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漱石といえば

2010-02-09 12:49:15 | いろいろ
今日は夏目漱石のお誕生日だそうです。
漱石といえば思いだすのが中学の時の安田真先生。
私が中学生だったので今から40年も前です。
今でもフルネームで覚えているぐらい、インパクトの強い先生でした。
夏休みに希望者を集めて校庭でテント生活(キャンプなんて知らなかった)をさせたり、
宿直日(当時は普通にあった)に、生徒を呼んでカレーを食べさせてくれたり・・・
先生と生徒の上下関係じゃなく、人として対等に付き合いをしてくれたように思います。
当時の青森県はとても封建的でした。(今もあまり変わらないようですが)
当然、地域からも教師からも浮いた存在で、一部の生徒は「安田の馬鹿」呼ばわり。
面と向かって言われても、普通に流してちゃんと話をする。
今から思うと結構な人格者だったように思います。

国語担当で漱石をとても尊敬しており、漱石の誕生日には昔の書生さんの恰好(着物・袴)で出勤していました。青森県出身の太宰治も大変尊敬され、太宰の桜桃忌(6月19日)にも書生姿で出勤されていました。
勿論、漱石の命日にも。
入学式・卒業式にも書生姿です。
私たちが卒業する時はなぜかスーツ姿でした。

卒業して何年かたっての同窓会。
私は出られなかったけど、名簿をもらってすぐ見たのが安田先生の消息です。
先生は事故でお亡くなりになっていました。
とてもショックだったのを覚えています。
漱石・太宰と聞くと、教科書を小脇に抱えた書生姿を思い出します。
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2 コメント

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ホロリときました (おどるさむらい)
2010-02-10 08:50:37
私も高校生のころ読んだ「こころ」は衝撃的でした。

安田先生のエピソード、おもわずホロリとしました。

最近トシのせいか涙腺が弱いなぁwww
返信する
涙線 (はてな)
2010-02-10 11:49:59
>おどるさむらいさん
安田先生は発想も豊だったんですが、田舎のおじさん(先生方)からはうっとおしがられていました。

私は感激屋で、すぐ涙が出るんです。
ライブ先で号泣しちゃったり、ハタ迷惑なことです。
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