1500円だから、まあ、安いから仕方ないね。
「障害児・者を教えてくれる水泳教室なんか他にないんだから、いいのよ。」的な態度がね。
そう思っているかどうかは別にして、
障害者に接していることに対して、不慣れだから
水泳は専門かもしれないけれど、障害児・者に対する専門性や
習い事の先生としての専門性とか、ないのよね。
ま、簡単に言えば、不親切なのよね。

満足できていないからジプシーとなる。

障害者の世界はどこも切磋琢磨しにくい要素がある。
事業所もなかなか増えていかないから、特定の事業所に殺到してしまい、
「そこしかない!」という状況に陥りやすい。
だから、他の商売のように
「この店は態度が悪かったからあっちの店に行こう。」とはなりにくい。

また、高齢者の介護保険サービスのように事業所も多くないし、
文句というか、正当な苦情すら言わずに我慢している人が多い。
高齢者は容赦なく、本人が苦情を言うからね。
知的障害の場合、本人が言えないし、親は謙虚な人が多いからね。
だから、我慢して利用するしかない、という面がある。
簡単に変更できないのである。

苦情を言うにも気を使って、気を使って、事業所とケンカしないようにしているよ。
そして、メアリーの方は苦情の言える人間に育てている。
じゃあ、他の事業所、っていっても、ないからね。

ただ、そういうのも話し合いで解決しない、とか、そもそも話し合いにならない、
とかそれだとどーしようもないんだよね。

長年連れ添った仮面夫婦のように『諦める』しかなくなってしまう。

そうではなくしたい、選択肢を増やしたい、だから、
『障害のある子の放課後を考える会』の代表をして、『放課後等ディサービス』を作った。
それは、正解だったと思うし、地域にも貢献できた。
定員10名の事業所だが、
あっという間に利用者は9人。

それでも、放課後の生活に困っている人は何人か集められたけど、
水泳を本格的にやりたい障害者を地域で集めるのは至難の業だ。
出来れば、メアリーと同じくらいの仲間が欲しいわけだし。

私と同様に水泳ジプシーをしている方、いらっしゃいませんか?
一緒にグループ、作りませんか?
先生はいらっしゃるんです。


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