なつかしいものは
いのちの記憶とつながっている
好きになるものは
いのちの憧れとつながっていく
なつかしい記憶や
好きなものへの憧れ
これらの個別的体験から
ぼくらの個別の世界が生まれてくる
なつかしいものは
ぼくらのいのちのふるさとだ
なつかしいものを想うとき
ときに優しい気持がよみがえる
好きになるものは
ぼくらのいのちの羅針盤だ
好きなものへの憧れが
未来の方向をさししめす
ぼくらの内面の世界には
一人ひとり異なる個人の体験がある
一人ひとり別々の思い出がある
一人ひとり違った憧れがある
なつかしいもの 好きなものが
いつも生きている内面の世界
心に残る記憶と憧れから
ぼくらの個別の世界が生まれてくる