盆と正月が一緒に来たような忙しさ。(笑)
古沢良太氏一色の週末でした。
ちょうど「趣味の部屋」の観劇日に
「リーガルハイSP」の放送日がバッティングするという幸運?(いやいや、密度濃過ぎて不運)
どっちの感想を書こうか何を書こうか考えているうちに週末が終わった。(笑)
なわけで、
まだ興奮覚めやらぬ中、両方やっつけたいと思います。
まずは「趣味の部屋」
こちら
『趣味の部屋』PARCO劇場
中井貴一氏が古沢良太氏の書く脚本に惚れ込んで、世界に通じるようなオリジナルミステリーの執筆を依頼、出来上がったのがこの作品という、何とも男のロマン満載な本作。
舞台は「趣味の部屋」と呼ばれるマンションの一室。
内科医の天野(中井貴一)は自分の患者数名に声をかけ、「趣味の部屋」と呼ばれるこのマンションを共同で借りている。
息抜きの場というか…リハビリ部屋みたいなもの?
各々がそれぞれの趣味に興じ、リフレッシュすることが目的?
世界中の謎の食材で料理をするのが趣味の天野(中井貴一)。
古書収集に熱中する自動車の営業マン水沢(川平慈英)
最近は乱歩の「人間椅子」の初版本を手にいれ夢中。
ガンダムおたくの医師金田(白井晃)
様々な趣味を試みるも何にものめり込めない化粧品会社勤務の土井(戸次重幸)
現在はモンサンミッシェルのジグソーパズルに挑戦中で完成間近
そして亀の飼育をしている
スポーツインストラクターの木山
(だったか…木がつく名前としか記憶にない。だって出てこないんだもん。)
以上がこの部屋のメンバー。
ある日、突然婦警がこの部屋を訪れる。
彼女によれば
亀の飼い主である木山が2週間ほど行方不明で家族から捜索願が出ている…とのこと。
彼の安否について話を進めるうち
穏やかだったこの部屋の空気が一変、
木山の失踪だけに留まらず、話は思わぬ方向に進展していく…。
料理好き
ミステリー好き
ガンダムおたく
ジグソーパズル…
他々。
すべての設定がその後のストーリー展開に必要不可欠であるあたり、さすが古沢良太!と唸るしかない。
伏線の張り方、
布石の打ち方が見事。
ストーリー的には序盤の展開はキサラギに似ている?という印象。
疑惑の対象がぐるぐる回る…。
ここまでであれば、さほどの驚きはないのですが、
中盤から大きく二転三転
えーっ!そう来るのー??
と驚いているうちに最後は
やっぱり古沢良太脚本だよねー。
と納得感心ひとしきり、ニンマリなオチが待っています。
期待に応えつつ予想の枠を越えた展開にただ拍手。
冷蔵庫
ジグソーパズル
ガンダムフィギュア
などなど
伏線に裏打ちされた
小道具の使い方も絶妙。
もちろん
中井貴一氏の天野は絶品。
コロコロ変わる人物設定がどれもピッタリで結局どんな人物なのか全くわからない…完全に煙に巻かれました。
戸次重幸くん
最近、いろいろなドラマでよく見かけるTeam nacsの彼。
これがですね…最高に良かったです。
間の取り方、受けるタイミング、表情が絶妙で、とにかく彼だけ見てても笑えます。素晴らしかったです。
白井晃さんはやっぱり抜群の安定感。
インテリジェンス漂う専門用語セリフとアムロコスプレ、おたくトークのアンバランスさが最高に可笑しいです。
これ以上書くとネタバレになりそう。まだ地方公演が続きますのでこの程度にしておきます。
チケット購入迷われている方は是非。
行定勲氏演出ですし、
キサラギみたいに映画化されても充分楽しめるんではないかしら。
笑って唸ってあっという間に終わっちゃった印象。
とにかく面白かったです。
古沢良太氏一色の週末でした。
ちょうど「趣味の部屋」の観劇日に
「リーガルハイSP」の放送日がバッティングするという幸運?(いやいや、密度濃過ぎて不運)
どっちの感想を書こうか何を書こうか考えているうちに週末が終わった。(笑)
なわけで、
まだ興奮覚めやらぬ中、両方やっつけたいと思います。
まずは「趣味の部屋」
こちら
『趣味の部屋』PARCO劇場
中井貴一氏が古沢良太氏の書く脚本に惚れ込んで、世界に通じるようなオリジナルミステリーの執筆を依頼、出来上がったのがこの作品という、何とも男のロマン満載な本作。
舞台は「趣味の部屋」と呼ばれるマンションの一室。
内科医の天野(中井貴一)は自分の患者数名に声をかけ、「趣味の部屋」と呼ばれるこのマンションを共同で借りている。
息抜きの場というか…リハビリ部屋みたいなもの?
各々がそれぞれの趣味に興じ、リフレッシュすることが目的?
世界中の謎の食材で料理をするのが趣味の天野(中井貴一)。
古書収集に熱中する自動車の営業マン水沢(川平慈英)
最近は乱歩の「人間椅子」の初版本を手にいれ夢中。
ガンダムおたくの医師金田(白井晃)
様々な趣味を試みるも何にものめり込めない化粧品会社勤務の土井(戸次重幸)
現在はモンサンミッシェルのジグソーパズルに挑戦中で完成間近
そして亀の飼育をしている
スポーツインストラクターの木山
(だったか…木がつく名前としか記憶にない。だって出てこないんだもん。)
以上がこの部屋のメンバー。
ある日、突然婦警がこの部屋を訪れる。
彼女によれば
亀の飼い主である木山が2週間ほど行方不明で家族から捜索願が出ている…とのこと。
彼の安否について話を進めるうち
穏やかだったこの部屋の空気が一変、
木山の失踪だけに留まらず、話は思わぬ方向に進展していく…。
料理好き
ミステリー好き
ガンダムおたく
ジグソーパズル…
他々。
すべての設定がその後のストーリー展開に必要不可欠であるあたり、さすが古沢良太!と唸るしかない。
伏線の張り方、
布石の打ち方が見事。
ストーリー的には序盤の展開はキサラギに似ている?という印象。
疑惑の対象がぐるぐる回る…。
ここまでであれば、さほどの驚きはないのですが、
中盤から大きく二転三転
えーっ!そう来るのー??
と驚いているうちに最後は
やっぱり古沢良太脚本だよねー。
と納得感心ひとしきり、ニンマリなオチが待っています。
期待に応えつつ予想の枠を越えた展開にただ拍手。
冷蔵庫
ジグソーパズル
ガンダムフィギュア
などなど
伏線に裏打ちされた
小道具の使い方も絶妙。
もちろん
中井貴一氏の天野は絶品。
コロコロ変わる人物設定がどれもピッタリで結局どんな人物なのか全くわからない…完全に煙に巻かれました。
戸次重幸くん
最近、いろいろなドラマでよく見かけるTeam nacsの彼。
これがですね…最高に良かったです。
間の取り方、受けるタイミング、表情が絶妙で、とにかく彼だけ見てても笑えます。素晴らしかったです。
白井晃さんはやっぱり抜群の安定感。
インテリジェンス漂う専門用語セリフとアムロコスプレ、おたくトークのアンバランスさが最高に可笑しいです。
これ以上書くとネタバレになりそう。まだ地方公演が続きますのでこの程度にしておきます。
チケット購入迷われている方は是非。
行定勲氏演出ですし、
キサラギみたいに映画化されても充分楽しめるんではないかしら。
笑って唸ってあっという間に終わっちゃった印象。
とにかく面白かったです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます