花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

新国立劇場バレエ「眠れる森の美女」 2回観て

2014年11月19日 | きまま
新国立劇場バレエ「眠れる森の美女」は、今回6公演 これは多いのか少ないのか?
日本においては標準的公演数なのかな?

でも海外でバレエというと思い浮かぶ、ロシア、イギリス、フランス、アメリカの公演って
1ヶ月ではないものの10日間以上の公演してません?(って勝手な概念ですけど)
シーズン的なものなのかもしれませんが、
見に行ったニューヨークシティバレエの「くるみ割り人形」は、1ヶ月位やってますよね~。

日本で1ヶ月も公演したら空席ばかりが目立ち、初日と楽しかこない!ってことなんでしょうか。

日本の古典芸能の歌舞伎は今や、毎月1劇場以上で1ヶ月公演があり、さらに巡業公演や企画公演がある。
国立劇場あたりでは空席もあるけど、文楽だって、それなりき。
一方ミュージカル公演も日本では、ブロードウェイやロンドンウエスト・エンドのような人気によってのロングランという形はないものの1ヶ月以上公演されるものはある。

なのに、なんでバレエ公演は短いの? 
バレエは、エンターティメントとしてよりも、格式ある舞台!ってことなのかしら?
でも、はっきり言えばバレエ鑑賞人口が少ない!!ってことなのかな?って
でね、新国立劇場バレエ団っていうのは、日本でのバレエ鑑賞客を増やすって使命もあるんじゃないの?
勇気を持って! 
まあ、国にかかわると、なんだかんだ芸術好きぶりして
結局わかってない政府のおっちゃんたちがうるさいってこともあるのかな?

今回の「眠れる森の美女」 は、お客さんは入っているものの、本当に観たくてきてるの?
バレエ団関係者に動員かけてない? バレエ出演者の身内とかお稽古してるところの生徒さんとかね。

比べてはなんだけれどKバレエでは、バレエを習ってるのでない熊川哲也ファンが、
見に来てるなあ!と感じる「ファン」枠が、客席に結構多いことに比べると
新国立劇場は、バレエ発表会の会場の雰囲気を「眠れる森の美女」の客席に感じます。
ですから、もちろんただでやってきた招待客もいるのでは?っとこれまた勘ぐってしまう。

私が、バレエやダンスというお稽古畑無縁で、
バレエやダンスを含めいろいろな劇場にでかけていることから感じる客席感。

前監督の時は、逆に作品が、古典じゃないゆえに、ただでもらってもね。わけわかんないし
ってお客さんが入らなかったのでは?今回は、とりあえず有名な作品だしね。みてみるか?ってなかんじ。
歌舞伎で言えば、「勧進帳」とか「助六」さらには「忠臣蔵」公演ってところ。
そこに知り合いがかかわっているとなれば。。。って。

新制作という「眠れる森の美女」
プログラムを読んでいて今期監督が、制作をするときに要望を出したのが「トラディッショナル」
伝統。てことのよう。

ゆえにバレエを知ってる方のには、たまらないのでは?と思うのですが、
さてどこが、そうなのだろう?と素人の私。

ゴージャズだけど、ワクワク感なかったなあ。プティパを生かす??

最初の場面では、なにを表そうとしていたのか?
ゴンドラに乗ってきた正義の妖精リラ。下でリラを待ち受ける悪のカラボス?
カラボスは悪役ってわかるけどリラと直接対決するんだっけ?
メイン勧善懲悪の話じゃないよね。と
でものちのちこのお二人の対決シーンがあるのかしら?
でも二人の衣装、踊るため故強烈さという面ではインパクトなく、
舞台が大きいのに照明も暗くてわかりづらいのね。

ここが最初のつっこみどころ。で始まって、ストーリーが、わかっているから
いいけれど結局このあとこの二人が、直接の立回りってことなはく、
カラボスは、王子とリラにな~んとなくやられて上手奥に消えていってしまいました。
途中迄は、見せ場たっぷりなんだけど。なんだかなあ。でした
カラボスを演じてくれた、湯川さんと本島さんが、とてもよかったゆえに。

話が、とびましたが最初の場面。お城かなりの格式高そうなお城なんですけど
そこに登場する貴族や妖精(これが妖精って、言われなくちゃぜったいわかりません!)
さらに妖精達も、それぞれ個々に違いがあったわけですが、オペラグラス使わなくちゃわかりません。
見終わって、赤い衣装の妖精とか白い衣装の妖精とか、リボンや髪飾りにに違いがあるとか、
2階席ぐらいからもオペラグラスなしでわかる違いを付けていただきたかったな。

小さな劇場ではないんだから衣装は、S席2階席からもどう見えるか確認して!とデザイナーさんに、
つっこみいれたくなりました。ヨーロッパの劇場ならこれで区別できるのかなあ?

