ここで言う、「思想」とは、「哲学」という言葉に近いものです。
色々とものを考えてみたところで、それが「実学」的な、日々の生活に直結するものでなければ意味がない、というような考え方は昔から存在するところであると思います。
これは、無駄なこと考えるヒマがあったら手を動かせ、という感じの考え方であると言えます。
ですが、単に自分の生活を成り立たせるための営みをするだけで人は生きていけるものであるのか?
実は、それぞれの人生には、「哲学」、つまり「人生哲学」のようなものが背景にあり、その上でその生活が成り立っているものではないのか?
この疑問に対しては、答えを簡単に出せるものではないと思います。
合理的に考えれば、「思想」というものは特に必要のないものでしょうし、現実的に、「哲学者」という生物が古今東西、異端の人間であったことからも、それは裏付けられているといえるでしょう。
しかし、実際のところはどうなのでしょうね。
「そんなもの必要あるか」と言う人が世の中多いのでしょうが…
まあでも、「哲学」をすることが偉いみたいな考え方はちょっと違うような気もしますね。
いまのところ、僕の「思想」なんてものは所詮実学の範疇を出ないものであるのですが、それが悪いわけでもないでしょうしね。
今回の疑問、「思想が人を救うか?」ということについてはこれからも、他の人の人生に触れながら、たまに考えることになるものなのかもしれません。
無論、答えは出ないものでしょうが…
読んで下さり、ありがとうございました。
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