10月23日(日曜日)、この日は第3回 視覚障害者クライミング日本選手権・決勝が行われた。
まずは朝7時半、ホテルの食堂へ向かう。
ホテルの朝食といえば、やはりバイキング。
和食、洋食のメニューが並んでいたが、我々夫婦は洋食をチョイス。
それにしてもクライマーは食べる、食べる、食べる。
決勝進出を決めた小林さん、井戸本さん、黒澤さん、翔君もモリモリ食べてる。
そんなに食べて、体が重くならないかなと心配になるくらい。
食後、決勝進出組は一足早く会場へ向かい、アイソレーション。
応援組は割りとゆっくり、10時にホテルをチェックアウト。
大会会場に着くと、体育館の中ではクライミング日本選手権の準決勝が行われていた。
観戦する場所を陣取っていると、イタリアへ一緒に同行したカメラマンの山口さんも応援に駆けつけていた。
山口さんとアルコでの話、今大会の話などを一頻りしていると、渡辺数馬君が準決勝を登っていた。
数馬君は山口国体でも好成績を残し、今回も調子いいように見える。
登り終わってフロアへ戻ってきたところを、妻と二人で挨拶に行く。
いつものように、力強い握手をして応援。
そうこうしていると、いよいよ視覚障害者クライミング日本選手権決勝が始まる。
登攀順は翔君、井戸本さん、黒澤さん、福本さん、小林さん。
予選に比べても、明らかに難易度が上がっている壁。
翔君は若いだけあり、スルスルッと調子よく高度を稼いでいく。
しかし、ゴール4手前くらいでフォール。
続く井戸本さん、危なげない登りで高度を上げていくが、ゴール3手前でフォール。
次の黒澤さん、力強い登りで高度を上げていくものの、最終傾斜壁手前でフォール。
4番手は福本さん。調子よく安定した登りでゴール1手前フォール。
最後は小林さん。フロアの声援を背に、綺麗なクライミングを観衆に見せ、観衆も小林さんの華麗なブラインドクライミングに魅せられる。
日本を代表する世界のブラインドクライマーは、ゴール2手前でフォール。
拍手喝采の中、第3回 視覚障害者クライミング日本選手権は幕を閉じた。
フロアへと戻ってきた4名に健闘を讃え、握手をする。
小林さんの前腕はパンプしており、課題の厳しさを物語る。
JFAの北山さんがやって来て、確定順位と、グレードが5.11d相当であったことを教えてくれた。
その後、お弁当が配られて昼食。
食事をしながら、皆それぞれ今大会の登りを振り返って、次へのスタートを切っていた。
続く女子決勝までの時間、主催企業であるマムートのアパレル商品を見たり、ホールド屋さんの懸垂ホールドを利用して皆で何回出来るか競ってみたり、しながら時間を潰した。
そうこうしているうちに女子決勝が始まった。
日本を代表する女子クライマーの決勝。
スポットライトを浴びながら壁を登っていく選手達。
最後に登ったのは、女王・野口啓代ちゃん。
危なげない美しい登りで終了点を掴み、見事に完全優勝を果たした。
続いて男子決勝が始まるが、我々夫婦と黒澤さんは電車の時間があるので、翔君のお母さんに信州中野駅まで送ってもらう。
長野駅までは長野電鉄特急「スノーモンキー」に乗車。
「モンキー」が付いているだけで親近感が湧くから不思議だねと3人で笑う。
電車の中、黒澤さんが筑波技術短大の後輩だと分かって盛り上がる。
楽しい時間は過ぎ去るのが早く、アッという間に長野駅到着。
我々夫婦は新幹線の時間まで少し間があったので、黒澤さんとは駅でお別れ、次の大会での再開を誓った。
新幹線出発までの間、長野駅周辺をチョロチョロ散策、お土産などを買って過ごした。
17時50分、長野発の新幹線に乗り込み、一路仙台を目指して長野を後にした。
2日間しかいないのに、とても長い時間を過ごしたような、満足感に包まれた長野の旅だった。
