花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

『仏像探訪 第4号』

2013年01月02日 | BOOK
あっそうそう。
すでに発売されて3ヶ月以上経っていたのですが・・
最近物色していなかったので・・
暮れに購入しました。
(『ダライラマと日本人』ってムック本と一緒に)

奈良の仏像が『仏像探訪 第4号』で特集されていました。

奈良
至宝の仏像めぐりってことで、
『仏像の顔』

飛鳥・白鳳の仏像の顔
01 飛鳥大仏(飛鳥寺) 02 薬師如来坐像(法輪寺) 03 伝虚空蔵菩薩立像(法輪寺)
04 金銅観音菩薩立像(向原寺) 05 銅造仏頭(興福寺)
06 薬師如来坐像(薬師寺) 07 日光菩薩・月光菩薩(薬師寺)

天平の仏像の顔
08 如意輪観音坐像(岡寺) 09 楊柳観音立像(大安寺)
10 四天王立像(大安寺) 11 十二神将立像(新薬師寺)

平安時代以降の仏像の顔
12 薬師如来坐像(新薬師寺) 13 十一面観音菩薩立像(海龍王寺)
14 十一面観音立像(法華寺) 15 日羅上人像(橘寺) 16 十一面観音立像(長谷寺)


って取り上げられていました。

至福の仏像はここにある! 奈良仏像マップ なんていうのもあり

みうらじゅんが語る 「阿修羅の魅力」
って、見仏記でもしられているみうらじゅんさんのページも。

けっこう奈良の仏像好きには面白いです。
ちょいおすすめ本でした。
よかったら立ち読みしてみてください。

仏像探訪 第4号 奈良至宝の仏像めぐり (エイムック 2466)
エイ出版社

万里の長城

2012年08月18日 | BOOK
加古里子(かこさとし)・・
「だるまちゃんとかみなりちゃん」をはじめとする「だるまちゃんシリーズ」の絵本を目にしたことがあるんではないでしょうか?

その書いた絵本?本??
今日絵本コーナーで見つけて・・思わず買わねば!!と思ってしまったのです。
「万里の長城」という絵本。児童コーナーにあったのですが・・
 中を見ると・・これがこれが・・なかなかです。

中国好きには思わず・・無視でいない本です。
今いくら「スターウォーズ」がよくてもね(苦笑)

「万里の長城」
作: 加古 里子
絵: 加古 里子 常 嘉煌

って「万里の長城」という歴史遺産のなりたちかしらん?それとも長城をつくった歴史の人物が出てくるのかしら?
って中をみるととんでもない!!もっと壮大な歴史解説書でした。
本屋さんでみつけたらとりあえず手にして1度見てください。
「なんじゃこの本は??」って思ってしまうはず。

児童書の絵本という範疇を越えてます。
これって子供がよむの??って思わず。小学校高学年からと書いてありますから、10歳ぐらいから読めるものなのでしょう・・。
でもほんとに小学生が読むの??って信じがたいくらいです。
お受験の社会科あたりにでてくる内容でしょうか?

「案内役として「長城探検隊」がクイズもだしますが、、地球の起源、人類の起源までさかのぼり、文化や文明の誕生、歴代の王朝の変遷を丁寧にたどって、中国6000年の歴史の中で、「万里の長城」の謎を解こうとしてるんです。
 ある種スターウォーズかないですけど、スペクタルですよ!!

 加古里子さん、1926年生まれってことですので今80歳をこえてのこの本を作る意欲ってすごいですね。
今回絵をメインで描かれたのは 常 嘉煌ってことで、 常 という苗字。
敦煌ずきにはあれれ??ひょっとして・・の常書鴻さん!!の息子さんなんだそうです。ですから
1950年、中国の敦煌莫高窟で生まれるって書いてあってびっくりですよ。
あの莫高窟で生まれた??ほんとう??っておもうのですが、それは洞でもいいや・・でもやっぱり
敦煌莫高窟好きな私・・やっぱり購入しないわけにはいけないよね・・って妙な使命感が。

昨年出版されて1年経っているようですが、よくまあ私の目にひっっかかったなあ。

この本絵本ですが・・児童用物語絵本とおもったら大間違い。
大人が読んでこれよんだあとに「万里の長城」観光へ繰り出しましょう!!

