頭に浮かぶのは海外の...どこだろう?
でもここは間違いなく福島市の一角。
「魔女の瞳の開眼は?...残雪踏みしめ一切経山へ(2022.5.5)#1 浄土平より山頂へ」
「魔女の瞳の開眼は?...残雪踏みしめ一切経山へ(2022.5.5)#2 魔女の瞳は再凍結からの解凍中」の続きです。
今回のGPSログ。
鎌沼に沿って続く木道を。
笹原の上の雪の厚みは?
今回、木道から前大巓への残雪へと取り付ける場所はこの1カ所だけ。
なんとなく踏み抜いてしまいそうな気がするので、大岩まで登るのは止め!
マガモ。
決めた!
お昼休憩は、木道の先。
鎌沼西岸のあの斜面の上まで登ってからと。
ここからほんの少しだけ標高を上げるだけで・・・
見える景色が違ってくるはず。
さあ、この右の斜面をジグザグに登って・・・
お昼休憩の地、その鎌沼西岸斜面上に到着 12:00
たかが20m、されど20m。
早速、雪面を削って即席のベンチを作り、その隣の雪面も平らに均して・・・
お湯を沸かし直して、カップヌードル。
「地中海の漁師風・魚介仕立てのペペロンチーノ」をいただきます。
いつの間にやら蓬莱山の上に小さな雲が。
そして食後にほろ苦いカフェオレをを飲みながらのんびり♪
五色沼(魔女の瞳・吾妻の瞳)を覆う氷も近くで見ればこんな具合?
そろそろ行かないとならないんだ・・・。
鎌沼西岸斜面上、お昼休憩の地を出発 12:34
姥ヶ原へと上がるのも良いけれど・・・
個人的には残雪期は鎌沼沿い一択。
ファインダーを覗いていたら氷の色が変わった!
蒼い雲の影が落ちたから♪
広がる波紋...こうして少しずつ少しずつ。
「シャーベットブルー」にさようなら。
木道を進むも・・・
名残惜しい。
姥ヶ原分岐 13:08
木道の左には深い溝、先には塩ノ川源流、それらが雪の下に隠れている。
ここは目印として立てられている竹に沿って進んだ方が無難。
そして雪解けの季節だからこその難所。
今はまだ大丈夫だけれど、今後ほぼ雪が消えるまでの間は踏み抜き地獄と化する。
地獄は長くは続かず、蓬莱山南東斜面に広がる広大な雪原へと。
高山の向こうに安達太良山。
吾妻小富士と桶沼と。
どうやら浄土平駐車場の空き待ち渋滞は解消したみたい。
そして一切経山大穴火口。
あの場所の噴気に気が付いたのは数年前。
酸ヶ平湿原や鎌沼から眺めると煙も地面も硫黄で黄色く見えるけれども、こちらから眺めると真っ黄色というほどでもない。
蓬莱山を振り返る。
ミヤマハンノキの迷路では歩きやすい場所を選んで。
ただ、いつの間にか雪に覆われている塩ノ川の上に導かれて、ドボンの可能性もあるから気をつけないといけない。
(過去の経験から...ドボンはしなかったけれど)
そして・・・
雪解けと共に雪の重みから解放されて起き上がってくる木々。
何も考えずに枝を掴んだり、足を置いてしまうと急に...鞭打ちの刑 (^_^;
雪解け水で沢と化した登山道より・・・
浄土平~酸ヶ平コースに逃げてきた。
分岐標識はほぼ雪に埋もれていて...
ここの残雪の厚みは1mぐらい?
浄土平湿原 13:42
・・・今回も良かった♪
雪を1回も踏み抜かなかったし (^_^)
浄土平ビジターセンターに忘れずに立ち寄って 13:56
入山時に提出した入山者カードには下山は14時と記入。
下山カードにはほぼ計画通りの14時の2分前...13時58分と記入して、登山者カード投入箱の中へ。
車に戻って山行装備を解く。
吾妻小富士の上空には魚が1匹泳いでいた。
福島市土湯温泉町鷲倉山。
気温21℃のその浄土平を後にして、気温29℃の市街地へ。
(この日の福島市の最高気温は29.9℃)
これでおしまいです。