
シモフリ新道は、いつか歩いてみたい道。
6月17日
日本気象株式会社の「てんきとくらす」の「高原・山の天気」によると17日の一切経山の登山指数はC。
ところがどっこい...
前日(16日)の夜にダメ元でアクセスしてみれば、登山指数がAに変わっていた!
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福島市の中心市街地より県道70号福島吾妻裏磐梯線を西へ。
そして高湯温泉の先で磐梯吾妻スカイライン(県道70号福島吾妻裏磐梯線)に。

福島市土湯温泉町鷲倉山...
浄土平駐車場(普通車500円)に到着して、車から降りれば・・・
コホンコホンと軽く咽せたのは、一切経山大穴火口などからの噴気...
火山性ガスが風で少しだけ流されてきていた?
・・・が、それはほんの一時だけ。
山歩きの準備をほぼ済ませたら、その〆のトイレに。

その近くにある微温湯温泉登山道の出入口から駱駝山を眺める。

今日は一切経山山頂からラクダの背に続くシモフリ新道...駱駝山までは下らず上部だけを探ってみたい。
車に戻って・・・

今回のGPSログ。
浄土平駐車場を出発 8:15



水面をジッと見つめていたけれど、気泡は浮かんでこなかった。

木道を進み・・・

水が流れる登山道を。

ゴゼンタチバナ(御前橘)は咲き始めたばかり。

イワカガミ(岩鏡)は見頃。





あえて花が開き始めたツマトリソウ(褄取草)を。

今日は雲の姿も良い♪

クロウスゴ(黒臼子)

ミツバオウレン(三葉黄蓮)


酸ヶ平まで登れば、登りはいったん収まる。
酸ヶ平分岐を右に、酸ヶ平避難小屋・一切経山方面に折れて 9:02

・・・すぐのいつもの撮影場所から。
酸ヶ平避難小屋を通過して・・・

ガレ場の急登を息を切らしながら登る。

時々振り返り、東吾妻山や酸ヶ平湿原や鎌沼を眺めつつ。

坂を登り切ったら...
お昼は鎌沼の岸辺でかな?

小休止の後・・・

磐梯山が会津地方を覆う雲海より姿を現していた。


吾妻小富士。


福島市街地もよく見える。

強風地帯に今日も風は吹く。
ただ、帽子を飛ばされまいと手で押さえておく必要はなく。


山頂一歩手前の「空気大感謝塔」 9:45
そこより東側に張られているロープにピンク色のテープが巻かれている。

そしてコース沿いに点々と続く赤い布が巻かれた杭を確認して、ここで間違いなしと。
・・・?
「駱駝山までですか?」と声を掛けられ、「いや、自分は途中まで」と。
その方と一緒にロープを跨いで、初めてのシモフリ新道へと・・・
近くで休んでいた人に「コラッ!」
こちら側には道標がないけれど、不動沢登山口からしばらく登った賽河原の分岐には道標。
「家形山から紅葉に彩られた魔女の瞳を眺めたい(2021.10.3)#1 不動沢登山口より大根森へ」
「家形山から紅葉に彩られた魔女の瞳を眺めたい(2021.10.3)#2 山頂にて再び魔女の瞳がその姿を現すまで」
「家形山から紅葉に彩られた魔女の瞳を眺めたい(2021.10.3)#3 慶応吾妻山荘に立ち寄り...不動沢登山口に下山」
地形図にも記されている正式な登山コースだと2人で説明したら、平謝り。
改めて、ロープを跨いで・・・

未だ見ぬ風景を


赤の破線は登山道、青丸は登山者。

磐梯吾妻スカイラインはこうしてみると凄い場所を通っている。
・・・で、あの桜本のメガソーラーは天狗の庭の紅葉を撮る時も、不動沢橋から紅葉を撮る時も。
(撮り方によってはフレームイン)

磐梯吾妻スカイラインの涅槃坂。

浄土平駐車場だけではなく兎平駐車場(無料)までも見える。

そして吾妻小富士の火口だけではなく、眼下の複数の火口までも。
今回はこれで満足!?

急下降を前に引き返す。

このルートはそれなりに歩いている人がいるけれど、一切経山山頂付近では道形(みちなり)が濃くはない。

杭を見つけられないぐらいガスっていたら、道を見失うだろうなと思いつつ進む。
ピンクテープが巻かれたロープを跨いで・・・
一切経山山頂に 10:04

一等三角点・点名「吾妻山」(標高1949.1m)にタッチ!
続きます。