面白さ倍増です。

万里の長城 (福音館の単行本)
加古里子,常嘉煌
福音館書店


だるまちゃんとかみなりちゃん (こどものとも絵本)
加古 里子
福音館書店

Minou

2012年06月04日 | BOOK
海外に行って買った自分へのお土産。
ぬいぐるみ、美術館の図録、ミュージックCD・・が引越しした家の中にいっぱい。
ほかの人にとってそう欲しいとは思えないもの。たいしたことないもの・・って感じ。
それなのに捨てられない・・・う~~~ん。これがいけないですよね。

そのなかの1冊。「Minou」小学生向きの絵本・・だと思います。
ストーリーを書いたのは Mindy Bingham って作家さん
イラストを描いたのがItoko Maeno って日本の方だったようで・・
買った時は、話ではなくシャム猫が主人公の水彩画が気に入って買っちゃいました。

大事に育てられてきたニャンコ。育ててくれたおばあちゃんがなくなって・・住む家もなくなっちゃう。
そんなニャンコが、パリの観光地をめぐりながら・・って成長してく物語みたいです・・。
って英語ちゃんと訳してないで絵ばっかりみてるんですけどね。

この絵本を購入して、ホテルに帰ってからだったかイラストを書いたのが日本人という絵本を自分がかったことに笑った記憶があります。
海外行っても日本がすきなのよね。って。

見仏記 ぶらり旅篇

2012年01月16日 | BOOK
先日購入した西村公朝さんの本と一緒に購入した本。
昨今の仏像ブーム?仏像ガール?の火付け役と言えば・・この人
「みうらじゅん」さん
そして、その火付け本・・・『見仏記』
そのシリーズ本が昨年出ていたのね・・って中身をチラッとみて、こちらも購入したわけです。

見仏記 ぶらり旅篇
著者 いとうせいこう みうらじゅん
発売日:2011年 10月 31日
定価(税込): 157

遷都1300年にわく奈良、法然800忌で盛り上がる京都、そして不思議な巡り合わせを感じる名古屋をいとうせいこうさんとみうらじゅんさんの仏友ふたりが、めぐった見仏記。

まず奈良・・秋篠寺、薬師寺、唐招提寺、そして安部文殊院、聖林寺、長岳寺、元興寺・・って、奈良めぐりアドバンスコースってかんじでしょうか。
そしてなら仏像館・・が奈良のラスト。なら仏像館は、奈良国立博物館の本館のこと。そうここを思いっきり楽しんでいるお二人が目にうかびます。

でもきっと最新版になったら東大寺ミュージアムで何か語るだろうなあ。
あんな丸裸の不空羂索観音立像 みたらね・・って。

そこから今度は京都に・・・。
京都の仏像にあいにいってます。

仏像好き、さらにそれ以上のミーハーのバイブルなんですよね。きっと『見仏記』って。

見仏記 ぶらり旅篇
いとう せいこう,みうら じゅん
角川書店(角川グループパブリッシング)

「形」でわかる仏像入門

2012年01月14日 | BOOK
本屋さんにいって・・・目に入った名前
『西村公朝』この名前は・・仏像好きなら誰もが知ってるんじゃないか?って勝手に思っているのですが・・。
私の大好きだった仏師・・そう。すでに他界されて今は、ひょとするとホンモノの観音さんにお会いしてるかも・・なんて思ってしまうくらいなのですが、その方のお名前で新刊??
そんなはずはないだろう・・って思いながら、手にとるとホッ。
あの世でかかれたわけでなく(当たり前だって)
1995年に書かれた『仏像の声 形・心と教え』の新装改訂版だそうな。
ひょっとしてすでに購入して読んだことあるか・・って思いながらも西村公朝さんのお名前で購入してしまいました。
ぱらぱらと読んでみると・・あっ!やっぱり読んだ!!と解るところがありました。

西村公朝さん、京都の三十三間堂の十一面千手観音千体像はじめ、約千三百体の仏像の修復にたずさわった方で、京都の愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)住職でもあったかたで、たびたびTVにも出演されて、仏像彫刻に対ししてのお話を優しく楽しくしてくださった方です。その人柄の優しさからか愛宕念仏寺には優しい仏像さんがおられます。その優しい仏像さん触れる仏像さんを作られたきっかけがこの本にあったんです。
目の不自由な人が触ってもよい仏像・・「ふれ愛観音」のことが・・

『仏像の「形」から読み解いた「仏の心」をやさしく解説』ってありますが・仏様に愛情たっぷりの公朝さん。
わが子を紹介するようです。
愛があるんです。仏様たちも愛情をそそいでっくれますが・・公朝さんご自身の愛情がこの本に溢れています。

写真いっぱいの本もいろいろありますが・・この本は、公朝さんのかわいいイラストで仏像たちが紹介されてます。

この本を見つけて・・さらに『見仏記 ぶらり旅篇』も購入。
そうまさに仏像君達を人気者にしたいとうせいこう&みうらじゅんの仏像めぐりを書いた『見仏記』。

こちらはおってまた。
そろそろ仏像さんのことも再びブログにかきはじめる・・かも?

