第3世代のカイエンに、いよいよ新ボディバリエーションとして「Coupe(クーペ)」が登場です!クーペならではのダイナミックなスタイリングのみならず、通常のカイエンと異なるリヤの足回り設定や、4席スポーツシート仕様の採用等、別格の存在に-。
ポルシェ・新型カイエン S クーペ(ティプトロニックS)
>>ボディカラー:キャララホワイトメタリック
こちらの展示車両は、V6エンジン搭載モデルのハイパフォーマンス仕様(最高出力440PS)となる「Cayenne S Coupe(カイエン S クーペ)」です。ステアリングホイールポジションは「右」、トランスミッションは「8速 ティプトロニック S」のみの設定となっています。…カイエン クーペには、専用オプションにて「ライトウエイトスポーツパッケージ」も用意されています。
今回登場しました新型カイエン クーペのフロントデザインは、カイエン(標準車)と同デザインとなっていまして、Aピラー以降のデザインが大幅に異なりまして、単なるクーペボディ化ではなく、パフォーマンス性能をさらに高め、スポーティで走りを意識した位置付けに!
新型カイエン クーペでは、標準車のカイエンとは異なり、Aピラー角度が約1度寝かされています。その為、フロントウインドウ(サイドのウインドウモール形状も変更)やフロントワイパー位置(カイエン標準車よりもボンネット内にワイパーアームが移動)等も異なっています。
ルーフには、ルーフ全面を固定式ガラスが覆う「パノラミックガラスルーフ」が標準装備されています。固定式のみの設定!ガラス面は0.92㎡と大型で、フロントウインドウからリヤウインドウまで繋がるデザインとなり特徴的なスタイルに。また、オプションにて、カーボンルーフ仕様(パッケージオプション)も選択可能です。
カイエンよりも低いフロントウインドウとAピラーの採用で、ルーフエッジは約20mm下がっています。また、ボリュームのあるリヤフェンダーも気になるポイントでして、リヤドアとリヤフェンダー部は再設計となり、リヤトレッドは+18mmと拡大されています。低重心化とリヤのセッティング変更により、走行性能も高まっています。
こちらの展示車両には、オプションの「21インチ Cayenne エクスクルーシブ デザイン ホイール」と「リヤアクスルステアリング」が装着されています。→カイエン S クーペには、20インチ Cayenne Sportホイールが標準設定となっています。また、スポーツクロノパッケージは標準装備!
新型カイエン S クーペ@リヤビュー→
リヤビューは、特徴的なカイエン クーペ専用デザインが導入されています。今回、標準車のカイエンとは異なり、ナンバープレートポケットがバックドアからリヤバンパー側へと移設されています。また、最新モデルに準じたリヤコンビネーションランプデザインも相まって、さらにスポーティな印象に!
クーペスタイルが採用されたことで、ルーフラインからバックドアまで滑らかに繋がるデザインとなっています。また、リヤウインドウの面積も大幅に拡大されていまして、リヤワイパーは非装着(レス仕様)となります。リヤコンビネーションランプは、テールランプ下部に膨らみ(プレスライン)が追加され、立体的に!
新型カイエン クーペでは、ルーフ後方に備わる「固定式ルーフスポイラー」とリヤコンビネーションランプ上部に備わる電動開閉式「アダプティブリヤスポイラー」の2つのスポイラーが備わります!上部のルーフスポイラーは、ルーフからリヤウインドウへと空気が流れるようにインテーク形状が採用されています(下方向の気流を発生)。
今回の特徴装備でもあります「アダプティブリヤスポイラー」は、電動開閉式となっていまして、バックドア幅いっぱいに取り付けられたスポイラー部が走行状況(任意での開閉も可能)により電動開閉します。かなり大型なので、スポイラー展開時は迫力がありますよ~!また、パネル上部には、ハイグロスブラック仕様の細身のリップスポイラーも装備されています。…スポイラーは90km/hを超えると135mmまで展開。
今回、リヤバンパー中央にナンバープレートポケットが配置されたことで、911等のイメージがカイエンに取り込まれています。バンパー下部には、ブラック素地仕様のアンダーガードが備わったことで、大柄なボディを引き締まった印象へ-。…展示車両には、スポーツエグゾーストシステムが装着。
バックドア中央には、平行に配された2本のプレスラインも特徴!キャビン側へと窪んだデザインとなることで、カイエンならではの大型ボディの厚みと高さを和らげ、ルーフラインとウインドウパネルを引き立て、スポーティなスタイルとなっています。
←新型カイエン S クーペ@インテリア
新型カイエン クーペのインテリアは、標準車のカイエンに準じたデザインが導入されています。Aピラー角度が変更されていますがウインドウスクリーンの印象は大きく変化せず、優れた視界を確保しています。…展示車両のインテリアカラーは「ブラック/ボルドーレッド」。
こちらの展示車両には、オプション設定のステアリングホイールヒーター、コンフォートアクセス、アルミニウムインテリアパッケージ、アルカンターラルーフライニング、BOSEサラウンドサウンドシステム、スモーカーパッケージ、シートヒーター&ベンチレーション等が装備されています。
リヤドアは低く設定されたルーフデザインに伴い、ドア上側の形状が薄く設定されています(フロントドアも同様にAピラー形状変更によるり形状が異なります)。また、開口幅や足元の広さは、標準車のカイエンと同レベルとなっていますので、乗降性も同様。スカッフプレートには「Cayenne」ロゴが刻印されています。
大型ガラスパネルが採用された「パノラミックガラスルーフ」は、リヤシート前方まで開放され、低く設定されたルーフによる圧迫感は低減されています。ルーフの重量増となりますが、ボディセッティングの変更等により、重量配分等が見直され優れた走行性能を実現しているのもポイントです。
リヤシートは左右席で独立!新型カイエン クーペは、4席仕様となっています。コンフォートリヤシート(無償オプション)も選択可能です。そして!リヤシートは、標準車のカイエンよりも30mm低く設定されされていまして、頭上も十分なスペースが確保されていますよ~!センターには、座面部に小物入れ、上部にはカップホルダー付きのアームレストが備わります。
ラゲッジコンパートメント容量は625リッターです。クーペボディとなりますので、リヤコンビネーションランプから上側は大きく角度が付くデザインとなっています。リヤシート格納時には、1540リッターまで拡大することができますよ~!バックドアは電動開閉式となります。
標準車のカイエンでは、トノカバーは引き出し式となるロール式が採用されていましたが、こちらの新型カイエン クーペでは、固定式のフラップタイプが採用されています(バックドア側に吊り紐が装備されます)。こちらの裏面には収納に使えるネットも装備されプライバシーにも配慮されています。…この他、フロア下には、タイヤパンク修理キットが搭載されています。
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