でダンサー踊りの技術がすごいのか?っていうと、私には???
(フィギュアスケートで、ジャンプ、スピン、スパイラル程度はわかってもそれ以上細かく言われても???)
ゆえにそこにみるのは、表現力!?
踊っていて魅力があって、引きつけられたのは、親指トムだった八幡さん。
役名わからなくても、ソロでは、おどってるだけっで気になる人。

親指トム2回目も楽しく見せていただきました。

そして2回目のときに物語としてカラボスの湯川さんぴったりでした。
映画マレフィセント並みに冷酷さがぴったり。悪役といより冷酷といったほうがよさそう。

見ているうちに湯川さんのカラボスで本島さんの芯の強さを感じるリラだったら
対決的にも面白かっただろうなあ。と
このお二人には踊りはもちろんお芝居としてみせてくれる楽しみを感じます。

最終日のリラの精も寺田さん、瀬島さんに比べると優しさ、柔らかさを感じたのですが、
優しすぎて、優しさのなかにある強さのインパクトにかけてしまうのは
これまた衣装のせいなのかもしれないと。

どうしてもカラボスが強いイメージですから、
ディズニーアニメの3人の妖精が一緒というパターンでもいいんじじゃない?とまで思ってしまいました。

そしてメインオーロラ姫とデジレ王子
小野さんやっぱり姫です!最初の登場もかわいがられて育った優しいお姫様
素敵でした。まさに姫~~~~!!
米沢さんの姫は、登場時、ちょっとやんちゃなお姫様。
その姫がだんだんと少女から女性にって雰囲気もあって。
それこそアナ雪の子供の頃のアナが米沢さんで小野さんがエルサ的印象。

で王子はなんでしょうねえ。福岡さんのデジレ王子は、元気一杯の王子様。
衣装が、な~にか違うかも!ってくらいとにかく元気。
お城から駄目と言われてもこっそり抜け出すような王子様。
3幕目のソロの元気の良さは見惚れました。

ワディム・ムンタギロフさんは、世間しらずかもと思うくらいの優等生王子。
美しさが引き立ちました。

やはりコンビとしてはムンタギロフさんと小野さんの組み合わせでみたかったなあ。と
一方、福岡さんと米沢さんの元気コンビもみたかったなあ。と

かなり勝手なる妄想をとばした2度目の鑑賞。

さて、前回棒立ちのその他大勢ともいいましょうか、貴族とか村人達。
2度目芝居してました。このお芝居がけっこう板についてる人と
あまりのわざとらしさに苦笑いしてしまったり。
たぶんこういうのって、経験数もあるのでしょうねえ。
自然に振る舞えるって凄いと思います。

しかし、思ったのは、これから新国立は、技術(テクニック)を磨くことに重点をおくのかしら?
基礎が大事ってことで、古典重視なの?
基礎がなくちゃ、駄目だ!ってこと??

ある意味観ていて面白くはない。いっや~私のようなのはだめかも。

歌舞伎の見始めの頃、人間国宝、中村歌右衛門の芝居がすばらしいって言われたって眠くなってしまいました。
よさがちっともわからない。
一方きらきらしていた玉三郎のほうが素敵でお金出してもみたかったんだもの。
お金貯めてもね
同じ助六の揚巻やって、やっぱり玉三郎が良かった私。
観ていて技術うんぬんでなくて見栄えのいい片岡孝夫と坂東玉三郎が良かったんだもの。

現在、歌舞伎として、基礎はどうなの?と時に言われる海老蔵だって、いろいろあるけど集客はすごいよね。
一方すごいと思える大御所のすばらしい歌舞伎は、評論家評いいけど、新しいお客さんは??

歌舞伎の世界とバレエが違うのは、わかりますけど、基礎の延長、発表会の延長、とりあえすの古典だけでなく
プロならではのいろいろな見せる作品取り組んでいってほしいんだけどな。と
まだまだスターとよべる人材の乏しい新国立は。
だって

今回1月にあるという青山劇場での青山バレエフェスティバル。チラシ見ると
新国立のプリンシパルの福岡さんそっと団体のなかかに何気にいらっしゃる。
以前なら山本隆二さんが新国の顔だたようですが、
今「あのバレエダンサーどこの人?」
「新国立バレエ団の人!」ってなる方誰かいるのかしら?

