健康と鍼灸マッサージ in キュアーズ長町 season 14 宮城県仙台市太白区長町七丁目にある鍼灸マッサージ治療院

ぴーちゃんによる鍼灸マッサージ雑学と独り言・14年目&食いしん坊な食べ歩き日記とクライミング雑記

鍼の話 その1

2007年12月07日 | 鍼灸
ちょっと、鍼のお話を一つ。
ぴーちゃんは鍼をするのも、鍼をされるのも好きなので、あまり考えたことがなかったんです。
先日、患者さんに「鍼って、何回使うの?」と尋ねられたんです。
当然、大真面目に「1回ですよ」とお答えしました。
すると意外なことに「えっ!?1回??」と驚かれてしまったのです。
その患者さんは年配の方で、若い頃に腰痛で鍼灸治療を受けたことはあるけど、久しぶりの鍼で、昔と変わったのか気になったみたいでした。
「久しぶり」といっても、40年以上ぶりとのこと。
つまり、医学・医療も日進月歩なんだから、鍼灸学・鍼灸治療も進歩したんだろうとのことなのです。
そこで気になるのが「何回使うの?」です。
おそらく、40年以上前のお話であれば、今と時代がかなり違っていて、銀鍼やステンレス鍼を大切に煮沸消毒や、高圧蒸気滅菌をかけて何回も使用していた時代だったわけですね。
ぴーちゃんが小学生の頃を思い起こしても、インフルエンザの予防接種を1本の注射器で順番に注射された思い出があります。
きっと、鍼灸治療は昔と変わってないんじゃないかと思われての質問だったのかも知れません。
キュアーズ長町においても、他の鍼灸院においても、今では滅菌済み使い捨て鍼(ディスポーザブル鍼)を使用するのが当たり前になっています。
ぴーちゃんは学生時代から手になじんだ「セイリン」というメーカーのステンレス鍼を使っています。
しかも、今は1本の鍼を単回使用、つまり「1本の鍼が体に入るのは、1回ポッキリ」というのが主流となりつつあり、学会などでも推奨しているのです
鍼治療によって患者さんが感染症になる可能性は、40年以上前と比べても極めて低くなったと言えるでしょう。
安心・安全の針治療を提供するためにも、キュアーズ長町ではセイリンの鍼を主に使っているんです。
あ、ここで「主に」と書いたのは、鍼の種類によってはセイリンで作ってないものもあるからなのでした。
鍼のお話、まだまだ続きそうです。
今日はここまで。


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