「形」でわかる仏像入門
西村公朝
佼成出版社


見仏記 ぶらり旅篇
いとう せいこう,みうら じゅん
角川書店(角川グループパブリッシング)

としょかんライオン

2012年01月07日 | BOOK

絵本です。なにかとっても素敵なお話です。
図書館にライオンがやってくるんです。
ライオン君がやってくるなんて奇想天外です。
でもそれは、・・大人の発想。
子供達にとったら・・それは素敵なことなんです。
そのライオン君は、ちゃ~んとルールを守るんです。
図書館のルールをね。

でもとある事件が起きて・・ライオン君ルールをちょっと破っちゃう。

ライオン君がその日から図書館に来なくなっちゃう。

でもでも・・それがね。
ルールがあってもそれは、臨機応変。もっと大事なことがあったらね。って

大事な事、それはこんなこと。マナーやルールそれはみんなが素敵な空間にいられるようなこkとだけど
もっと素敵になるように・・
とってもあたたかい本。数分でよめる絵本でした。

恵比寿ガーデンプレイスのなかにあった本屋さん(八重洲ブックセンター 恵比寿店)で平積みになってました。
思わず立ち読み。
気に入って買っちゃいました。
対象年齢は、3才 ~ 小学校高学年向けってなってます
お子様向け・・どこかパディントンのお話に似ています。
2007年に創刊されて翻訳絵本部門第1位だったようです。

著者: ミシェル・ヌードセン イラスト: ケビン・ホークス
翻訳: 福本 友美子

ダンスオブ ヴァンパイア 「本だ~♪本だー♪ 何万冊も・・」って アブロンシウス教授の本に喜んでる姿をもちょっと思い出す表紙だったりして
としょかんライオン (海外秀作絵本 17)
ケビン・ホークス,福本 友美子
岩崎書店

一個人 10月号

2011年09月05日 | BOOK
仏像好きの方また買いましたか~?
ってかんじで、「一個人」の入門シリーズが10月号でまた特集されてます。
仏教でなくて「お寺入門」です。
・空海と密教美術

 世界遺産登録決定!
・平泉 中尊寺と浄土の世界

・日本仏教の13宗と総本山
 歴史と必見の至宝

・お寺の「建物」にはどんな意味があるの?

・知っているようで知らない
 参拝の作法と年中行事

・意外に知らないお坊さんの“謎”を解明!!
 お坊さんのしきたり

・仏像は何を伝えているのか?

・奈良 古寺の仏像に出会う

・知っておきたい
 葬式・戒名・墓のしきたり

ねっ!!
心くすぐられて買っちゃいました(苦笑)
特に「意外に知らないお坊さんの“謎”を解明!!
   お坊さんのしきたり」
ここに目が入っちゃいました。
もちろん仏像もですけどね。

この「一個人」ってコンビニでも売ってるんですよね。
そこで立ち読んだのが、まずかった。読み切れずに・・
本屋さんに入って、結局購入しちゃいました。680円也

一個人 (いっこじん) 2011年 10月号 [雑誌]
ベストセラーズ
ベストセラーズ

津田梅子って?

2011年09月02日 | BOOK
伯母の通夜で久しぶりに姪にあった。
姪は、小学校4年生。
伝記にはまっているようで「アンネ・フランク」の伝記本を持ってきていた。
「「アンネの日記」の女の子だよね。」なんていって本を見せてもらったのだけど・・
あらら・・漫画本の伝記。
そうかこの手も今は漫画なのね・・っていって姪が読んだのは
「キュリー夫人、マリー・アントワネット、ヘレン・ケラー、マザー・テレサでしょ・・」といって女性の伝記を多く読んでるらしいのだけど・・
本の紹介に見つけた名前
「誰?津田梅子って?」・・って思わず知らない人登場。
一緒にいた妹が、津田塾の創始者とかじゃない?と・・
私達のの幼かったころに彼女の伝記なんてなかったよねえ・・と
津田梅子さんは・・明治の教育者。日本で最初の女子留学生。。日本の女子教育の先駆者と評価され1900(明治33)年に女子英学塾を創立したそうな。後の津田塾大学そうっかあ。・・って先ほど知った。

私の子供の時代にゃ、まだまだ女性の伝記って少なかったなあ。
まだまだ男士厨房に入らず・・だったり、女性は結婚したら専業主婦。
男性の意識には、男尊女卑が強かったのかも・・
今では聴かれなくなったウーマンリブが叫ばれてたよなあ。
市川房枝さん・・って今も覚えてるなあ。
女性の社会進出まだまだだったってかんじで・・。