技術ウンヌンもあるけれど、
前振付けも手がけるイギリス人芸術監督から
振付けしない日本人監督になった今、監督の過去の栄光見せるのでなく
小野さんと米沢さん、もっともっと輝かせて欲しいなと思ったりもするのです。

11月の予定

2014年11月12日 | きまま
今月は、月回りがよくないのか、今月ことを起こす、起きたこと、
公私ともにな~んとも良くないことばかり。
マイナー気分。駄目ですね~。気分上昇用のスイッチやギアーの切替なにかないかしら?

「こんな月回りもあるっさ」って思うよにしなが、今月予定がない訳ではなくて、
出かけております。傍から見れば、元気一杯ってみえるよね
具合が悪かったり、へこんでいても、そうは見えない。。。損だなあ~自分。(苦笑)

「ハクナ・マタタ!」「ケ・セラセラ!」「行雲流水」好きな言葉です。
「きっと、うまくいく!」も入れておきましょうか。

11月 すでに半ばで公演終ったものもありますが

「SINGIN'IN THE RAIN ~雨に唄えば~」 シアターオーブ
   アダムクーパー出演のミュージカル

「吉例顔見世大歌舞伎」  歌舞伎座
    
「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2014」
               国際フォーラムホールA

「眠りの森の美女 」  新国立劇場

「東京フィルハーモニー交響楽団第854回定期演奏会 」
              サントリーホール
  佐渡裕 指揮
「WITCH 30th Anniversary
 文学への新しい冒険 チャイコフスキー「くるみ割り人形」」
             世田谷パブリックシアター

「白鳥の湖」  オーチャードホール
  ボリショイバレエ団
 
これらを鑑賞。

偶然にも、チャイコフスキー  三大バレエが揃いました。
古典といわれるものが、現代でどう表現されるのか?

「歌舞伎」もだし、東京国立博物館で開催されてる「国宝展」も
歴史あるもの。
時を経て、今もそれぞれの魅力見せている。

かくありたいものである..って話それたかな



日本国宝展

2014年11月04日 | きまま
1日土曜日 3連休のこの日だけ雨という東京。
雨だから?とやってきたかどうかは、わかりませんが
東京国立博物館「日本国宝展」は雨にもかかわらず混んでいました。
私と同じ理由、3日までに行かないと「正倉院」の特別展示物が観れなくなる!
というかたもいたことでしょう。

1時過ぎに会場に到着した時、展示会場は混んでいると掲示されていたものすんなり入れましたが
3時ごろ会場の平成館から本館に移動しようと外に出ると外で傘をさした人が、5、60人でしょうか、入場の為列を作っていました。

本館は、ゆったりできるかんじでした。

「日本国宝展」会場は平成館2階。
エスカレーターあがって最初に正倉院宝物特別出品が登場してました。
これが観たくてやってきたのですから、
パンフレット等で紹介さている特別出品物
「鳥毛立女屏風 ( とりげりつじょのびょうぶ ) 」と「 楓蘇芳染螺鈿槽琵琶 ( かえですおうぞめらでんのそうのびわ ) 」の二つ

歴史の教科書にも多分今も掲載されてるんではなかろうかと思う超有名宝物!!
「鳥毛立女屏風」ここに描かれている女性は私!!と昔から自称しております(笑)
樹下美人と言われてますけど、ほんとですかねえ。
って半信半疑ですが、生まれた時代がこの時だったら、私は、絶対美人だ!!って勝手に思っております。

そんな自画像を混雑のなか2,3列目から行ったり来たりして、空いたところで最前で眺め、次に目指すは
「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶」これは何時観ても本当にほれぼれ!!
 奈良国立博物館で展示されるときは、照明がもう少し落とされていたように思いますが、
 東博の展示は明るくて見やすいので、後ろの螺鈿だけでなく、琵琶の上部や正面に描かれている象などもみれて流石東博!!って展示方法は、京都や奈良に比べていつも見せてくれるなあ~と感心するばかりです。

 もちろんほかにもいくつかの正倉院宝物が展示されて最初の展示コーナーでかなりの時間がすぎたような気がします。

その後は、今回のイベント展示です日本の国宝たちがずらり。
第1章 仏を信じる
第2章 神を信じる
第3章 文学、記録にみる信仰
第4章 多様化する信仰と美
第5章 仏のすがた
という順で展示されていました。

