にゃんは2009年に大人猫で我が家に来たので、正確な歳は分かりません。
獣医さんに見て貰っての推定年齢、5才か6才だろうという事でした。
我が家に来た時のにゃん。ずっと外に居たので、肉球がカチンカチンでした。
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我が家にきて11年なので、17才で亡くなったことにしました。
にゃんは、引っ越しで置いていかれたようです。
娘の部屋は窓際なんですが、毎晩9時半になると、向かいのマンションから「にゃご~」と、猫の低い声が聞こえるのだそうです。
そうするとどっかの部屋の窓がガラッと開き、猫の声がしなくなるのだとか。
娘は毎晩「猫、外にだすなや~。可哀そうやろ」と思っていたそうです。
ある日から「にゃご~」は聞こえるけど、窓を開ける音がしなく、猫の鳴く回数も増えてきたそうです。
しばらく続いたので、その時間、娘はヘッドホンをして、声を聞かないようにしていたそうです。
猫の声がしなくなって少ししてから、隣のマンションで三毛猫を見かけるようになりました。
とても人懐っこく、コロンとお腹を見せて「もふるが良い」をしてくれます。
いい子やね~。迷子~?おうち帰りや~。車に気をつけるんやで~。
と、別れたんですが、それから何日かして我が家があるマンションの一階に居ました。
よしよししながら、移動したん?通りかかる度に会うので、娘が決意表明。
「お母さん、連れてきていい?」
「いいよ」と言う事でケージを持って迎えに行きましたが、姿が見えません。
いつも見かけていた場所で「にゃ~ん」と呼ぶと、「にゃんにゃん♪」
と~っても可愛い声で返事をして、物陰から出てきました。
そのまま拉致ってうちの子です。
にゃんにゃんと鳴きながら出てきたので、名前は「にゃん」
と~っても可愛い声はその時一度きりで、息子も旦那も聞いたことがありません。
私と娘も一度だけでした。
ベランダの窓から出入りしていたようで、部屋でケージから出したら、まっすぐベランダに走りました。
我が家は5階。危ないので、窓は閉めています。
一つの窓がだめと分かると、迷わずもう一つの窓に向かったので、間取りを知っている様子。
開いてない窓に向かい、うらめしそうに低い声で「にゃご~」娘が「あの声はあんたか!」
それから上記の事を聞いたんですが、娘はさんざん悩んだとか。
我が家に来るまで、ご近所さんがご飯をあげてくれてたそうで、
「三毛猫見かけなくなったけど、もしかしたらはてなさんち?」「あったり~」
「自分ちでは引き取れないから、引き取り手があってよかった~」
ホッとしてはりました。
女の子なので避妊手術をしに行ったら、避妊済みでした。
だから外に出しっぱなしだったんですね。
にゃんは、毎朝8時ぐらいになると、ベランダの窓から外に出たがりました。
にゃん「外いく~」私「出られんよ~」毎朝の行事ですが、そのうちにあきらめてくれました。
家に閉じ込めてた方がいいのか、好きに外を歩かせた方がいいのか、今でも分かりません。
外には出られないけど外は見られるように、窓の横に荷物を重ね、猫たちが座って外を見られるようにしています。
にゃんのお気に入りは、大好きな息子の机の横に積んだ、段ボール箱の上でした。
パソコンをする息子の横で寝られるように、段ボールが落ちないように積み方を考えて、積んだ段ボールに布団を敷いてにゃんが寝やすいように。
おかん、頑張りました。
息子がそこに居る時はいつもにゃんが横で寝ていたので、見るたびに「あれ?にゃんは?」
今日、にゃんの布団を片付けて、小さなお盆に、お水と猫カリを入れてお供養みたいな事をしています。
さっき、にぇ~が行ってクンクンしていましたが、なんとなく神妙な顔で帰ってきました。
なんやろね。わかってるんかな?
