挑戦者藤井聡太(20歳で全8冠のうち5冠を独占中)ですが
先手藤井が2023/03/05 20:00過ぎ投了となり、後手棋王渡辺明の勝(藤井2×-○1渡辺 )。第3局目は藤井の後手(先手渡辺 )。
そういえば(僅かな差52%程度で先手が勝っており後手が52%程度になるのが珍しいほど)先手ばかりが勝っている2023年度対羽生の王将戦でも次回6局目は藤井の後手。
藤井は、後手でも勝率がいいほうですが、タイトル戦において、後手で勝つのが課題と見られます。
それにしても2023年棋王戦3局目の終盤戦は感動的。
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- 終盤95%以上渡辺の勝となっていましたが
- 突然95%以上藤井の勝になり
- またまた突然95%以上渡辺の勝となり、そのまま渡辺が押し切りました。
「2.」藤井が珍しく終盤で詰みを逃していたようです。
藤井の飛取りとばかり後手渡辺が△17金(打ち)▲同香△同桂成のあと、突然先手藤井に詰みが生じた(後手渡辺王が、▲24馬△同玉以下詰む)のですが、時間の余裕がなくなった藤井が発見できなかったようで、藤井も人の子であると分かり嬉しくなりました。
先手「金銀歩の持ち駒」で、▲25歩と打ち△同玉で詰みでしたが藤井は発見できず▲26飛△25香▲同飛としたため詰まなかったのです。直後に気が付いた藤井は、珍しく「嘆いている」風で「荒れて」いました。
当方も局後になり初めて「詰み順」に気付いた次第。
さてさて、皆様はどう思われますか。
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