最初に無我夢中、とにかく屏風と琵琶!!って気持ちで観て、あとは人ごみのなか、流れに沿ってでなく、人ごみの中、観たいものがあると、その場所をうろちょろうろちょろし、人ごみが空くとしばし最前にでて止まってみるという方法で、なんだか見終わって目よりも腰が疲れておりました(笑)
かなり中腰で観ていたのでしょう。

展示物は、博物館等が、所蔵したものでないものは、京都、奈良、滋賀という場所が多いせいか、
観ている方々の会話も
「京都の◯◯いってないわねえ。行きたくなったわ。」
「奈良にいったけどどこにあったこのお寺?」なんて 旅行を兼ねる会話が一杯。

こりゃ国宝の展示には日本地図も必要だね。なんて思いながら、今回この展示会ように作成されたという永井一正さんの「国宝店」シンボルアートというゾウのデザインが気に入って、布バッグと絵はがき買い込みました。


東京国際映画祭 「チェイス」 

2014年10月30日 | きまま
東京国際映画祭 特別招待作品 
「チェイス」
舞台挨拶: アーミル・カーン(俳優)、ヴィジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ(監督)

チェイスで、インドの人気俳優というよりも国宝っていわれてるらしい「アーミル・カーン」がくるとかこないとか、噂はあれど。。。。購入した東京国際映画祭「チェイス」のチケット。
後ろにするか、前にするか。ってここも悩んでいたら、やはり購入するする人はするのですよね。
私もF列を購入。

購入後、アーミル・カーン初来日!って知って思わず、やった~ってなかんじでしょうか。
記者会見はあるというものの舞台挨拶は?と思っていたら舞台挨拶もあるってことでカメラ持参したものの、
撮影禁止ってことでしたから、その分ご挨拶に集中!でも隣に座る男性しっかりスマホでとっていたけれど
結局取材の方々が、早々SNSでアップ写真のせてくれてましたから、個人でカメラに集中してなくてよかったな。って。

アーミル・カーン予想していたよりもタンディというより、人懐っこいような可愛い目でDHOOM;3(チェイス)のサヒールではなくサマルのような少年のような印象、一方すらっとしたダンディなインド人!!ってかんじでヴィジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ監督は登場。

客席は思いっきりアーミルコール。
にわかの私なんぞにくらべて、熱烈なボリウッドファンにはたまらない状態ですよね。

ご挨拶で、TOKTOというところをTORONTO って間違え、今回に家族で来てその辺に(ってスクリーンの外なのかなあ?)っていいながらサインを求められたエピソードを。

日本では「チェイス」って題名ですが、やはりアーミルは、DHOOM;3っていっておりましたねえ。
思わずそりゃそうだよね~って

アクロバットやアクションシーンは、それなりでご本人は怪我もなく、サーカスシーンは命綱なしでやったそうだけど、ウダイ(アリー役)は、怪我して1週間程松葉杖だったとかって。

思わずだからか?ウダイさん今回で終わりらしいような話が出てたのは?って思わず。

でもダンスシーンは、リティックほどじゃないからって、やはりここはリティックの出演した「DHOOM;2」なにげに上映してくれ~」っておもったんだけど、
今回「チェイス」は「DHOOM;3」よりも上映時間が短縮されてるのよね。
最大のカットはそのダンスシーンなのですよ!
オープニングのみごとなタップはあるけど、インド映画ならではのミュージカルシーンカット!!

たしかに~そこカットして短くなって見やすいし、興行的にもいいのかな?っと

でもね~勝手なる思いは、DVDや、ブルーレイになる時は、カットしないでね!日本語字幕なくていいから。って
まだ上映もされてないもののひたすら願うわけなのです。

でスクリーンはどうだったか?
いや~。流石TOHOシネマズ 六本木ヒルズスクリーン!!
スクリーンサイズ5.5×13.1m デジタル5.1ch 迫力でてました!!

