江戸時代の年号に馴染んできて、神社仏閣を訪れるのが楽しくなった。江戸時代の年号は慶長から慶応まで36個ある。播磨地域の農村集落の寺社で、慶長や元和、寛永など江戸時代初期の古いものに出会うことはほとんど無い。これまでの経験では元禄が最も古いと思う。また、同じ年号が続く期間は、年号によって相当異なり、最も長いものでは、寛永と享保のそれぞれ21年間で、最も短いものは万延、元治のそれぞれ1年間である。したがって、新しい年号といえども残された石造物に刻まれている年号が多いとは限らない。「享保」は長く続いた年号の割に出会うことが少ない。古いからかもしれないが、その15年後から始まる「宝暦」の年号はよく見かける年号である。この「宝暦」は14年間続いた年号である。(石造物の文字から6)
30秒の心象風景4432・享保の灯籠~岩部大歳神社~
http://youtu.be/AkB4zxGWVUE
30秒の心象風景4432・享保の灯籠~岩部大歳神社~
http://youtu.be/AkB4zxGWVUE