あこがれのこころで
ぼくは歩いてきた
ぼくが歩いていると
野を渡る風や鳥のこえからも
希望の音楽が聞こえた
点景の可憐な蝶の飛翔にも
いのちのひとときの輝きが見えた
出会いを夢み
ポエジーを求めて
ぼくは歩いてきた
ぼくが歩いていると
出会いの一つ一つが
ときには優しく語りかけてきた
いくつもの憧れの挿話や
メルヘンが生まれた
さながら旅を楽しむ気持ちで
ぼくは歩いてきた
また この新たな季節にも
ぼくは歩いていくだろう
ぼくに調和した歩調で
あかるくうたいながら