今、ボリウッドフェスってことで、渋谷でインド映画上映されて
スクリーンサイズ(m):VV 4.9×2.6 /CS 6.3×2.6 ってことで
これでも家でみるよりはるかに見応えありますが、
チェイスと同じクスリーンで1度位見せてもらえないものかしらん?って(苦笑)

で話それましたが「チェイス」ではありますが、
1話完結で3作品目の「DHOOM;3」として観るに限ります!!
(3観て、2も1も上映しようよ!
お調子者のウダイのアリーとアビシェーク・ バッチャンの刑事ジャイみなくっちゃでしょ!ってね
ちなみにアビシェーク・ バッチャンは、父、インド映画の大御所アミターブ・バッチャン、母、ジャヤー・バードゥリ。妻 アイシュワリヤー・ラーイ。過去ブラッド・ピットが共演したいっていったて方でございます。
まさにインド映画界の御曹司!!?
さらにDHOOM;2にはアイシュワリヤー・ラーイでてる(この時は、まだ結婚しておりません) )

「チェイス」アクション映画色が半端なくすごいですが、
「西部警察」なんてもんじゃありません!(ってこれが??の若者おおいいっか)
今回(も?)アーミル・カーンの芝居がみもの。

でね、アーミル、インタビューラストに、「PK」(PEEKAY)という次の作品も紹介。
これは、再来年あたり上映かしら? 

映画「チェイス!」予告篇(60秒バージョン)


皆既月食 赤い月

2014年10月08日 | きまま
2014年10月8日の皆既月食
月食は、太陽と地球、それに月が一直線に並び、月が地球の影に入って暗くなる現象

そして、見れた!見れた!赤い月
コンパクトカメラででにらめっこ













雲が出てきちゃいました



ほとんどがこんなぼけ(笑)



参考 国立天文台 天文情報センターの資料から東京での見え方


秀山祭九月大歌舞伎

2014年09月17日 | きまま
今月の歌舞伎座はゆるりと楽しむ。
これがやっぱりにっぽんさ。って吉右衛門の大きさに酔いしれる。
初日あけて間もなく昼の部を観賞後、グッチ銀座のビルで展示されていた
『中村吉右衛門写真展―SONORAMENTE』を見て思わず立派だなあ。と、見とれ、
吉右衛門のかかとの写真をみて荒れていて酷使してるんだなあ。とつくづく。
お嬢さんと一緒に撮られた写真で見せていた笑顔は、それ迄の役者「吉右衛門」でなく優しいオヤジ。
そんな自然体の一面を見せてもらいながら、日にち経って夜の部を鑑賞した。

今月も6月の歌舞伎座同様吉右衛門の舞台は、大きい。っとつくづく見応えある舞台だと思った。
昼の部「法界坊」は、演じ納めの覚悟 なんてメディアに言っていたけれど
滑稽なキャラでありながら、人殺しもいとわない残忍さがあり、死んでも一筋縄ではいかない人間を演じてみせる。
さらにそれには、「法界坊」が恋心を寄せるおくみちゃんを芝雀が演じ道具屋甚三を仁左衛門が演じているところが、この舞台をガッツリ大きくしてくれている。このバランスがあればこその舞台なのだけれど、さらに今月は
ここにこれからの若手が、芝居を花課かにしてくれている。
若さが、ベテランの間で生き生きしている。野分姫を演じていた種之助くん。今後もl楽しみ。
丁稚長太の玉太郎くんもなかなかのキャラ。

以前は若手というと、梅枝くん、その前は松也くんって感じだったけれど、
これからは誰が延びてくるのでしょうね。
10代20代の歌舞伎役者がベテランと一緒に活躍する舞台は、見ていて楽しいです。

昼の部は、初めに「菊畑」がきます。
源牛若が虎蔵と偽って、兵法の秘書である三略巻を求めて鬼一法眼の邸に入り込み
鬼一の弟である鬼三太では、これまた奴の智恵内となって、今は、敵方の平家に与する兄の真意を探っていたりしてるんですが、
鬼一の娘、皆鶴姫は以前から、虎蔵に一途な恋心を寄せてるのだけれど、
彼女を嫁にしたいと湛海がやってきたりして、
源氏と平家のやりとりに恋の駆け引きも加わるお話ですが、
舞台全体が、題名にもなっている菊の花が、秋の庭にさきほこって綺麗なうえに、登場人物の衣装が華やかなんですよね。

歌舞伎で「奴」って役は、調子がいいけど、かっこいい!!
さも胡麻するようで、我が道を行く。
西洋の舞台だと「道化」役がおりますが、それよりちょいっとかっこよさ、が光ってる!!日本ならでは日登場人物かと。
だからさ、「奴凧」もあるんじゃないかってくらい、若衆凧とか姫凧なんてあまえい聞かないけど
奴は、ひも付きだけど自由に生きてるかっこよさ去りってかんじかなって。
今回は,松緑が、奴を演じてます。
6月も蘭平で奴、この人の奴はお気に入りなんです。私(苦笑)
そしてイケメン?虎蔵を染五郎。 
吉岡鬼一法眼を歌六。この3人に対して抜擢が湛海の歌昇、と皆鶴姫の米吉。
ガンバっておりました。