思わず、時代の変化をこんなところで知った。
しかし、しかしですよ。
あのころ読んだエジソンは?ってその全集にはいないみたいで・・
私の中ではミレーとかゴッホにベートーベンと一緒で、定番だたんだけどな。
時代が、変わったのか。書かれている伝記シリーズもあるようだけど。

サン・テグジュペリや手塚治虫がいたのにもおどろいた。
やっぱり時代がかわってるんだよね。
久々・・

津田梅子―六歳でアメリカに留学した女子教育のパイオニア (小学館版学習まんが人物館)
みやぞえ 郁雄,菅谷 淳夫
小学館



エジソン 魔術師といわれた発明王 (学習漫画 世界の伝記)
飯野 貞雄
集英社


くまのパディントン

2011年09月01日 | BOOK
このところマンガに絵本の紹介できてますので
今回は児童文学小学生から読める本
「くまのパディントン」の本の紹介。

以前にもパディントンは紹介していますが、シリーズ本については今回が初。
イギリスで第一作『 A Bear Called Paddington(くまのパディントン)』が1958年に出版され、日本でも福音館書店から世界傑作童話シリーズとして『くまのパディントン』が発行されている。
マイケル・ボンド作 /ペギー・フォートナム絵 /松岡享子訳の初版は、1967年というからすごい。

くまのパディントンは、ロンドンのパディントン駅で、ブラウン夫妻に出会い、家族の一員として迎えられる。
彼の行動は、デパートに行けばショーウィンドウの中をめちゃくちゃにし、芝居見物に行けば演技を現実と思いこんで楽屋に乗りこむ始末。
彼の行くところ次々大騒動がまきおこるのだけれど、
最後には、まわりの人々もパディントンに撒きこまれ、彼を大好きになってしまう。

パディントンが、様々巻き起こした騒動が綴られたシリーズ本が今は、10巻。
イギリスで最初の巻が出てから2008年で50年。
その50年目に10巻目『パディントンの大切な家族』が刊行された。

くまのパディントン・・20年ぐらい前に銀座の本屋さんで購入。
その後・・気恥ずかしくて自分の本として買えず、「プレゼント用に」なんていっては、リボンを付けともらって購入。
でも50年目の『パディントンの大切な家族』は自分のとして久々買いました。(笑)

元気が、もらえる本です。
大人が、変に見栄をはったり、世間体を気にするのが、おかしくなっちゃう。
登場してくるキャラクターも様々。
そう、素直になればいいんじゃない?パディントンになっちゃえば?そんな気分になる本です。


A Bear Called Paddington
Peggy Fortnum
HarperCollins Children's Books


くまのパディントン (世界傑作童話シリーズ―パディントンの本)
ペギー・フォートナム,松岡 享子
福音館書店


パディントンの大切な家族 (世界傑作童話シリーズ―パディントンの本)
ペギー フォートナム,Michael Bond,Peggy Fortnum,田中 琢治,松岡 享子
福音館書店


絵馬師 殿村進

2011年08月28日 | BOOK
そういえば・・人は、生きてるといろいろなことがあるもんですよね。
先日 小泉 吉宏さんのマンガエッセイとでもいう本を紹介しましたが、
同じように一時買い込んだシリーズとでも言うような、絵本があります。
絵馬師 『殿村進』というかたの絵本です。
相田みつおさんの書が、いろいろなところで紹介された頃・・
同じような場所に常にあった絵本です。

『こころの本』り



『幸福地蔵』より





お地蔵さまの本とかかれ、ほのぼのとしたお地蔵さまの絵と文が語ってくれる
これも心穏やかな気分になれる絵本なのです。
元気がもらえます。



残念ながら私の持っている6冊、は現在発行されていないようです。
でもお地蔵さまの本は、三冊発行されてるらしいです。


絵馬師 殿村進さんはすでに故人です。
昭和8年 秋田県生まれの方ですが、平成9年12月になくなられました。

たぶん息子さんの殿村栄一さんが今そのお地蔵さまをひきついで描かれてるようですが・・まだ出会ってはいません。

人生はいつでも今がいちばん 幸福はきょうという日にこそある―豪華愛蔵版お地蔵さんの本〈上〉 (豪華愛蔵版お地蔵さんの本 (上))
殿村 進
宙出版


絆 愛あればこそ―豪華愛蔵版お地蔵さんの本〈下〉 (豪華愛蔵版お地蔵さんの本 (下))
殿村 進
宙出版


身のほど地蔵
殿村 栄一
春陽堂書店