平群のメガソーラーを考える会 ≪奈良県生駒郡平群町≫

平群町の皆様、近隣地域の皆様に、この大規模なメガソーラー建設計画について、より深く考えていただければと存じます。

【チラシ第1号】 平群町櫟原(いちはら)にメガソーラー建設予定 48ヘクタール(甲子園球場の12倍)に6万枚のパネル

2020年01月27日 13時04分28秒 | チラシをご覧ください





◆このチラシを平群町の約7500~8000世帯、ほぼ全戸に配布します。


平群町櫟原(いちはら)にメガソーラー建設予定
48ヘクタール(甲子園球場の12倍)に6万枚のパネル

これまでの経過
<2019>
1/11 町は生駒平群発電㈱と仮協定。
4/8 事業者は、県に申請
4/18 事業者が地元櫟原大字に説明会。地元同意する。
7/9 町議会全員協議会で櫟原メガソーラー設置計画が明らかになる。
8/4 『へぐり民報』に掲載され住民が知る。
9/2 町と生駒平群発電㈱が正式協定書締結
9/12 9月議会において、櫟原地区以外の自治会にも事業者説明会をするように働きかけると答弁
11/1 県が「森林法」「宅地造成等規制法」にもとづき認可
11/16 タウンミーティングで反対・疑問の声が多数でる
11/29 町議会全員協議会
12/1 住民団体により「平群の自然環境・安全を考える学習会」が行われる
12/17 第1回事業者説明会
エバストリーム、村本建設、キンデン 引き続き説明会をすることを約束
<2020>
1/12 「平群のメガソーラーを考える会」発足
2/未定 第2回事業者説明会開催予定
     ぜひ参加しましょう。


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エバーストリーム キャピタル マネジメント https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57463
INFLUX INC(インフラックス) http://influx-inc.com/solar/
村本建設株式会社(本店所在地 〒635-0822 奈良県北葛城郡広陵町大字平尾11-1 )https://ssl.muramoto.co.jp/
きんでん(関西電力グループ) https://www.kinden.co.jp/
奈良県(奈良県庁 〒630-8501 奈良市登大路町30 県庁代表電話番号 0742-22-1101 )http://www.pref.nara.jp/
平群町(平群町役場 〒636-8585 奈良県生駒郡平群町吉新1-1-1 電話0745-45-1001(代表)ファクス:0745-45-6619 メール:info@town.heguri.nara.jp )http://www.town.heguri.nara.jp/web/index.html
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山を削り谷を埋め、災害は起きないか

国は、福島原発事故が起きたにも関わらず、原発推進を変えず「原発を廃止し再生可能エネルギーへの転換」への道に立っていません。
そのことによって再生エネルギーに対する法律が国も地方自治体も整っておらず、そのすきをついて再生可能エネルギーを儲けの対象に投資会社が各地で造成を進めています。
事業者説明会では想定最大雨量1時間154ミリ、最大風力35メートルと聞きましたが、この数年だけでもその想定はくつがえされています。
昨年の台風19号による箱根の雨量は1日900ミリに達し、千葉県では、台風15号が瞬間風速50メートルを超し、壊れた太陽光パネルは発電し続け火事となりました。
土も伐採した木も搬出せず埋め、いくつもの渓流には土をかぶせ暗渠(あんきょ=地下に埋めた水路)にするといいます。
台風や豪雨の最中、暗渠が詰まり埋設した木や土が流れ出せばどういうことになるでしょう。
谷の深い大釜川に流さず櫟原川に流すとしていますが水は言うことを聞いてくれるでしょうか。
工事は3年半といいますが、その間どれほどの工事用車両が住宅地やフラワーロードを通ることでしょう。
このメガソーラーは平群になくてはならないものではありません。
多くの住民はなんらの得をするものでもありません。
この自然がいい、緑がいいと平群に居を定めた多くの住民にとっても納得のいくものではありません。
動植物の生態系もくずれるでしょう。