って昼を見て夜なんですけどね、これが、まだ最初にどっしり絵本太功記『太十』が来るのですよ。
言わずもがなってくらいすっご~い迫力!!
もうなんでこうなちゃったの?ってくらい明智光秀貧乏くじひいちゃったよね。って思うんですけど
『太十』よければよいほど、辛い話で好きになれません(苦笑)

そしてこの次に「連獅子」
普段「連獅子」は、「仔獅子」をみることが多い演目ですが、今回は親獅子中心!
仁左衛門にばかり眼がいってしまいました。
舞台写真もどうも親獅子の精が人気のようで売れきれておりました(笑)

切りは「御所五郎蔵」
花形ってかんじで終ります。
重くなくていんんだけど、、、、。

今月は、昼の方が魅力かな

9月の予定

2014年09月05日 | きまま
9月のおでかけ

オーチャードホール25周年ガラ
 ~伝説の一夜~         オーチャードホール

秀山祭九月大歌舞伎        歌舞伎座

小曽根 真 featuring No Name Horses
 ~ 10周年記念ツアー"Road"    アプリコ

ディズニー・オン・クラシック
 ~まほうの夜の音楽会 2014 ~  シアターオーブ


オーチャードはすでに終りました。
あとは、今年も「インド」にちょっとですが、いってきます。
近頃は、円安でいやになりますねえ。
とんとんと~んと105円後半ですって。
輸入品ドンドンあがりそうですねえ。
って海外への旅行が、一番わかりやすいわ。


『日銀総裁の黒田東彦さん4日の記者会見で、米国経済の回復に伴ってドル高が進むのは自然だとし、
「さらなる円安が日本経済に好ましくないとは思っていない」と発言。

一方、国際協力銀行の渡辺博史総裁は3日、今以上の円安はかなりの産業にとって損益にマイナスになる可能性があると指摘していた。』ってあったけど

捉え方も立場や見方がが変われば違うんですかねえ。
しかしこれでまた電気代とかガソリン代とかあがるんですかねえ。
個人で輸入品は買っても、商品を輸出なんてことはないですから、
マイナス面が大きいようにおもうのですが。どうなんでしょう?


オーチャードホール25周年ガラ

2014年09月05日 | きまま
Bunkamura25周年記念特別企画
オーチャードホール25周年ガラ~伝説の一夜~

これ行きたい!って思ったものチケットが高い!
どうするか?この公演で、見たいのは吉田都さんと、熊川哲也さんのバレエ。
それにオケを指揮するのが広上淳一さんでここが気になる。
こんな機会は今後あるかどうかわからない。
記念ってことで、財布のひもを緩めて3日C席 4日A席で見てきました。
だったら1日だけでいい席でということもあるでしょうが、
いい席は発売日にはすでに完売でした。
初日その完売も納得できるようなオーチャードの入り口前は赤いカーペットが敷かれ、
VIP客のお出迎えがわんさかおりました。
2日には、クラシックの演奏会などでもらう大量の公演チラシをいただきましたが
初日には当日のプログラムと歌曲の日本語訳に及東急と今回出演者の次回等の案内のみが配布されました。

終演後に、初日は関係者によるパティが用意されていたようです。
とにかく記念イベント感いっぱいの豪華な雰囲気でした。

公演プログラムは

ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より"序曲"
振付:山本康介
出演:K-BALLET COMPANY、K-BALLET SCHOOL

ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より"巡礼の合唱""歌の殿堂を讃えよう"
出演:二期会合唱団・藤原歌劇団合唱部

「ロミオとジュリエット」より"バルコニー"
振付:ジャン=クリストフ・マイヨー
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
出演:中村かおり、遅沢佑介

ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より"頬の涙が"
出演:錦織健

ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より"慕わしい人の名は"
出演:幸田浩子

ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より"あなたは心の太陽"
出演:幸田浩子、錦織健

「シンプル・シンフォニー」
振付:熊川哲也
音楽:ベンジャミン・ブリテン
出演:平田桃子、加瀬栞、河野舞衣、伊坂文月、宮川新大、吉田周平

ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より"第3幕の前奏曲"

