今回、ワゴンRが一部仕様変更となりまして、フロントデザインの刷新をはじめ、最新のデュアルカメラブレーキサポートの導入等による運転支援、安全機能の強化が図られています。
スズキ・新型ワゴンR HYBRID FX-S(4WD・CVT)
全方位モニター付ディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機装着車
>>ボディカラー:ピュアホワイトパール(ブラック内装 ZVR)※メーカーオプション:有償色
こちらの展示車両は、一部仕様変更にて登場となりました新グレード「HYBRID FX-S」です。従来設定されていました廉価グレード「FA」やハイブリッド車の「HYBRID FX」、最上級グレード「HYBRID FZ」が廃止となりまして、スタンダードな「FX」とこちらの「HYBRID FX-S」の2機種に!
エクステリアでは、フロントデザインが刷新されまして、フロントグリルとフロントバンパーが変更されています。従来モデルではヘッドライトを繋ぐように配置された直線を基本としたフロントグリルデザインが用いられていましたが、新型ではフロントグリル部が小さく設定され、ロアグリルが大型化!太いクロームモール加飾が上下に配置されたのもポイント!
今回の大きな変更点としましては、運転支援機能と安全機能の進化です。新たにステレオカメラ方式の「デュアルカメラブレーキサポート」が採用され、夜間時の歩行者検知機能をはじめ、アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]、車線逸脱抑制機能が追加されています。
デュアルカメラブレーキサポートに変更されたことで、カメラ取付部の変更に伴い、フロントガラスの仕様(ガラス縁の処理など)が変更され、内装もカメラ装着部分(形状)がルームミラーのベース部と一体型となり、ルーフライナー形状も変更されています。
ACC[全車速追従機能付]や車線逸脱抑制機能が追加されたことで、ステアリングスイッチ(右側)にはACC用スイッチが追加装着され、エアバッグユニット右側には車線逸脱抑制機能用スイッチが追加されています。同時に、メーター内にもACC、車線認識などの表示機能が追加されていますのでこちらも要チェックですよ~!
また、ワゴンRにも7インチディスプレイオーディオが新たにメーカーオプション設定(FXを除く)されています。こちらは、コネクテッドサービス「スズキコネクト」にも対応していまして、スズキ緊急通報(ヘルプネット)やスズキトラブルサポート、アプリサービス(遠隔エアコン操作、うっかり通知、セキュリティ通知など)が利用できます。
ディスプレイオーディオ装着時には全方位モニターも装備されますので、オーディオユニット左下側にVIEWボタンが備わります。さらに、スズキコネクトに対応したことで、従来の前席用ルームランプ部分に、「SOSボタン(ヘルプネットやオペレーターサービスに対応)」が増設され、ルームランプはより手前側に配置されました。
そして、インパネ下部には、新たに「USB電源ソケット[Type-A/Type-C](インパネ、2個)」が追加装着(FXを除き全車で標準装備)となっています。→ちなみに、カバー部は開きっぱなしにならないようにバネが内蔵される仕様で、出力電源はType-Aが2.4A、Type-Cが3Aとなります。
このほか、キーレスプッシュスタートシステム、オートエアコン、運転席シートヒーターが全車標準装備となりまして、快適装備も充実しています(展示車両は4WDのため、助手席シートヒーターも装備)。
安全装備も充実化が図られていまして、従来、ワゴンR スティングレーの最上級グレードHYBRID Tのみに標準装備されていた、「フロントシートSRSサイドエアバッグ」と「SRSカーテンエアバッグ」が全車で標準装備となったのも今回の注目点です-。