神社の鳥居では、その足の部分のようなよく見える場所に年号が刻まれている。文字も大きく、深く彫り込まれて、遠くから確認できるものが多い。江戸時代は年号だけでなく干支も同時に記されていて、年号や数字の判読に役立つ。しかし、江戸時代以降では使われなくなった表現もあり、文学的な素養が無いと判読できないこともある。月名を表す表現や季節を表す表現は、現在では限られた場所でのみ使われる文学表現になってしまった。(石造物の文字から5)

30秒の心象風景4596・宝暦の鳥居~山田町牧野・大歳神社~
http://youtu.be/yg6MVD_VRU4

30秒の心象風景4596・宝暦の鳥居~山田町牧野・大歳神社~
http://youtu.be/yg6MVD_VRU4