いつもコタツは、満員御礼!

…保護した猫の新しい家族を探しています…

動物愛護センター:03

2010年04月23日 | お知らせ
職員さんの説明や熱心な質疑応答に思いのほか時間を掛けてしまい、施設内の見学にはあまり時間が取れませんでした。


保護場所は想像していたよりもスペースに余裕があり綺麗でした。
ここは全面ガラス張りで、日が経つごとに檻を移動させることも行っていないそうです。
(各檻にマグネット式の番号が張り付けられていましたが…)

私たちが入ると一斉に尻尾を振って駆け寄ってきました。
飼い主が迎えに来たんだと思ったんでしょうね…

飼い主による持ち込みは後を絶たず、迷子のようだからと届けられても家族と再会できる子はほんの一握りです。

保護期間は、基本的に7日。

私には尻尾を振るこの子たちの目をまっすぐに見ることができませんでした。


「せめてガス処分ではなく、注射による安楽死はできないのか?」という参加者からの質問に、
職員の方は「また僕たちに、毎日この手で動物たちを殺せというのですか?」と答えました。



責められるべきは 持ち込んだ人間たちです



日中の屋外ケージにはチワワやダックス、今人気の犬種がたくさんいました。

この仔たちも、一度は望まれて人間の家庭に迎えられた仔たちです。



現在、約20のボランティア(団体)さんたちがセンターからの引き出しをされているそうです。

私財を投げ出して救おうとする人間がいる一方で、持ち込みを繰り返す人間もいます。

ひどい環境の中で産みだされ、店頭に並べられている命があります。



「法の整備が必要です」
それは職員さんも言っていました。

そして、法を変えるのは国でもなく行政でもなく、私たち国民です。



敷地内の隅に殺処分された動物たちのお墓がありました。



私たちの税金がもっと他のことに使われますように。

動物愛護センターが、「殺処分の場所」でなくなりますように。

最新の画像もっと見る