にゃんは16日の16時45分に亡くなったけど、具合が悪くなったのは、16時半ぐらいだったんです。
トイレから出て、倒れた時には目を見開いた状態だったので、寝ていた息子を起こしました。
2人で声をかけながらさすっていたら、「キューン」と鳴き、グーンと手足を伸ばして亡くなりました。
衰え方が尋常じゃなかったので、近いだろうとは思っていたけど、急すぎて呆然です。
オカルトじゃないけど、今から考えたら不思議なことがありました。
にゃんが亡くなった16日は、息子は仕事予定でした。
前日の夜の息子は、健康的な料理をいつもより少なめの量を食べて寝たそうです。
が、夜中に胃もたれがして、薬を飲んだとか。
とても仕事ができる状態ではなかったらしく、会社を休みました。
当然、「飯なんて食べられんから寝るわ」
なんて言いながら私とにゃんとうだうだしていたら、「腹減ってきた。なんか食う」
普通に朝とお昼のご飯を食べます。
「あんた胃の調子悪かったん違うん?大丈夫なん?」
息子曰く、出勤時間を過ぎたらす~っと落ちついたそうで、「夕べ食べてへんのに胃もたれなんてありえん」
その時、にゃんは元気で、いつものように息子のそばに居ました。
決してオカルトめいた話に持っていこうなんて思ってないです。
でも、我が家は全員、「兄ちゃんに居て欲しかったんやね」と思っています。
にゃんの寝姿。いつも口を開けてこんな風に寝ていたので、よだれの匂いがすごかった(笑)
死に顔もこのままでした。
獣医さんに見て貰っての推定年齢、5才か6才だろうという事でした。
我が家に来た時のにゃん。ずっと外に居たので、肉球がカチンカチンでした。
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我が家にきて11年なので、17才で亡くなったことにしました。
にゃんは、引っ越しで置いていかれたようです。
娘の部屋は窓際なんですが、毎晩9時半になると、向かいのマンションから「にゃご~」と、猫の低い声が聞こえるのだそうです。
そうするとどっかの部屋の窓がガラッと開き、猫の声がしなくなるのだとか。
娘は毎晩「猫、外にだすなや~。可哀そうやろ」と思っていたそうです。
ある日から「にゃご~」は聞こえるけど、窓を開ける音がしなく、猫の鳴く回数も増えてきたそうです。
しばらく続いたので、その時間、娘はヘッドホンをして、声を聞かないようにしていたそうです。
猫の声がしなくなって少ししてから、隣のマンションで三毛猫を見かけるようになりました。
とても人懐っこく、コロンとお腹を見せて「もふるが良い」をしてくれます。
いい子やね~。迷子~?おうち帰りや~。車に気をつけるんやで~。
と、別れたんですが、それから何日かして我が家があるマンションの一階に居ました。
よしよししながら、移動したん?通りかかる度に会うので、娘が決意表明。
「お母さん、連れてきていい?」
「いいよ」と言う事でケージを持って迎えに行きましたが、姿が見えません。
いつも見かけていた場所で「にゃ~ん」と呼ぶと、「にゃんにゃん♪」
と~っても可愛い声で返事をして、物陰から出てきました。
そのまま拉致ってうちの子です。
にゃんにゃんと鳴きながら出てきたので、名前は「にゃん」
と~っても可愛い声はその時一度きりで、息子も旦那も聞いたことがありません。
私と娘も一度だけでした。
ベランダの窓から出入りしていたようで、部屋でケージから出したら、まっすぐベランダに走りました。
我が家は5階。危ないので、窓は閉めています。
一つの窓がだめと分かると、迷わずもう一つの窓に向かったので、間取りを知っている様子。
開いてない窓に向かい、うらめしそうに低い声で「にゃご~」娘が「あの声はあんたか!」
それから上記の事を聞いたんですが、娘はさんざん悩んだとか。
我が家に来るまで、ご近所さんがご飯をあげてくれてたそうで、
「三毛猫見かけなくなったけど、もしかしたらはてなさんち?」「あったり~」
「自分ちでは引き取れないから、引き取り手があってよかった~」
ホッとしてはりました。
女の子なので避妊手術をしに行ったら、避妊済みでした。
だから外に出しっぱなしだったんですね。
にゃんは、毎朝8時ぐらいになると、ベランダの窓から外に出たがりました。
にゃん「外いく~」私「出られんよ~」毎朝の行事ですが、そのうちにあきらめてくれました。
家に閉じ込めてた方がいいのか、好きに外を歩かせた方がいいのか、今でも分かりません。
外には出られないけど外は見られるように、窓の横に荷物を重ね、猫たちが座って外を見られるようにしています。
にゃんのお気に入りは、大好きな息子の机の横に積んだ、段ボール箱の上でした。
パソコンをする息子の横で寝られるように、段ボールが落ちないように積み方を考えて、積んだ段ボールに布団を敷いてにゃんが寝やすいように。
おかん、頑張りました。
息子がそこに居る時はいつもにゃんが横で寝ていたので、見るたびに「あれ?にゃんは?」
今日、にゃんの布団を片付けて、小さなお盆に、お水と猫カリを入れてお供養みたいな事をしています。
さっき、にぇ~が行ってクンクンしていましたが、なんとなく神妙な顔で帰ってきました。
なんやろね。わかってるんかな?
にゃんは16日の16時45分に亡くなったけど、具合が悪くなったのは、16時半ぐらいだったんです。
トイレから出て、倒れた時には目を見開いた状態だったので、寝ていた息子を起こしました。
2人で声をかけながらさすっていたら、「キューン」と鳴き、グーンと手足を伸ばして亡くなりました。
衰え方が尋常じゃなかったので、近いだろうとは思っていたけど、急すぎて呆然です。
オカルトじゃないけど、今から考えたら不思議なことがありました。
にゃんが亡くなった16日は、息子は仕事予定でした。
前日の夜の息子は、健康的な料理をいつもより少なめの量を食べて寝たそうです。
が、夜中に胃もたれがして、薬を飲んだとか。
とても仕事ができる状態ではなかったらしく、会社を休みました。
当然、「飯なんて食べられんから寝るわ」
なんて言いながら私とにゃんとうだうだしていたら、「腹減ってきた。なんか食う」
普通に朝とお昼のご飯を食べます。
「あんた胃の調子悪かったん違うん?大丈夫なん?」
息子曰く、出勤時間を過ぎたらす~っと落ちついたそうで、「夕べ食べてへんのに胃もたれなんてありえん」
その時、にゃんは元気で、いつものように息子のそばに居ました。
決してオカルトめいた話に持っていこうなんて思ってないです。
でも、我が家は全員、「兄ちゃんに居て欲しかったんやね」と思っています。
にゃんの寝姿。いつも口を開けてこんな風に寝ていたので、よだれの匂いがすごかった(笑)
死に顔もこのままでした。
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