止まり木
2019年05月20日 | 詩
止まり木
ビルとビルとの 隙間に残る
名残惜しそうに 暖簾の裾が
時代の流れに 取り残されて
狭い間口に 赤提灯が
奥行僅か 二間と少し
狭い店だが 賑わう店よ
人と人との 想いは通う
昨日も今日も 賑わう街は
他人の心に 寄り添うところ
語る話題は 未来の夢を
古びた店で 思いは巡る
若い力を 燃やして駆ける
一度は来てよ この街に
昼は仕事で活気に溢れ
夜はみんなの 憩いの場
語り合っては 馴染みの肩を
叩き励まし 一口飲んで
締めはいつもの お袋の味
ビルとビルとの 隙間に残る
名残惜しそうに 暖簾の裾が
時代の流れに 取り残されて
狭い間口に 赤提灯が
奥行僅か 二間と少し
狭い店だが 賑わう店よ
人と人との 想いは通う
昨日も今日も 賑わう街は
他人の心に 寄り添うところ
語る話題は 未来の夢を
古びた店で 思いは巡る
若い力を 燃やして駆ける
一度は来てよ この街に
昼は仕事で活気に溢れ
夜はみんなの 憩いの場
語り合っては 馴染みの肩を
叩き励まし 一口飲んで
締めはいつもの お袋の味