”雲八ねえさん”の歴史スポットめぐり

甲冑作り体験と”戦国武将の推し活”…!

前回は”甲冑試着体験”の記事でした。

今回は”甲冑作りのミニ体験”、そして

”戦国武将の推し活体験”の記事です。

 

私の推し武将は、93歳で関ヶ原の戦いに

参戦した関の戦国武将、大嶋雲八です。

無名の武将かもしれませんが、近年徐々に

注目されているみたいです。地元関市には

”雲八さんファンクラブ”(?)が存在します。

 

 

関市甲冑製作同好会の会長さんをはじめ、

会員メンバーの方々と、雲八さんの菩提寺、

関市伊勢町にある大雲寺の副住職さんが

中心メンバーとなって盛り上げています。

 

11月12日日曜日、岐阜県関市田原地区で

”雲八さん推し活イベント”(?)がありました。

(イベント会場での写真撮影は控えました。

写真は同好会さんのものを借用しました。)

 

 

これに参加しました。まず甲冑製作同好会の

甲冑工房の見学と”甲冑作りミニ体験”です。

工房で甲冑作りの工程の一部をちょっとだけ

体験させていただく…と、いうものでした。

 

甲冑作り工房は関市中心部から少し離れた

場所にありました。町工場の一部を借りて

工房としているとか…。工房には、会員さんの

作られた甲冑や工具などが並んでいました。

 

 

今日の体験は、甲冑作りの工程のほんの

1部です。型紙に合わせて鉄板に線を引き

その線に沿って鉄板をカットするというもの。

 

工具はハサミ…。これを使ってカットします。

まず先生がお手本を見せて下さいます。

次に私達も同じようにカットするのですが…

一見、簡単そうに見えて、なかなか大変です。

 

 

直線部分は何とかなっても、曲線が難しい…。

ゆっくり、ほんの少しずつハサミを動かします。

あ~ぁ、私ってこんなに不器用だったのか…。

 

あの、”せきてらす”の甲冑展に飾ってあった、

関市の地形を象った、複雑な形の立物は、

どれだけカッティングが難しいのだろうか…。

 

 

次に鉄板を工具でたたいて丸みを付けたり、

カーブを付けたり…。根気のいる作業です。

 

「今、やっている作業は完成した兜のここの

部分です。手間暇かけて丁寧に作ります。」

甲冑作りの工程、少しだけ体験しました。

 

 

工房での”甲冑作りミニ体験”が終わったら、

次はすぐ近くにある公民館に移動しました。

 

公民館ではこの日に行われる、芸能祭の

ステージを見学しました。この地区に伝わる

民謡の踊りや歌、楽器演奏の発表でした。

 

 

甲冑作り同好会のステージも見学します。

”戦国武将、大嶋雲八の紹介”でした。

 

まず、甲冑製作同好会会長さんの挨拶…。

なんと、甲冑姿でステージに登場です…!

 

 

戦国武将、大嶋雲八の簡単な紹介の後に、

音楽と朗読のコラボレーション作品の発表…。

 

雲八さんの長い生涯を7,8分にまとめた

物語の朗読です。バックは生演奏でした。

語り手は地元FM局のパーソナリティーさん。

音楽と語りで、戦国の世へ誘うものでした。

 

 

次は今年作られ、迫間大雲寺のイベントで

初披露された”雲八出陣節”の紹介でした。

 

「本当はこれも生演奏で披露したかった…。

都合により録音したものをお聞きください。」

会場にCDの”出陣節”の歌が流れました。

 

 

さて”雲八出陣節”の録音は先月中旬に、

岐阜県の音楽スタジオで行われました。

 

この録音に、私もこっそり潜入(?)しました。

まさか大河ドラマ”どうする家康”に登場する

忍者みたいに、歌の伴奏者さんとか、録音

スタッフさんになりすまして会場に潜入…?

 

 

戦国武将、大嶋雲八”推し活”の一つとして

関市甲冑製作同好会会員さんたちと一緒に

スタジオに入り、収録に立ち合ったのです。

 

録音スタジオに入るのも、収録に立ち会うのも

私にとって初めての体験でした。初めての

場所なので、テンション上がって、あちこち

きょろきょろ見学しました。小学生みたい…。

 

 

”出陣節”の音楽の収録は、ピアノ伴奏と歌と

別々に録音して、あとで合成するというもの…。

 

ミニコンサート風に、ピアノ伴奏で”出陣節”の

歌が披露され、それを収録するのかな~?

…と、思っていましたが、違いましたね~。

 

そして収録した歌はその場でCDになって

出来上がりです。その速さにびっくりでした。

 

 

スタジオの奥に歌手さんがおいでですね。

歌手さんの力強い歌声にちょっと感動…。

”雲八出陣節”のイメージにぴったりです。

 

甲冑製作同好会の会長さんによると、

「歌っているのは、地元でよく知られている

大物歌手だよ~!関市出身の方です。」

歌手の方は、愛知県、岐阜県のオペラで

活躍中のクラシックの音楽家さんでした。

 

”戦国武将の推し活”を長く続けていると

時々、ちょっと特別な体験ができる…。

最近、このオマケに気が付いた私でした。

 

 

 

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