ギラギラなトニーさん映画「ゴールドフィンガー巨大金融詐欺事件」

※画像はお借りしました

映画『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』／ 2025年1月24日(金)公開 公式サイト

トニー・レオンvsアンディ・ラウ

あの「インファナルアフェア」以来20年ぶりの共演！

と聞いたら、

そりゃ観に行くでしょー

というわけで鑑賞となりました。

ネタバレ含みますので

以下ご自身でご判断ください。

80年代

香港がイケイケドンドンだった時代が舞台。

無一文から金融ブローカーとしてのし上がり、一代コンツェルンを築くチン(トニー・レオン)と汚職対策独立委員会エリート捜査官ラウ(アンディ・ラウ)が主人公。

貧しい香港からギラギラ金満経済バブル真っ只中の香港へ時代が移りゆく中

笑顔が可愛くて悪い人じゃなさそうオーラがあって、のし上がっていくチンさんが、何だか憎めないんですよねー。

女子に優しいし。紳士的だし。

で、逆にね。

家族想いのエリート警察官。

クールに爽やかに職務を全うしているラウ。

あの「無間道」を知っている私は

いやいや、こいつなんかあるでしょ。

…裏切るでしょ、悪いやつでしょ。

って疑っちゃう。

悲しい刷り込み記憶。

チンとラウの病院でのやりとりなんて

悪魔チンが手を差し出し

ラウ警官は手を出し

「あーあ、やっぱり闇に落ちたかー」

って思ったら、

悪魔チンさんからパッと手を引くのです。

「えっ？引くの？何で？何で？買収しないの？もしや彼を思いやるほどいい人なの？」

って最初思ったのですが。

(なわけないわな)

あそこで、買収の条件を悪魔が提示したら、買収した容疑で即逮捕だったのか？

あーそういうことか…と勝手に納得しております。

そんな駆け引きも楽しい20年ぶりの再会。

チンさん、可愛いから、根っからの悪ではないと思っていたのですが、ドンドン彼の闇の部分が見えてきて、

「本当に怖い人は本当に普段は穏やかで微笑んでるんだー」

と背筋がゾッとする展開。

最後は本当に悪そうで憎らしい表情。

とにかく、随所にトニーvsアンディが

散りばめてばめられております。

おまけにVFXで当時の街の雰囲気も再現。

当時のファッションもギラギラで楽しい。

トニーさん、次は何ですか？

楽しみにしています。