娘・初救急車

昨日から「お腹いたい」と言っていた娘が、今朝４時半過ぎ、わめきだしました。
慌てて救急車を呼び、私がつきそいです。
救急車を運転していたのは、小柄で可愛らしい女性でした。
女性も頑張っていますね。
救急車の中はいろんな機材が入っていて、申し訳ないけど興味津津です。
紙おむつも大小あり、お子さん用なのかパンダのぬいぐるみもありました。

症状を聞いて、病院探しが始まります。
我が家から一番近い　Ｉ　病院に電話されましたが、
「20歳の女性」で妊娠関係と思われたらしく、断られました。
電話されてる隊長さんを通じて、
「２・３日前まで○理だったので、絶対に妊娠ではありません」
と伝えましたが拒否。
隊長さんも「妊娠ではないと言ったんですけどね～。」

次に電話してくださったのが、Ｉ　病院より大きなＫ病院です。
こちらは二つ返事で受け入れてくださいました。
そのとたん、救急車に乗っている全員がほっ。
この間約10分。
受け入れ先が決まらないと救急車は動けず、こちらはちょっとイライラ。
サイレンを鳴らしながらＫ病院へ。
救急車って結構揺れるんやね。

救急外来に入ると、居ました！いかにも！のインターン生２人。
あんた大丈夫？と言いたくなるくらいの緊張した顔です。
「しっかりやりや～」口には出さんよ。心の中でね(^_^)

救急外来の先生はとても丁寧に見てくださり、あれこれの検査はせず、

腹痛の原因は腸からきています。
が、このまま普通外来で診てもらって、いろんな検査をしても、
おそらくはっきりした原因は見つからないと思います。
様子を見て近くの医院にかかるのもありです。
救急なので、何日分も薬は出せないんですよ。

なかなか痛みが治まらない娘は、そのまま残って診てもらう事に。
あちらで手続き、こちらで検査。
点滴をしてもらって終了したのが２時。
結果は、救急外来の先生のおっしゃったとおりでした。
塩田先生すごい！
あちこち検査して娘も納得して帰ってきました。
今は、痛みがとれたのと疲れたのとで寝ています。

今日行った病院は、娘が生まれた病院です。
今日は手術日。

「そう言えば、あんたも木曜日やったわ。
　一番目の手術やったから、９時過ぎには生まれてたな～。」

担当の先生の名前を思い出し、看護士さんに聞いてみました。
５月いっぱいで外来から外れたそうです。

「今でも先生ご指名の患者さんがいるんですけど、もう外れてますのでね～」

と看護師さん。
娘が生まれてから20年。ずっとこの病院に居てはったんですね。
そうそう、病院にはまだ居てはるんですよ。
なんと、あの大きなＫ病院の院長先生になってはりました。
驚いちゃった。