遠く離れていても、クライミングで繋がっている仲間に感謝。
まずは朝7時半、ホテルの食堂へ向かう。
ホテルの朝食といえば、やはりバイキング。
和食、洋食のメニューが並んでいたが、我々夫婦は洋食をチョイス。
それにしてもクライマーは食べる、食べる、食べる。
決勝進出を決めた小林さん、井戸本さん、黒澤さん、翔君もモリモリ食べてる。
そんなに食べて、体が重くならないかなと心配になるくらい。
食後、決勝進出組は一足早く会場へ向かい、アイソレーション。
応援組は割りとゆっくり、10時にホテルをチェックアウト。
大会会場に着くと、体育館の中ではクライミング日本選手権の準決勝が行われていた。
観戦する場所を陣取っていると、イタリアへ一緒に同行したカメラマンの山口さんも応援に駆けつけていた。
山口さんとアルコでの話、今大会の話などを一頻りしていると、渡辺数馬君が準決勝を登っていた。
数馬君は山口国体でも好成績を残し、今回も調子いいように見える。
登り終わってフロアへ戻ってきたところを、妻と二人で挨拶に行く。
いつものように、力強い握手をして応援。
そうこうしていると、いよいよ視覚障害者クライミング日本選手権決勝が始まる。
登攀順は翔君、井戸本さん、黒澤さん、福本さん、小林さん。
予選に比べても、明らかに難易度が上がっている壁。
翔君は若いだけあり、スルスルッと調子よく高度を稼いでいく。
しかし、ゴール4手前くらいでフォール。
続く井戸本さん、危なげない登りで高度を上げていくが、ゴール3手前でフォール。
次の黒澤さん、力強い登りで高度を上げていくものの、最終傾斜壁手前でフォール。
4番手は福本さん。調子よく安定した登りでゴール1手前フォール。
最後は小林さん。フロアの声援を背に、綺麗なクライミングを観衆に見せ、観衆も小林さんの華麗なブラインドクライミングに魅せられる。
日本を代表する世界のブラインドクライマーは、ゴール2手前でフォール。
拍手喝采の中、第3回 視覚障害者クライミング日本選手権は幕を閉じた。
フロアへと戻ってきた4名に健闘を讃え、握手をする。
小林さんの前腕はパンプしており、課題の厳しさを物語る。
JFAの北山さんがやって来て、確定順位と、グレードが5.11d相当であったことを教えてくれた。
その後、お弁当が配られて昼食。
食事をしながら、皆それぞれ今大会の登りを振り返って、次へのスタートを切っていた。
続く女子決勝までの時間、主催企業であるマムートのアパレル商品を見たり、ホールド屋さんの懸垂ホールドを利用して皆で何回出来るか競ってみたり、しながら時間を潰した。
そうこうしているうちに女子決勝が始まった。
日本を代表する女子クライマーの決勝。
スポットライトを浴びながら壁を登っていく選手達。
最後に登ったのは、女王・野口啓代ちゃん。
危なげない美しい登りで終了点を掴み、見事に完全優勝を果たした。
続いて男子決勝が始まるが、我々夫婦と黒澤さんは電車の時間があるので、翔君のお母さんに信州中野駅まで送ってもらう。
長野駅までは長野電鉄特急「スノーモンキー」に乗車。
「モンキー」が付いているだけで親近感が湧くから不思議だねと3人で笑う。
電車の中、黒澤さんが筑波技術短大の後輩だと分かって盛り上がる。
楽しい時間は過ぎ去るのが早く、アッという間に長野駅到着。
我々夫婦は新幹線の時間まで少し間があったので、黒澤さんとは駅でお別れ、次の大会での再開を誓った。
新幹線出発までの間、長野駅周辺をチョロチョロ散策、お土産などを買って過ごした。
17時50分、長野発の新幹線に乗り込み、一路仙台を目指して長野を後にした。
2日間しかいないのに、とても長い時間を過ごしたような、満足感に包まれた長野の旅だった。
遠く離れていても、クライミングで繋がっている仲間に感謝。