ヴェルディ:「椿姫」より"ああ、そはかの人か""花から花へ"
出演:森麻季

「パッシング・ヴォイス」より
振付:熊川哲也
音楽:ヨハン・パッヘルベル
出演:荒井祐子、堀内元

ヴェルディ:歌劇「椿姫」より"乾杯の歌"
出演:森麻季、錦織健   二期会合唱団・藤原歌劇団合唱部

「アルルの女」より
振付:ローラン・プティ
音楽:ジョルジュ・ビゼー
出演:吉田都、熊川哲也

チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より"ラーリナ・ワルツ"
構成:熊川哲也  振付:堀内充
出演:全員

ってことですが、やはりこのイベントの目玉といっていいのでしょう。
「アルルの女」を踊る吉田都さんと、熊川哲也さんのバレエでしょう。

「アルルの女」って私みたことありませんでした。予習もなく舞台を見てしまいました。
初日大きな勘違いをしてみていました。
このアルルの女には登場しない「アルルの女」を吉田都さんが踊っているのかと。

本当は、解説によると『ロヴァンスの豊かな農家の跡取り息子フレデリは、幼馴染の純粋な美しさをもつヴィヴェットという婚約者がいるが、闘牛場で見かけた美女、アルルの女に心を奪われてしまう。そして、ついにはヴィヴェットとの結婚式のさなかに、アルルの女の幻影にとりつかれ混乱し、塔から身を投げる。"アルルの女"は全編を通して舞台には登場しないものの、フレデリの心を取り戻そうと懸命な婚約者に振り向きもせず、うつろなまなざしを宙にむけるフレデリと、舞台を覆うヴィヴェットの絶望感によりその不在の存在が感じられる。』
ってあったのですが、

吉田都さんをアルルの女として、可愛いピュアな女の子とみてしまい、
丁度ジゼルのように農家のぼんぼんであるフレデリに恋しちゃたのかなあ?って、
でそんな彼女に恋しちゃったフレデリくん困ってしまって、、、ってかなり変えてしまっておりました。

2日目は初日見終わってからですから、あらためてそうだったのか!!と
なんとも健気なピュアなヴィヴェットとそこにはみえない魔性、官能的な女性(?)"アルルの女"がいるのかなあ。っと、今回の公演の始まり「タンホイザー」が禁断の地で、であった愛の女神にであってしまったことに重なってるのかなあ?と勝手に企画の裏側(?)想像してしまいました。
そんな好き勝手な想像力を沸き立たせてくれた素敵なお二人のダンスでした。
ただこのお二人だとここまでトラマチックな作品でなくて見たかったようなきな気も
とはまさに素人考えってところでしょうか。

それ以上に今回ほかの作品「ロミオとジュリエット」も「リゴレット」も「椿姫」も
素敵な音楽だけどハッピーエンドじゃないのよね。
ってなんでこんなドラマチックな曲ばかり選ばれたのかしら?
でもこういうドラマチックな曲を広上さんが指揮すると、やっぱりドラマチックだわ。って
今回全編とおしてダンサーさんより音楽そのもののパフォーマンス表現力入ってる!!
ジャンピングポーズ(?)、前屈左右移動(?)とか、多分あの息づかいも。

ワーグナーの「タンホイザー」"序曲"とブリテンの「シンプル・シンフォニー」は完全に指揮者見ておりました。
カノンもかな?

広上淳一さんやっぱり気になる指揮者です。

であと、今回のバレエってクラシック。
古典というよりもモダンな雰囲気で衣装もバレエと言えば~のチュチュ(ロマンティック/クラシカル)でなかったのが、私には斬新にもみえ、これいいよね。って
ある意味新国立のバレエやダンスが「古典回帰」的になているのが、心配にもなってしまいました。
ダンスもアーカイヴと称して昭和初期の作品を2年続けてやるもんなんですかね。って

と話がそれましたが、初日Cで2日目B。
やはりそれだけの値段の違いありでした。(日にちの違いでないでしょう)
同じように2階と3階の
最後列でサイド中央よりの席でしたが。2階席がよかったです。

で1日経って耳にのこているのは
「タンホイザー」"歌の殿堂を讃えよう"だったりして(苦笑)

CLOUD/CROWD

2014年08月31日 | きまま
JAPON dance project TOKYO 2014 『CLOUD/CROWD』

昨今IT業界では「クラウド(cloud)・コンピューティング」やら「クラウド(crowd)・ソーシング」
なんて言い方をしつつ、クラウド(cloud)は、「雲」、クラウド(crowd)は「群衆」や「集団」だそうで
カタカナなら「クラウド/クラウド」となっったステージ「CLOUD/CROWD」