町と県は住民説明会を開くべき

町に説明を求めるも県が認可したものだから県に責任があると言うのみ。
事業者と協定を結び造成を了とする意見書をつけて県に提出したのは町です。
行政は住民の命と暮らしをまもることが最優先の仕事です。
なぜこんな大きな造成計画を住民に知らせなかったのか。
町は、第二回の事業者説明会の前に、県とともに住民説明会をするべきです。
私たち有志は、何回かの話合いと学習会、現地見学などをふまえ1月12日、『平群のメガソーラーを考える会』を結成しました。
ぜひ、ご意見をお寄せ下さい。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 
当面、三つの事を要求します。
◆町と県は情報公開すること。
◆早急に、町と県は住民説明会をおこなうこと。
◆環境アセスメントを実施すること。

平群のメガソーラーを考える会
代表世話人 須藤啓二(菊美台) 多田恵一(椿台) 090-1227-0536

趣旨に賛同して下さる方に賛同会費1000円(1回のみ)をお願いしています。よろしくお願いします。

多くの方々の賛同、ご意見、有難く承りたいと存じます。
 メール : k.sudo(アットマーク)nike.eonet.ne.jp 



◆メガソーラーとは
出力1メガワット(1000キロワット)以上の大規模な太陽光発電。

◆町が協定書をかわしたのは生駒平群発電㈱(福岡市)、その後、インフラックス、エバストリーム、BLACKROCKと会社が出てくるが、事業者説明会で説明したのはアメリカの投資会社エバストリームの代表。

◆パネルはジンコソーラー(中国)


この大規模な太陽光発電所建設予定地は、広域農道(フラワーロード)の西側、櫟原川と大釜川にはさまれた山林。
ほぼ椿台と緑ヶ丘を合わせた面積といわれる。


タウンミーティングや学習会、事業者説明会ででた声です。

😨 土砂や大雨で家が壊れたら保障してくれるのか。高齢になりもう自宅を建て直す元気はない。きちんと保険をかけてほしい。

😨 ハザードマップで見ると、櫟原川と大釜川にはさまれた現地は平群で一番大きな山林ではないでしょうか。平群の里山が好きであのあたりはよく歩きました。とても深い山です。千光寺近辺には珍しいシロハナウンゼンツツジがあったそうです。それ以外にもたくさんの山野草に出会いました。思い出の町道や里道も、町から業者に売られてしまったようでとても残念です。

😨 20年の耐用期間といいますが、その間にも災害が起こったり、科学が進歩して廃止になるかもしれません。ちゃんとパネルや資材を引き取ってくれるのでしょうか。ほったらかしにされたり、そのころには会社がなくなっていたりしたらどうなるのでしょう。

😨 学習会で南山城村のメガソーラーでは80ヘクタールで調整池が13個と聞いた。平群はたった3個だがほんとうに大丈夫なのか。フラワーロードの東側も残土処理場で山が崩されているがこちらまで水がきたらどうなるか。

😨 事業者説明会でパネルに使われている毒性物質はカドミウム、鉛、ヒ素、セレンと聞いた。1枚では微量でも6万枚ではどのくらいになるのか。災害や故障で設備が損壊したり、廃棄になり山に放置されると水や土が汚染されるのではないか。子どもたちにこの自然を引き継ぎたい。

😨 東日本大震災の惨事をもう忘れたのでしょうか。県や町は指針通りの説明をしているだけで、想定外の事態には何も対処していない。人の命はお金で買えません。山を削り谷をふさげば、これからの温暖化にそなえ災害はいつおこるかしれません。

😨 大阪から帰ってきて駅に降りると「空気がちがうねえ」とよろこんでいた私たちですが、伐採された山や6万枚のパネルの影響で西からの空気はかわるかもしれません。

😨 会社がいくつも出てくるが、町が生駒平群発電㈱とかわした協定書は引継がれているのだろうか。あまりにいろいろ会社がでてくるのでどこが責任者かわからない。

😨 イノシシや野鳥はどうなるのか。一時的に町に降りてこないか。農作物に害を与えないか。今でもたいへんなのでどうなることか心配。

😨 再生可能エネルギーとは、大型の儲けを対象にしたものではなく、その町、その地方で地産地消で起こすものではないか。


《世話人》
青野眞樹子(上庄)稲月敏子(若葉台)岡伸子(西向)須藤啓二(菊美台)多田恵一(椿台)田中勇蔵(椣原)吉川住夫(緑ヶ丘)吉田景(椣原)









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