出水の麓で武家屋敷へ息子と行って来ました
もともとは父の叔母さん宅で子供の頃から何度か訪れていた家でしたが
今は市でリニューアルして一般公開されています
前回は直後でまだ石垣や壁や畳があちこち新旧馴染んでなくて?の感じでしたが
今回はしっとり違和感なく落ち着いた雰囲気になっていました
でもそこには昔叔母さんが元気で観光客相手に嬉々として案内していた頃の活気は無くて
初めから誰もここには存在していなかったかのようで知らない場所に来ている感覚に・・・
それでも確かに存在していたという記憶は消えないので私の中で思い出に残ると思います
何だか自身と重ね合わせて切なくなりましたがここの庭にあったヒノタニシダのように
(昭和13年に出水市樋之谷で発見され今では本家本元でも殆ど見つからないという貴重なシダ)
どこかでほんの微かでも人の記憶に残れたらいいなと感じた日でした