JAPON dance projectは、2013年5月、モナコ公国の芸術研究機関であるLe Logoscopeの一部として活動をスタートしたんだそうな。
モナコ/東京の二都市を拠点として、ボーダーレスに活動する日本のアーティストをボーダーレスにサポートし、
ダンスを通して現代の日本文化を表現する。それがJAPON dance projectとも。

今回新国立劇場で日本初公演。

JAPON dance project:
遠藤康行 青木尚哉 柳本雅寛 小池ミモザ 児玉北斗
ゲストダンサー:
小㞍健太 米沢唯 小野絢子 八幡顕光 堀田千晶 加藤三希央
というメンバーでのステージ。
スタッフは、
美術:針生康
音楽:Davy Bergier
衣装:宗明美
照明:足立恒
舞台監督:森岡肇

とまあ、忘れないようにの覚え書き。

このステージに「青木尚哉 柳本雅寛」って名前と「小㞍健太」
「米沢唯 小野絢子 八幡顕光」って気になるなるダンサーのお名前が並んでいました。
2日間の公演で2日ともチケットを買いました。
S席6,480円ってことですが、新国立劇場び割引システムで10%OFFで購入。
土曜日は、体調ちょい不調でしたが、金曜日にみた公演が消化不良だったこともあって
我が満足の初日でしたが、2日目。見ているだけででしたが、気持ちのいいすてきなステージでした。
新国立内部スタッフでなくやはりJAPON dance projectの企画に吸い込まれたかんじです。

JAPON dance projectのメンバーのパフォーマンスは、技術、技ありきでの笑いも見せてくれるステージを休憩後の2部で十分かんじたのですが、1部でも白い衣装でCLOUである雲をイメージさせるcrowdは、個々にいろいろな動きを見せて、空の雲のパフォーマンスが、すてきで面白かったです。
最初が小㞍健太さん 米沢唯さんで踊られたのがまず、この二人が来たのね。ってやった~!と思うほど見たかったお二人でした。小㞍健太さんのコンテンポラリーは目にしてもバレエ要素はあくまで要素でしたが、今回はバレエ要素が高いコンテンポではじまった様に思いました。

それからもやっぱり今回においては小㞍健太さんに視線が行くのですが、堀田千晶さんの二人が同じパフォーマンスを練習?
ここであなたいまいちなのよ。ってかんじで私のをみるの。といわれ後方でまねしておどる。みたいなパフォーマンスが面白く、このあとも、仲良く練習中にやってきたもう一人の雲。こいつが来たか。。。ってス~ット立ち去っていく姿が面白く言葉はないもののいりいろな雲の会話が聞こえた気持ちになりました。

そういえば本当の冒頭は、スーツ姿の男がボーっと立っているのですが、多分これが地上と空だったのかなあ?とも。
後半は白いシンプルな衣装からカラフルな衣装に。そこで中心になっていたのがその黒いスーツだった男青木尚哉さんでした。

休憩20分では、休憩に入ったのを知らない男がずーっとステージに。
これが八幡顕光さん。後ろ姿で見せる休憩タイム。
八幡顕光さんにもう休憩に入ってるよ。って知らせる柳本雅寛さん。とのやりとり。
2部始まる前にスタートさせようとスポットライトを当てて音楽がなると!
あれクラシック!!って観るとそこに八幡顕光さん。体に触れるとバレエ曲。
ってこれがほんといいんかんじです。

初日は、ひっこむ八幡顕光さんそでに引っ込むステッップがバレエ・・・でしたが、2日目はターン付き?

2日目の方が見てる私も不調がなくなり「楽しい」につきました。

新国立劇場主催で舞台でこういうコンテンポ
森山さんもl楽しみですが、もっともっと中劇場でもやってほしいな。って思うのでした。



インドのお菓子「ラドゥ」

2014年08月28日 | きまま
インド映画「マダム イン ニューヨーク」で、
主人公のシャシが、得意とするお菓子のラドゥ作り。

その「ラドゥ」
日本のおはぎやお団子みたいなものらしい。

豆とサフランのお菓子。
おはぎやお団子みたいに各家庭によって作り方はさまざまらしいのね、
今日、冷凍されたラドゥが、箱入りで売ってたので、買ってみました。
ヒヨコ豆をつぶしたものなね。

日本の枝豆を潰して作る「ずんだ餅」の餅なし餡だけってかんじで。めちゃ甘で、スパイシー。