人のイライラは目の前の事ではない
もっと深い『潜在的不満』なのだ 。
他人の心は1割しか見えていない
色々な事件が起こるが、犯人が捕まってから分かることは、
犯行の原因はそんな事だっとのかとビックリする。
人の不満は、見た目に映る事は氷山の一角で、
水面に沈む不満を見極める事が肝心だ。
★一般的に「人の不満」は氷山と同じで、
見えているのは1割で、9割は見えていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/3d/6b5b0d4d329f2cb4ad97d92d6442c044.jpg?1739333924)
🔻その数多い不満の下側には……。
❇️「わかってほしい」「助けてほしい」
「愛してほしい」「かまってほしい」など、
承認を求めている。
不満から➡︎イライラになる
不満を持つ人達には、、、
自分のことを大切に扱ってもらいたいという欲求がある。
🪯 人のイライラは【認知のゆがみ】から起こる場合もある。
◆バーンズによる『認知のゆがみ』とは……?
認知の歪みとは、同じ出来事に遭遇した際に、
歪んだ捉え方をすることで、自分の気持ちが不安になったりイライラしたり、
ネガティブなものになる事を指す。
【認知の歪み10項目】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3e/2aeda127030cb2a8a780deeb6818a646.jpg?1739334007)
⑴ 白黒思考(オール・オア・ナッシング)
全ての物事を白か黒ではっきりさせなければ気が済まないことを言う、
ちょっとしたミスや失敗があると、全部がダメと考えてしまう。
⑵ 過剰な一般化
たった一度や二度起こったことでも、
それがいつもどんなシチュエーションにおいても起こるかのように
認識してしまうこと。
「いつも」「絶対」「すべて」「常に」「全く」「決して」という、
言葉をよく使う人によく見られる。
⑶ ポジティブ要素の否定(マイナス思考)
良いことがあっても良いと思えなかったり、
全て悪いほうへ考えてしまったりすること。
⑷ 結論への飛躍
根拠もなく、誰にも分からないような将来を決めつけてしまったり、
人のちょっとした言動で、その人の考えていることを決めつけてしまったりする。
⑸ フィルタリング
良いことをシャットアウトし、悪いことばかりを見てしまうこと。
⑹ 感情に基づいた判断
自分がそう感じるならば、
そのことが事実でなければならないという考え方をする。
⑺ 過剰な拡大解釈、縮小解釈
少し良くないことが起こると、連想できる最悪の事態まで結び付けたり、
大げさにものごとをとらえたりすること。
逆に、良かったことに関しては、別に大したことがないと感じてしまい、
良いことをシャットアウトし、悪いことばかりを見てしまうこと。
⑻ ラベリング、レッテル貼り
たった一度起きたことや一部の性質によって、
自分や他人にネガティブなレッテルを貼ってしまうこと。
「過剰な一般化」が極端に行き過ぎている状態とも言える。
⑼ 個人化と非難
自分に一見関係のないことであっても、自分の責任に結び付けること。
⑽ 「すべき」化
ものごとや出来事に対して、「~すべき」「~であるべきだ」と
いった理想像を持つ。
相手がそれをしてくれなかったときは、
イライラしたり失望したりすることになる。
【不満の格言・名言】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/9a/f04c0dff1c00159ca95ea7f19b0744e9.jpg?1739334034)
〜美輪明宏〜
・世の中は、不平不満の数を数えるのが上手な人ばかり、
目が見える。耳が聞こえる。幸せの数を数えてみれば、
どんなに自分が幸せか分かります。
〜ゲッターズ飯田〜
・人間の会話の6割が、愚痴や不満や文句、悪口、
4割の普通の会話を増やすだけでも幸せになれる。
〜下重暁子〜
・不平や不満は、自分以外の人に期待するから、
期待通りに行かなければ愚痴や欲求不満になる、
自分を信じるとは、自分に期待すること。
〜ジョセフ・マーフィー〜
・いつも不平・不満を口にしている人のところには、
似たような人間が寄ってきます。
〜佐々木常夫〜
・周囲を見ても、与えられた環境に不満を言って転職し、
上手くいった人はほとんどいない。
〜野村正樹〜
・凡人は不満を嘆き
賢人は不満に学び
達人は不満を活かす
そして偉人は不満をも楽しむ
〜フリードリヒ・ニーチェ〜
・思い込んでしまうと、ささいな変化が大きな苦しみとなる、
多くの悩みは、程度の差に気づかない人々の不平不満なのである。
〜ヘンリー・フォード〜
・粗探しをするな、改善策を見つけよ、不満など誰でも言える。
小さなことでイライラするのは、
人生全体の方向性が間違っているからである。
~ 加藤諦三 ~
#起業 #経営 #ビジネス #イライラ #潜在的不満