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映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

1301-コン虫に近づく

2016年10月06日 | 30秒の心象風景
チョウの仲間は成虫になってからは、大きな翅を使ってひらひらと飛び回り、他のどのコン虫よりも優雅に見える。しかしそれは子孫を残すためにパートナーを探す行動であり、その飛翔のためのエネルギーは花の蜜から得ているのである。チョウには食物を食べるような構造の口はなく、吻と呼ばれるストローのような口器で蜜を吸っている。花から花へ蜜を求めて飛び回りながら、パートナーとの出会いを求めているのである。都会の公園で出会ったアオスジアゲハは蜜探しに夢中で、カメラが近づいても気づいていないかのようである。滅多に無いチャンスだと撮影を続けたが、アゲハチョウの仲間は蜜を吸いながらもずっと翅をふるわせていて、じっとしていることがない。なにか時間がなくて急いでいるような、焦っているような感じを受ける。


30秒の心象風景9744・蜜を探る~アオスジアゲハ~
https://youtu.be/tCwVsZZAhec
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