平群のメガソーラーを考える会 ≪奈良県生駒郡平群町≫

平群町の皆様、近隣地域の皆様に、この大規模なメガソーラー建設計画について、より深く考えていただければと存じます。

①村本建設宛て要望書・村本建設ときんでんへメガソーラーに関する要望書を提出しました

2020年10月30日 16時09分21秒 | 要望書の提出
ブログへのアップが遅れましたが、
10月19日(木)に、平群のメガソーラー事業の関係会社である、「村本建設」と「きんでん」へメガソーラーに関する要望書を提出しました。

改めて、平群町で予定されている「生駒平郡太陽光発電所」の関係会社は下記の通りです。

事業者 : 協栄ソーラーステーション合同会社
アセットマネジメント(資産管理会社):Paciffic Solar 合同会社
開 発::INFLUX INC
土木工事: 村本建設株式会社
自営線工事: 株式会社きんでん

EPCと維持管理委託会社については未定のようです。

EPC:設計、調達、建設を含む、プロジェクトの建設工事請負契約 


まずは、村本建設宛ての要望書を下記へ掲載いたします。
3つの要望をいたしました。詳細は要望書のとおりです。

(1)住民同意を確認するまで工事を行わないで下さい。
(2)調整池容量等の安全施設の見直しをご提案ください。
(3)自然環境、景観に配慮した開発計画に変更してください。




令和2 年10 月19日

村本建設株式会社
代表取締役社⾧ 村本𠮷弘殿

平群のメガソーラーを考える会
代表世話人 多田 恵一
同 須藤 啓二


平群町櫟原地区太陽光発電施設建設工事に関する要望書


仲秋の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。

奈良県平群町において、約50ヘクタールの規模の太陽光発電施設が、協栄ソーラーステーション合同会社(以下、協栄ソーラー社)によって今秋にも着工が予定されています。貴社におかれても設計作業、開発申請、住民説明会等に参加され平群町の状況についてはご存じと存じます。

経産省の太陽光ガイドラインでは「事業計画作成の初期段階から地域住民と適切なコミュニケーションを図るとともに、地域住民に十分配慮して事業を実施するように努めること。」とされていますが、生駒平群発電(株)、事業を承継した協栄ソーラー社とも一切の事前説明を行わず、事業を進めてきました。

こうした事業展開に対して多くの住民から驚きとともに批判、反対の声が出されています。協栄ソーラー社は、出資元であるエバーストリーム社からの出向社員2名だけで運営され、電話連絡すら充分に取れないと各自治会の会⾧からも不信が募っており、EPC担当社が決定されないまま、11 月には工事を行いたいと発言しています。

このような体制で50 ヘクタールにおよぶ大規模工事が安全に行われるのか住民の不安は強く、工事に同意出来るものはありません。

事業者の都合による早期着工ではなく、住民との十分な対話を行い、合意の上での工事着工は最低限必要な対応と考えます。貴社におかれても地元奈良の事業であり慎重な対応を求め、下記の要望を致しますのでご検討いただきますようお願い申し上げます。


要望事項

(1)住民同意を確認するまで工事を行わないで下さい。

(2)調整池容量等の安全施設の見直しをご提案ください。
町の新しい防災計画に基づき想定雨量の見直しは決して過大なものとは思えません。昨今の災害に備えられる貴社の知見を活かした計画の見直しを是非、事業者へご提案ください。

(3)自然環境、景観に配慮した開発計画に変更してください。
計画地は「平群谷環境保全地区」に指定されています。環境や景観についての配慮として、可能な限り森林土壌を残した上で、擁壁又は排水施設等の防災施設を確実に設置することを追求した抜本的な設計変更を要望いたします。


以上


きんでん宛て要望書はこちらの記事に掲載いたしました。



平群のメガソーラーを考える会 ≪奈良県生駒郡平群町≫
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