昨年、BSプレミアムで初見。
今回、地上波で改めて観ましたが、やっぱり最高に楽しかった!
京都の映画撮影所に、4Kのカメラ技術を紹介するためのパイロット版時代劇を撮影する企画が持ち込まれ、大部屋俳優のシゲさん(内野聖陽さん)が主役の近藤勇に抜擢。
いよいよ技術を駆使した撮影が始まった…。
おそらく。
本当に4K技術の凄さをわかりやすく伝えるために企画されたのであろう本作。
もちろん、その素晴らしさも充分に満喫しましたが、それ以上にドラマとしてとても面白かったです。
バックステージものであり。
ホームドラマであり。
友情ものでもあり。
見どころ満載。
「映画屋」とハイテク技術の出会いのワクワク感が魅力的な登場人物たちを通して伝わってきます。
それは、絶妙なキャラクター設定と
俳優さんの見事な仕事ぶりによるものでしょう。
見事な殺陣を魅せてくれた内気なシゲちゃん、内野聖陽さんといい。
映画オタクのハイパーエンジニア髪の毛ピュンピュン田所に、柄本佑くん。
今はシゲちゃんの妻、幻のくノ一女優如月小春に水野美紀さん。
シゲちゃんをライバル視する朽木に中村獅童さん。
ハイテクカメラのプロオペレーター、ラオウに藤本隆宏さん。
このほかの癖のある名だたる名優の皆さんの息がぴったりとあったお芝居がとにかく素晴らしい。間も絶妙。笑わせて頂きました。
特に、私的には
記録係の大人計画の伊勢志摩さん、
美粧さんに朝ドラ女優の楠見薫さんを充てるあたりが激ツボで、
that's記録さん、美粧さん。
いやぁー楽しかったー。
京都といえば、演出の源孝志氏の作品は本当にハズレがない気がしています。
これからも楽しみに。
こんなの作られたら、多少受信料高くても仕方ないかなぁーと諦めがつく、良作でした。
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